前場コメント No.6 力の源HD、JDSC、ユニネク、ステラケミファ、SOMPOHD、ブックオフGH

2024/07/05(金) 11:30
★9:31  力の源HD-3日ぶり反落 6月度の国内既存店売上高11%増 前月比では伸び率鈍化
 力の源ホールディングス<3561.T>が3日ぶり反落。同社は5日、6月度の国内既存店売上高は前年同月比11.2%増だったと発表した。前月比では1.0ポイント低下した。

★9:32  JDSC-反発 環境省採択の「再生可能エネルギー推進技術等の評価・実証事業」を共同推進
 JDSC<4418.T>が反発。同社は4日、東急不動産ホールディングス<3289.T>傘下の東急不動産ら4社で応募し、環境省から採択の通知を受けた「令和6年度ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの同時実現に向けた再生可能エネルギー推進技術等の評価・実証事業」を各社と共同で推進すると発表した。
 
 今回採択された事業は「自然を生かした解決法による、ネイチャーポジティブに資する再生可能エネルギー技術の実証事業」で、再エネ事業地の太陽光パネルの設置において、パネル下部の植生管理を適切に行うことで、植物の蒸散作用を生かしたパネル温度の低下や、施設周辺の自然生態系を豊かにする取り組みの導入拡大を目的としているという。

★9:33  ユニフォームネクスト-4日ぶり反落 6月度の売上高13%増 前月比では伸び率鈍化
 ユニフォームネクスト<3566.T>が4日ぶり反落。同社は4日、6月度の売上高は9億3400万円(前年同月比12.9%増)だったと発表した。5月度は9億円(同16.8%増)となった。

 平年並みの気温の高さとなったこと、梅雨入りが遅れ天候の良い日が多くなったことにより、春夏物の作業服やファン付き作業服の販売が売り上げをけん引した。新商品のファン付き作業服は天候の影響で入荷に遅れが発生し、一部出荷が翌月にずれ込んだとしている。
 
 なお、増収率が前月比で鈍化したことを受け、株価は売りが優勢となっている。

★9:39  ステラケミファ-東海東京が目標株価を引き上げ 半導体向けとエネルギーの回復と株主還元を評価
 ステラケミファ<4109.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、半導体向けとエネルギーの回復と株主還元を評価。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は3620円→5040円に引き上げた。

 東海東京では、25/3期の営業利益を前年比42.5%増の38.8億円と予想。半導体向け高純度フッ酸の売上高は前年比 12.3%増の206億円、エネルギーは同2.3倍の26億円と予想。高純度薬品事業の営業利益を同59.2%増の34.5億円と予想している。26/3期の営業利益を前年比22.2%増の47.4億円と予想している。株主還元強化策なども評価している。

★9:40  SOMPO-反落 公取委、損保4社に行政処分の方針と伝わる
 SOMPOホールディングス<8630.T>が反落。公正取引委員会が損保大手4社に行政処分を出す方針を固めたと伝わったことが嫌気されている。

 5日付の日本経済新聞朝刊によれば、損害保険会社が企業向け保険で事前に価格調整していた問題で、公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)を認定したという。東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の4社に処分案を通知したようだ。企業側の意見を聴いた上で最終決定する。としている。

 東京海上ホールディングス<8766.T>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>も安い。

★9:41  ブックオフ-3日ぶり反発 6月度の既存店売上高7.3%増
 ブックオフグループホールディングス<9278.T>が3日ぶり反発。同社は4日、6月度の国内直営既存店売上高は前年同月比7.3%増だったと発表した。全店は同8.9%増となった。

 アパレル、書籍、貴金属・時計・ブランドバッグ、家電・携帯電話などの売上高が前年を上回ったとしている。


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