前場コメント No.9 第一興商、マンダラケ、タクマ、ウェルネット、ダイセル、セルシード

2024/07/01(月) 11:31
★10:25  第一興商-3日続伸 インドで介護人材育成=日経
 第一興商<7458.T>が3日続伸。1日付の日本経済新聞朝刊は、同社がインドの介護人材の育成でZenken<7371.T>と組むと報じた。
 
 記事によると、在留資格「特定技能」での来日をめざす人材を対象にした育成プログラム内で、カラオケ機能のついたレクリエーション機材の使い方を教えるという。Zenkenが現地の政府系教育機関と組んで提供する育成プログラムに9月ごろから組み込むとしている。

★10:33  まんだらけ-続伸 5月度の既存店売上高5%増
 まんだらけ<2652.T>が続伸。同社は6月28日、5月度の既存店売上高は12億9600万円(前年同月比5.1%増)だったと発表した。全店は13億3900万円(同8.5%増)となった。

★10:44  タクマ-野村が新規に「Buy」 老舗の覚醒
 タクマ<6013.T>が変わらず挟み続伸。野村証券では、老舗の覚醒と判断。レーティングを新規「1(Buy)」、目標株価を2600円でカバレッジを開始した。

 2000年にダイオキシン類対策特別措置法が施行され、この時期に一般廃棄物焼却施設には同法対応の更新需要が集中発生した。同時期に整備された施設は老朽化し近年更新需要が増大していることから、野村では同社のEPC(設計・調達・建設)案件獲得増加および好採算の長期運営保守契約の累積拡大を見込んでいる。
 情報開示強化や株主還元拡充期待に伴い昨年末来株価は上昇したが、今5月の通期決算時にコンセンサス未達の営業利益計画開示を受けて株価は大幅下落。ただ、野村では今期業績見通しは織込まれたとみている。企業価値に比して割安感が強まっていると考え、Buyでカバレッジを開始した。

★10:46  ウェルネット-続伸 「札幌生活応援プレミアム商品券」事業で同社システム活用
 ウェルネット<2428.T>が続伸。同社は1日10時30分、札幌プレミアム商品券実行委員会が2024年7月1日から利用を開始する「札幌生活応援プレミアム商品券」の購入において、同社の「支払いポータル」サイトが活用されると発表した。

 札幌プレミアム商品券実行委員会では、物価高騰の影響を受けている市民生活の支援および地域経済の活性化のため、「札幌生活応援プレミアム商品券」を発行してるという。

 参加店舗の負担軽減を目的として、参加店舗への換金業務において、同社の「送金サービス」も活用されるとしている。

★10:48  ダイセル-野村が目標株価引き上げ マテリアルで高水準の利益が継続
 ダイセル<4202.T>が小幅安。野村証券では、マテリアルで高水準の利益が継続と指摘。投資評価は「Neutral」を継続、目標株価は1650円→1730円に引き上げた。

 ドル建ての販売価格契約が多いアセテート・トウは円安もあり販売が堅調に推移し、25.3期もマテリアルは23.3期以前と比較して高水準の利益が継続すると予想。エンプラでは積極的な生産能力拡大、セイフティではコスト改善とシェア拡大に向けた施策を進めているという。製法転換など生産性改善についても独自の取り組みを実行しており、中期的な利益成長の見通しが高まるかを今後は確認したいとコメントしている。

★10:50  セルシード-ストップ高買い気配 移植用「軟骨再生シート」に関し米国で特許査定
 セルシード<7776.T>がストップ高買い気配。同社は6月28日、開発中の軟骨細胞シートに関して米国で特許査定を受けたと発表した。この特許は、東海大学(医学部医学科外科学系整形外科学)の佐藤正人教授と実施してきた同種軟骨細胞シートに関する共同研究の成果としている。


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