後場コメント No.2 資生堂、coly、ヤマダHD、クレセゾン、メディカルシス、鹿島

2024/06/21(金) 15:00
★12:49  資生堂-5日ぶり反発 ファイントゥデイホールディングスの全保有株式譲渡
 資生堂<4911.T>が5日ぶり反発。同社は21日、持分法適用関連会社であるファイントゥデイホールディングス(以下、FTHD)の保有株式の全てを欧州のプライベートエクイティファンドCVC Capital Partnersに譲渡すると発表した。
 
 同社はパーソナル事業の譲渡以降、同事業の成長を支援するためにFTHDの株式を取得して合弁事業化し、CVCと協力して対象事業を運営してきたという。

 FTHDは自立経営体制の確立とともに順調に成長し、東京証券取引所への株式上場の準備に入ったため、当初の目的は果たせたことから、譲渡に至った。なお、譲渡実行は6月中を予定している。

★13:03  coly-後場急騰 「魔法使いの約束」中文版リリースに向けiSWEETYと提携
 coly<4175.T>が後場急騰。同社は21日13時、スマートフォン向けゲーム「魔法使いの約束」の中文版タイトル「魔法使的約束」をリリースに向けて、iSWEETY(台湾)とライセンス契約を締結したと発表した。今後の配信時期や配信地域などの詳細については、公式SNSで発表するとしている。

★13:06  ヤマダHD-SMBC日興が目標株価引き下げ 住建事業の立て直しを確認したい
 ヤマダホールディングス<9831.T>が続落。SMBC日興証券では、まずは住建事業の立て直しを確認したいとし、投資判断は「2(中立)」を継続、目標株価を500円→460円に引き下げた。

 同社のバリュエーションは同業他社比で低位に推移しているが、SMBC日興では「くらしまるごと」戦略による持続的な成長がまだ確認されていないためと考えている。立て直しに成功した際の株価上昇余地は大きいとみて、まずは利益の大半を創出するデンキセグメントの回復に期待しつつも、住建事業の回復を待つとしている。

★13:11  クレディセゾン-3日続落 外国籍の顧客をサポートする新ポータルサイト公開
 クレディセゾン<8253.T>が3日続落。同社は21日、今後増加が見込まれる外国人留学生や労働者など日本居住の外国籍の顧客をサポートするためのポータルサイト「SAISON JP Life Assist」を公開したと発表した。
 
 同サイトではライフステージに応じた「住まい」「生活基盤」「日々の暮らし」に関わる多様なサービスをラインアップしているという。現在日本語・英語に対応しており、対応言語は今後順次拡大予定だとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★13:26  メディカルシステム-続落 ドコモとAI活用の服薬フォローアップ実証事業を開始
 メディカルシステムネットワーク<4350.T>が続落。同社は21日、NTT<9432.T>傘下のNTTドコモと共同で、同社運営の「なの花薬局」においてドコモのヘルスケア推定AIを活用した服薬フォローアップを行う実証事業を開始すると発表した。

 実証では患者の睡眠時間や外出状況などの生活情報を定期的に収集し、ドコモのヘルスケア推定AIを活用して不眠など健康に関わるリスクを把握する。これにより患者の生活習慣や日常生活の変化に即した服薬フォローアップを実施することで、投薬後の症状の変化や薬の副作用の兆候、新たな疾患の早期発見につながるとしている。

★13:27  鹿島-反発 デジタルで森林づくりを総合支援するサービス提供開始
 鹿島<1812.T>が反発。同社は21日、森林内の自律飛行が可能なドローンを活用して取得した森林上空と森林内のデータを解析することで、森林を構成する樹種ごとのボリュームや樹々ごとの位置・樹高などを点群データ化し、評価する技術を開発したと発表した。
 
 森林内の自律飛行ドローンによるレーザー計測データの実利用は国内初とのこと。また、同技術を用いて、自治体や企業などの森林所有者が行う森林づくり計画の提案から森林経営、活用支援までをトータルにサポートするサービス「Forest Asset」の提供を開始したとしている。


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