前場コメント No.3 JDSC、積水ハウス、サツドラHD、ヤオコー、アニコムHD、タツタ線
★9:02 JDSC-反落 通期営業益を下方修正 積極採用による人件費増が響く
JDSC<4418.T>が反落。同社は20日、24.6期通期の連結営業利益予想を従来の1.2億円から3000万円(前期比55.9%減)に下方修正すると発表した。
AIソリューション事業において、獲得競争が激しい職種の優秀な人材を積極採用したことなどにより、想定よりも人件費が増加したことが響いた。
JDSC<4418.T>が反落。同社は20日、24.6期通期の連結営業利益予想を従来の1.2億円から3000万円(前期比55.9%減)に下方修正すると発表した。
AIソリューション事業において、獲得競争が激しい職種の優秀な人材を積極採用したことなどにより、想定よりも人件費が増加したことが響いた。
★9:02 積水ハウス-大和が目標株価引き上げ 今後は米国金利低下などに注目
積水ハウス<1928.T>が3日ぶり反発。大和証券では、MDC買収が一段落、今後は米国金利低下などに注目とし、投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を3300円→3900円と引き上げた。
大和では、戸建住宅などの苦戦が続く印象の国内でも、請負型ビジネスの戸建住宅や建設・土木の受注改善に期待している。開発型ビジネスの仲介・不動産事業では宅地分譲が新たな成長事業として高い伸びを示している。また、戸建販売が順調な米国だが、賃貸住宅の売却環境は当面停滞が続くとみられている。今後、金利低下から物件売却環境が改善に向かう場合、新たなポジティブ要素になるとみている。
積水ハウス<1928.T>が3日ぶり反発。大和証券では、MDC買収が一段落、今後は米国金利低下などに注目とし、投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を3300円→3900円と引き上げた。
大和では、戸建住宅などの苦戦が続く印象の国内でも、請負型ビジネスの戸建住宅や建設・土木の受注改善に期待している。開発型ビジネスの仲介・不動産事業では宅地分譲が新たな成長事業として高い伸びを示している。また、戸建販売が順調な米国だが、賃貸住宅の売却環境は当面停滞が続くとみられている。今後、金利低下から物件売却環境が改善に向かう場合、新たなポジティブ要素になるとみている。
★9:03 サツドラHD-売り気配 今期営業益1%増見込むも保守的な業績見通しを嫌気
サツドラホールディングス<3544.T>が売り気配。同社は20日、25.5期通期の連結営業利益予想を14.0億円(前期比1.1%増)に、年間配当予想を10円(前期は10円)にすると発表した。
新規出店、プロセスセンター稼働による効率的な生鮮食品の取り扱いの拡大、ESLPの追求およびサツドラアプリを基軸としたデジタルマーケティングの推進などにより、中核事業のリテール事業の収益基盤を強化するという。
24.5期通期の連結営業利益は13.8億円(前の期比4.6倍)だった。
リテール事業において、ドラッグストアフォーマットでは人流回復や季節品が好調に推移し、インバウンドフォーマットでは訪日外国人観光客の需要を取り込んだ。また、新たに開設した調剤薬局の増収効果や、地域支援体制加算・後発医薬品調剤体制加算の強化などがあった調剤薬局も堅調だった。
なお、株価は保守的な今期見通しが嫌気され、売りが優勢となっている。
サツドラホールディングス<3544.T>が売り気配。同社は20日、25.5期通期の連結営業利益予想を14.0億円(前期比1.1%増)に、年間配当予想を10円(前期は10円)にすると発表した。
新規出店、プロセスセンター稼働による効率的な生鮮食品の取り扱いの拡大、ESLPの追求およびサツドラアプリを基軸としたデジタルマーケティングの推進などにより、中核事業のリテール事業の収益基盤を強化するという。
24.5期通期の連結営業利益は13.8億円(前の期比4.6倍)だった。
リテール事業において、ドラッグストアフォーマットでは人流回復や季節品が好調に推移し、インバウンドフォーマットでは訪日外国人観光客の需要を取り込んだ。また、新たに開設した調剤薬局の増収効果や、地域支援体制加算・後発医薬品調剤体制加算の強化などがあった調剤薬局も堅調だった。
なお、株価は保守的な今期見通しが嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:04 ヤオコー-大和が目標株価引き上げ 持続的成長に期待
ヤオコー<8279.T>が続伸。大和証券では、業界での競争優位性が際立つ。持続的成長に期待とし、投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を8500円→10500円と引き上げた。
大和では、顧客ニーズに柔軟に対応してきたことで既存店の競争力が高く、業界での優位性が際立っていると判断。引き続き、シェア拡大による持続的な利益成長に期待している。高い収益性とキャッシュフロー創出力、良好な財務体質を踏まえると株主還元強化の余地にも注目できるとしている。
ヤオコー<8279.T>が続伸。大和証券では、業界での競争優位性が際立つ。持続的成長に期待とし、投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を8500円→10500円と引き上げた。
大和では、顧客ニーズに柔軟に対応してきたことで既存店の競争力が高く、業界での優位性が際立っていると判断。引き続き、シェア拡大による持続的な利益成長に期待している。高い収益性とキャッシュフロー創出力、良好な財務体質を踏まえると株主還元強化の余地にも注目できるとしている。
★9:04 アニコムHD-続伸 5月度の正味収入保険料7.4%増
アニコム ホールディングス<8715.T>が続伸。同社は20日、5月度の正味収入保険料は49.3億円(前年同月比7.4%増)だったと発表した。保有契約件数は120万6083件(同7.1%増)となった。
アニコム ホールディングス<8715.T>が続伸。同社は20日、5月度の正味収入保険料は49.3億円(前年同月比7.4%増)だったと発表した。保有契約件数は120万6083件(同7.1%増)となった。
★9:04 タツタ電線-3日続落 JX金属が1株720円でTOB開始 21日から
タツタ電線<5809.T>が3日続落。ENEOSホールディングス<5020.T>傘下のJX金属は20日、同社に対するTOB(公開買い付け)を開始すると発表した。
買付期間は6月21日~7月19日。TOB価格は1株につき720円。買付予定数は3903万9916株。下限は1844万6882株。上限は設けない。TOB成立後は、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる予定。同社は同日、TOBについては賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨するとコメントした。
今回のTOBについては、中国競争法に基づく必要な手続きおよび対応などにより開始が遅れていた。なお、TOB価格が720円に据え置かれたことから株価は売りが出ている。
タツタ電線<5809.T>が3日続落。ENEOSホールディングス<5020.T>傘下のJX金属は20日、同社に対するTOB(公開買い付け)を開始すると発表した。
買付期間は6月21日~7月19日。TOB価格は1株につき720円。買付予定数は3903万9916株。下限は1844万6882株。上限は設けない。TOB成立後は、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる予定。同社は同日、TOBについては賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨するとコメントした。
今回のTOBについては、中国競争法に基づく必要な手続きおよび対応などにより開始が遅れていた。なお、TOB価格が720円に据え置かれたことから株価は売りが出ている。
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