前場コメント No.6 ファーマライズ、地域新聞、ＮＴＴＤＩＭ、第一生命、岡山製紙、サンリオ
★9:32 ファーマライズ－底堅い 今期最終黒字転換見込む 前期は計画下振れ
ファーマライズホールディングス<2796.T>が底堅い。同社は6月28日、25.5期通期の連結純損益予想を4000万円の黒字（前期は3.5億円の赤字）にすると発表した。
主力の調剤薬局事業においては、積極的にM&Aを推進してきたこと、およびグループの調剤薬局店舗数が300以上となったことに伴う技術料単価下落の影響や、昇給ならびに研修費用増加などの人的資本投資拡大などにより、増収減益を見込むとしている。
24.5期通期の連結純損益は3.5億円の赤字（前の期は3.3億円の黒字）だった。会社計画の2.6億円の赤字から下振れて着地した。
グループ会社において、今期の業績を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、税効果会計に係る繰延税金資産の一部を取り崩し、法人税等調整額（損）として計上したことが響いた。
ファーマライズホールディングス<2796.T>が底堅い。同社は6月28日、25.5期通期の連結純損益予想を4000万円の黒字（前期は3.5億円の赤字）にすると発表した。
主力の調剤薬局事業においては、積極的にM&Aを推進してきたこと、およびグループの調剤薬局店舗数が300以上となったことに伴う技術料単価下落の影響や、昇給ならびに研修費用増加などの人的資本投資拡大などにより、増収減益を見込むとしている。
24.5期通期の連結純損益は3.5億円の赤字（前の期は3.3億円の黒字）だった。会社計画の2.6億円の赤字から下振れて着地した。
グループ会社において、今期の業績を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、税効果会計に係る繰延税金資産の一部を取り崩し、法人税等調整額（損）として計上したことが響いた。
★9:33 地域新聞社－急落 3Q営業黒字転換も利益確定の売り
地域新聞社<2164.T>が急落。同社は6月28日、24.8期3Q（9-5月）の営業損益は6300円の黒字（前年同期は1800万円の赤字）だったと発表した。
コスト適正化効果により利益率が改善し、営業利益以下の黒字化を達成したとしている。
なお、直近は決算期待の買いが入っていたことから利益確定の売りが優勢となっている。
地域新聞社<2164.T>が急落。同社は6月28日、24.8期3Q（9-5月）の営業損益は6300円の黒字（前年同期は1800万円の赤字）だったと発表した。
コスト適正化効果により利益率が改善し、営業利益以下の黒字化を達成したとしている。
なお、直近は決算期待の買いが入っていたことから利益確定の売りが優勢となっている。
★9:34 ＮＴＴＤＩＭ－3日ぶり反発 業務プロセス改革特化の上流コンサルティング会社設立
ＮＴＴデータイントラマート<3850.T>が3日ぶり反発。同社は6月28日、業務プロセス改革に特化した上流コンサルティング会社として、ＢｉＸｉコンサルティング（以下ＢｉＸｉＣ）を2024年7月1日付で設立し、事業を拡充すると発表した。
ＢｉＸｉＣは、プロセスマイニングといった先進技術を活用した業務改善のファクトデータをもとに、「あるべき業務プロセス」と実現に至るまでの道筋・導入ステップを描きながら、実際にローコードツールなどを用いて自動化までを実施し、改善効果を検証できるところまでサポートするとしている。
ＮＴＴデータイントラマート<3850.T>が3日ぶり反発。同社は6月28日、業務プロセス改革に特化した上流コンサルティング会社として、ＢｉＸｉコンサルティング（以下ＢｉＸｉＣ）を2024年7月1日付で設立し、事業を拡充すると発表した。
ＢｉＸｉＣは、プロセスマイニングといった先進技術を活用した業務改善のファクトデータをもとに、「あるべき業務プロセス」と実現に至るまでの道筋・導入ステップを描きながら、実際にローコードツールなどを用いて自動化までを実施し、改善効果を検証できるところまでサポートするとしている。
★9:34 第一生命－大幅高 日米の長期金利上昇を材料視 国内は1.08％
第一生命ホールディングス<8750.T>が大幅高。日米の長期金利上昇が材料視されている。
寄り前に発表された6月の日銀短観では、大企業製造業の景況感がプラス13（前回3月調査はプラス11）と改善。市場予想のプラス12も上回った。景況感の改善を受けて早期利上げの観測が強まったとみられ、国内10年債利回りは1.08％（前日比+0.04％）に上昇している。
