後場コメント No.1 トヨタ、日製鋼、リコー、ピアズ、ＩＩＪ、ＯＴＳ
★12:30 トヨタ－丸三が目標株価引き下げ 為替前提を見直し
トヨタ自動車<7203.T>が反落。丸三証券では、為替前提の見直しを踏まえ、投資判断は「買い」を継続、目標株価を4000円→3600円へ引き下げた。
丸三では、北米でのHEVの旺盛な需要は継続しているとし、トヨタ・レクサスの販売台数予想は25.3期1040万台（前期比1％増）、26.3期1050万台（同1％増）、27.3期1060万台（同1％増）と前回予想を据え置いた。一方、25.3期について前回予想よりサプライヤーへの支援（仕入れ先基盤強化）の費用増加、丸三為替前提を1米ドル152円→148円、1ユーロ164円→161円へやや円高前提に変更。業績予想を下方修正するとともに、目標株価も引き下げたとしている。
トヨタ自動車<7203.T>が反落。丸三証券では、為替前提の見直しを踏まえ、投資判断は「買い」を継続、目標株価を4000円→3600円へ引き下げた。
丸三では、北米でのHEVの旺盛な需要は継続しているとし、トヨタ・レクサスの販売台数予想は25.3期1040万台（前期比1％増）、26.3期1050万台（同1％増）、27.3期1060万台（同1％増）と前回予想を据え置いた。一方、25.3期について前回予想よりサプライヤーへの支援（仕入れ先基盤強化）の費用増加、丸三為替前提を1米ドル152円→148円、1ユーロ164円→161円へやや円高前提に変更。業績予想を下方修正するとともに、目標株価も引き下げたとしている。
★12:31 日本製鋼所－岩井コスモが目標株価引き上げ 中期的成長性を評価
日本製鋼所<5631.T>が反落。岩井コスモ証券では、中期的成長性を評価。投資判断「A」を継続、目標株価を4800円→5100円と引き上げた。
同社の強みはプラスチック製造・加工の上流から下流までの各種機械を総合展開していること。高シェアを握るLiB用セパレータフィルム製造装置については、EV（電気自動車）市場が調整局面にあることから、今期の売上高は減少を見込むが、EV市場の中長期的な拡大が予想されるなか、同社は来期から緩やかな回復を見込む。
中期経営計画「JGP2028」では、財務目標について、29.3期の売上高3800億円、営業利益370億円、ROE10～11％を掲げている。岩井コスモでは同社の中期的成長性を評価し、投資判断「A」を継続、目標株価を引き上げた。
日本製鋼所<5631.T>が反落。岩井コスモ証券では、中期的成長性を評価。投資判断「A」を継続、目標株価を4800円→5100円と引き上げた。
同社の強みはプラスチック製造・加工の上流から下流までの各種機械を総合展開していること。高シェアを握るLiB用セパレータフィルム製造装置については、EV（電気自動車）市場が調整局面にあることから、今期の売上高は減少を見込むが、EV市場の中長期的な拡大が予想されるなか、同社は来期から緩やかな回復を見込む。
中期経営計画「JGP2028」では、財務目標について、29.3期の売上高3800億円、営業利益370億円、ROE10～11％を掲げている。岩井コスモでは同社の中期的成長性を評価し、投資判断「A」を継続、目標株価を引き上げた。
★12:31 リコー－底堅い 日英中3言語に対応した大規模言語モデルを開発
リコー<7752.T>が底堅い。同社は21日、企業ごとのカスタマイズを容易に行える700億パラメータの大規模言語モデル（LLM）を開発したと発表した。
製造業で特に重視される日本語・英語・中国語に対応したほか、顧客のニーズに合わせてオンプレミス・クラウドのどちらの環境でも導入することが可能。入力された文章を単語などの細かい単位に分割するトークナイザーの独自改良により、高速処理と省コストを実現し、環境負荷低減にも貢献するとしている。
リコー<7752.T>が底堅い。同社は21日、企業ごとのカスタマイズを容易に行える700億パラメータの大規模言語モデル（LLM）を開発したと発表した。
製造業で特に重視される日本語・英語・中国語に対応したほか、顧客のニーズに合わせてオンプレミス・クラウドのどちらの環境でも導入することが可能。入力された文章を単語などの細かい単位に分割するトークナイザーの独自改良により、高速処理と省コストを実現し、環境負荷低減にも貢献するとしている。
★12:33 ピアズ－底堅い ＴＩＧＥＲＥＹＥと生成AI領域で事業提携
ピアズ<7066.T>が底堅い。同社は21日12時、ＴＩＧＥＲＥＹＥ（東京都中央区）と生成AIを活用した対面サービス分野におけるサービスを共同開発すると発表した。
