後場コメント No.3 TDCソフト、ゼンショーHD、アズジェント、伊藤忠、イトーキ、カカクコム

2024/07/02(火) 15:02
★13:23  TDCソフト-3日ぶり反発 インフォマティカとパートナー契約締結
 TDCソフト<4687.T>が3日ぶり反発。同社は2日13時、インフォマティカ・ジャパン(東京都港区)と、AI搭載クラウドデータマネジメントプラットフォーム「Intelligent Data Management Cloud」の認定再販ゴールドパートナー契約を締結し、提供を開始したと発表した。
 
 インフォマティカのパートナー企業として、業界1位の技術者集団をめざし、案件開発に携わるだけでなく、社内トレーニングも積極的に行っていることなどの実績が評価され、今回の契約に至ったとしている。

★13:30  ゼンショーHD-大幅反発 6月度 すき家の既存店売上高9.7%増 全店は10.2%増
 ゼンショーホールディングス<7550.T>が大幅反発。同社は2日、6月度の牛丼チェーン「すき家」における既存店売上高は速報値で前年同月比9.7%増だったと発表した。全店は同10.2%増だった。

★13:34  アズジェント-ストップ高買い気配 サイバー攻撃相次ぐ ニッセイも被害
 アズジェント<4288.T>がストップ高買い気配。企業に対するサイバー攻撃が相次いでいることが手掛かり。

 KADOKAWAは2日、ランサムウェア攻撃を行ったとされる組織が同日に、保有する情報をさらに流出させたと主張していることを確認したと発表。また、日本生命保険も同日に、委託業者がランサムウェアによる被害を受けたことで個人情報が漏えいしたと発表している。

 サイバーセキュリティ対策への需要が高まるとの見方により、関連銘柄に買いが入っている。サイバーセキュリティクラウド<4493.T>、セキュアヴェイル<3042.T>、FFRIセキュリティ<3692.T>なども急騰している。


★13:38  伊藤忠商事-3日続伸 乾電池ブランド「Duracell」の日本市場における販売代理店契約締結
 伊藤忠商事<8001.T>が3日続伸。同社は2日、乾電池ブランド「Duracell(デュラセル)」の日本市場における展開について、Duracell(シンガポール)と販売代理店契約を締結したと発表した。
 
 今後は、子会社の伊藤忠リーテイルリンクを通じて、「Duracell」乾電池の日本市場への本格参入を進めるとしている。

★13:48  イトーキ-3日ぶり反発 自動認識技術開発のRFルーカスへ出資
 イトーキ<7972.T>が3日ぶり反発。同社は2日13時30分、RFIDのロケーションテックカンパニーであるRFルーカス(東京都渋谷区)へ出資したと発表した。
 
 RFルーカスは、電波を用いてICタグの情報を読み書きする自動認識技術「RFID」に独自の先進技術を掛け合わせることで、モノの所在とその移動の可視化に強みがあるという。オフィス家具のIoT化で、オフィスデータの収集を強化し、新サービスの開発へつなげるため、今回の出資に至ったとしている。

★13:54  カカクコム-SMBC日興が目標株価引き上げ 新体制となり中期成長率が高まるかに注目
 カカクコム<2371.T>が続落。SMBC日興証券では、新体制となり中期成長率が高まるかに注目。投資評価は「3(アンダーパフォーム)」を継続し、目標株価を1750円→2000円に引き上げた。

 SMBC日興では、構造問題懸念がすでに織り込まれた価格.comは減収幅が縮小、求人ボックスの高い増収率により短期的な営業増益率はYoY約10%を予想し、短期的な懸念は少ないとみている。一方、中期成長率への懸念はあり、将来の競争環境などの変化を見据えた新サービスや新機能の追加などのスピード、成長への貪欲さには欠けると指摘した。食べログが成長維持に向け進化できるか、競合が多く広告合戦になりがちな求人サイトの中での求人ボックスの差別化が強まるか、などに引き続き注目としている。


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