先週末は米国10年債利回りも上昇しており、日米の長期金利上昇を受けて金融株が買われている。ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>なども高い。
第一生命ホールディングス<8750.T>が大幅高。日米の長期金利上昇が材料視されている。
寄り前に発表された6月の日銀短観では、大企業製造業の景況感がプラス13（前回3月調査はプラス11）と改善。市場予想のプラス12も上回った。景況感の改善を受けて早期利上げの観測が強まったとみられ、国内10年債利回りは1.08％（前日比+0.04％）に上昇している。
先週末は米国10年債利回りも上昇しており、日米の長期金利上昇を受けて金融株が買われている。ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>なども高い。
★9:39 岡山製紙－大幅続落 前期営業益を上方修正も材料出尽くし
岡山製紙<3892.T>が大幅続落。同社は6月28日、24.5期通期の連結営業益予想を従来の15.0億円から16.5億円（前の期比2.7倍）に上方修正すると発表した。
前期に実施した製品価格改定の効果などが寄与した。
併せて24.5期の期末配当予想を9円から15円（前の期末は9円）に上方修正すると発表した。年間配当予想は24円（前の期は17円）となる。
なお同社の3Q累計（6-2月）連結営業益は14.3億円であり、通期の業績上振れは確実とみられていた。直近では本決算の発表（7月12日予定）を前に期待買いも入っていただけに、目先の材料出尽くしで売りに押されている。
岡山製紙<3892.T>が大幅続落。同社は6月28日、24.5期通期の連結営業益予想を従来の15.0億円から16.5億円（前の期比2.7倍）に上方修正すると発表した。
前期に実施した製品価格改定の効果などが寄与した。
併せて24.5期の期末配当予想を9円から15円（前の期末は9円）に上方修正すると発表した。年間配当予想は24円（前の期は17円）となる。
なお同社の3Q累計（6-2月）連結営業益は14.3億円であり、通期の業績上振れは確実とみられていた。直近では本決算の発表（7月12日予定）を前に期待買いも入っていただけに、目先の材料出尽くしで売りに押されている。
★9:41 サンリオ－9日続伸 ＣｌａＮ Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔに出資
サンリオ<8136.T>が9日続伸。同社は6月28日、同社とVTuberプロジェクトを共同運営しているＣｌａＮ Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ（東京都港区、以下ＣｌａＮ）へ、VTuberやメタバース領域における事業拡大とグローバル展開を見据え、同日に2.5億円の出資を行ったと発表した。
今回の出資により、英語圏を対象市場とするVTuber事業への参入に加え、同社の新たな顧客接点となるデジタルサービスを海外ユーザー向けに提供するための、タレント・インフルエンサーのアサインにおいて連携を図っていくという。
また将来的には、同社のIPビジネスの知見や、ＣｌａＮのコンテンツ制作の知見を活用し、VTuberを含めたクリエイターにとっての新たな表現の場を提供していくとしている。
サンリオ<8136.T>が9日続伸。同社は6月28日、同社とVTuberプロジェクトを共同運営しているＣｌａＮ Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ（東京都港区、以下ＣｌａＮ）へ、VTuberやメタバース領域における事業拡大とグローバル展開を見据え、同日に2.5億円の出資を行ったと発表した。
今回の出資により、英語圏を対象市場とするVTuber事業への参入に加え、同社の新たな顧客接点となるデジタルサービスを海外ユーザー向けに提供するための、タレント・インフルエンサーのアサインにおいて連携を図っていくという。
また将来的には、同社のIPビジネスの知見や、ＣｌａＮのコンテンツ制作の知見を活用し、VTuberを含めたクリエイターにとっての新たな表現の場を提供していくとしている。
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