ＴＩＧＥＲＥＹＥは、リアルタイムクラウドのAIコンピュータビジョンプラットフォームを提供し、高度なAIアプリケーション技術を有しているという。同提携により、スカウティングおよびリクルーティング領域で必要なソリューション開発を行う予定で、AIボーディングのパッケージサービスの完成をめざすとしている。
ピアズ<7066.T>が底堅い。同社は21日12時、ＴＩＧＥＲＥＹＥ（東京都中央区）と生成AIを活用した対面サービス分野におけるサービスを共同開発すると発表した。
ＴＩＧＥＲＥＹＥは、リアルタイムクラウドのAIコンピュータビジョンプラットフォームを提供し、高度なAIアプリケーション技術を有しているという。同提携により、スカウティングおよびリクルーティング領域で必要なソリューション開発を行う予定で、AIボーディングのパッケージサービスの完成をめざすとしている。
★12:35 ＩＩＪ－野村が目標株価を引き上げ 26.3期以降の業績予想を上方修正
インターネットイニシアティブ<3774.T>が小幅安。野村証券では、26.3期以降の業績予想を上方修正。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は3020円→3030円に引き上げた。
会社では価格改定を含んだVMWareライセンス関連の25.3期の減益要因を約11億円としており、26.3期は価格改定により少なくとも約11億円の増益要因になると予想。なお、5年程度で更新される法人ネットワーク構築では、コロナ後はデータ閉域網とインターネット網を統合し、クラウドとオンプレミス環境に対応する複雑な構成が求められているという。22年後半から大型案件を連続して獲得しており、24年4～6月期も3件で計60億円（公共2件、私学1件）の案件を獲得した点に注目。今後は大型案件の構築が完了する毎に、継続収入の計上が始まることになるとし、野村では営業利益は25.3期の321億円から26.3期には393億円へ拡大すると予想している。
インターネットイニシアティブ<3774.T>が小幅安。野村証券では、26.3期以降の業績予想を上方修正。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は3020円→3030円に引き上げた。
会社では価格改定を含んだVMWareライセンス関連の25.3期の減益要因を約11億円としており、26.3期は価格改定により少なくとも約11億円の増益要因になると予想。なお、5年程度で更新される法人ネットワーク構築では、コロナ後はデータ閉域網とインターネット網を統合し、クラウドとオンプレミス環境に対応する複雑な構成が求められているという。22年後半から大型案件を連続して獲得しており、24年4～6月期も3件で計60億円（公共2件、私学1件）の案件を獲得した点に注目。今後は大型案件の構築が完了する毎に、継続収入の計上が始まることになるとし、野村では営業利益は25.3期の321億円から26.3期には393億円へ拡大すると予想している。
★12:35 オンコセラピー－もみ合い 脳腫瘍遺伝子検査に関する共同研究契約締結
オンコセラピー・サイエンス<4564.T>がもみ合い。同社は21日12時15分、連結子会社のＣａｎｃｅｒ Ｐｒｅｃｉｓｉｏｎ Ｍｅｄｉｃｉｎｅが、昭和大学およびＡｄｖａｎｃｅｄ Ｇｅｎｏｍｉｃｓ ＡＰＡＣ（台湾）と脳腫瘍遺伝子検査の確立をめざした共同研究契約を締結したと発表した。
同研究では、脳腫瘍で生じる遺伝子変異を患者ごとに次世代シーケンスにより網羅的に解析し、解析により得られた情報と、既に確立されている検査などによる情報とを対比検討することで、個々の患者の診断や治療に還元できる脳腫瘍の遺伝子検査の確立をめざすとしている。
オンコセラピー・サイエンス<4564.T>がもみ合い。同社は21日12時15分、連結子会社のＣａｎｃｅｒ Ｐｒｅｃｉｓｉｏｎ Ｍｅｄｉｃｉｎｅが、昭和大学およびＡｄｖａｎｃｅｄ Ｇｅｎｏｍｉｃｓ ＡＰＡＣ（台湾）と脳腫瘍遺伝子検査の確立をめざした共同研究契約を締結したと発表した。
同研究では、脳腫瘍で生じる遺伝子変異を患者ごとに次世代シーケンスにより網羅的に解析し、解析により得られた情報と、既に確立されている検査などによる情報とを対比検討することで、個々の患者の診断や治療に還元できる脳腫瘍の遺伝子検査の確立をめざすとしている。
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