後場コメント No.2 川重、ワンプラ、ワコールHD、マツダ、シャノン、三井金

2024/06/20(木) 15:01
★12:44  川崎重工業-3日ぶり反落 地下シェルター用換気装置の実証開始
 川崎重工業<7012.T>が3日ぶり反落。同社は20日、開発を進めている民間防衛用地下シェルター内の空気環境を維持する換気装置について、2026年の市場投入を目標に初期プロトタイプ機を完成させ、2024年5月より実証試験を開始したと発表した。
 
 同社はプロトタイプ機を用いて基本機能を検証し、さらなる改良と必要な性能確認を行っているとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:49  ワンダープラネット-急騰 ゲームフリーク共同開発のスマホゲームをリリースへ
 ワンダープラネット<4199.T>が急騰。同社は20日、「ポケットモンスター」シリーズの企画・開発を手掛けるゲームフリーク(東京都千代田区)と共同開発したモバイル向けカジュアル海洋冒険譚RPG「パンドランド」について、6月24日より国内でリリースすると発表した。

 リリースに先立ち、本日よりApp Store、Google Playにて事前登録を開始するとしている。

★13:04  ワコールHD-大和が目標株価引き上げ 利益が計画を上回ったことはポジティブ
 ワコールホールディングス<3591.T>が続伸。大和証券では、利益が計画を上回ったことはポジティブも、新年度も事業減益が続く見通しでネガティブと判断。投資判断「3(Neutral)」を継続、目標株価を3700円→4300円と引き上げた。

 24.3期通期(IFRS)は営業損益が同60.1億円悪化の95.0億円の赤字となり、2Q時修正会社計画に対し営業利益は25.0億円の過達となった。大和では、利益が計画を上回ったことはポジティブも、新年度も事業減益が続く見通しでネガティブと指摘。
 大和予想を見直し(25.3期営業利益40億円)ており、足元のトップライン回復の遅れや販管費削減の計画以上の進ちょく、26.3期には、アセットライト化などで約400億円のキャッシュ創出(見込みで固定資産売却益200億円を予想)などを織り込んだとしている。

★13:04  マツダ-東海東京が目標株価引き下げ 営業利益横ばいや国内認証不正問題を反映
 マツダ<7261.T>が3日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、25.3期の営業利益横ばいや国内認証不正問題を反映。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を1800円→1450円に引き下げた。

 東海東京では、24.3期実績や25.3期会社計画、事業環境をふまえて業績予想を作成。目標株価は25.3期予想基準EV/EBITDA倍率にて、23.3期から24年6月18日までの下値平均1.4倍(前回22.3期から24年3月26日までの平均2.4倍)を適用した。国内認証不正問題も反映したとしている。

★13:06  シャノン-底堅い 「ZIKU」が神奈川県小田原市のイベントでプラットフォームに採用
 シャノン<3976.T>が底堅い。同社は20日12時、子会社のジクウが提供する「ZIKU」 が、神奈川県小田原市が2024年8月28日に開催する「小田原市メタバースオープンカンパニー2024」のプラットフォームに採用されたと発表した。
 
 メタバースでの開催にあたり、来場者がスムーズに登録・利用できる点、市職員が簡単かつ早期にメタバース空間を構築できる点などが評価され、採用に至ったとしている。

★13:15  三井金属-みずほが目標株価を引き上げ 会社計画比での上振れは概ね織り込まれている
 三井金属鉱業<5706.T>が軟調。みずほ証券は、会社計画比での上振れは概ね織り込まれていると指摘。投資判断は「中立」を継続、目標株価は4600円→5200円に引き上げた。

 25/3期営業利益は会社計画比で80億円上振れの430億円を予想しているが、現状の株価水準には概ね織り込まれていると判断している。なお、25/3期1Q(4-6月)営業利益は在庫要因の利益嵩上げ影響もあり、前年同期比で195億円改善の140億円を予想。当面は、「MicroThin」および銅箔の販売量(FPC、通信インフラ向け等)に注目している。


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