後場コメント No.4 板硝子、デンカ、レンゴー、ピクセル

2024/08/22(木) 15:00
★14:20  日本板硝子-大和が目標株価引き下げ 株価反転には着実な収益改善を示す必要がある
 日本板硝子<5202.T>が続落。大和証券では、株価反転には着実な収益改善を示す必要があると指摘。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を490円→400円に引き下げた。

 大和では、25.3期1Q連結決算を踏まえて業績予想を下方修正した。中長期的な視点からソーラー用ガラスの成長期待はあるものの、欧州の景況感悪化が想定以上に業績に影を落としている状況と指摘。バリュエーションが切り上がるには、目先、ガラス事業の収益改善を進展させられるかが重要になるとみている。

★14:21  デンカ-反発 エボラウイルス抗原迅速診断キットのコンゴ国内での使用許可取得
 デンカ<4061.T>が反発。同社は22日、同社が北海道大学教授と共同開発したエボラウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ―Ebola」について、2024年6月21日付でコンゴでの国内使用許可が得られたと発表した。
 
 同キットのコンゴ国内における公式な使用許可取得は、同社製品の同国への正式な供給を可能とし、今後発生するエボラ出血熱患者の迅速診断を可能とすることにより、感染拡大防止につながる事が期待されるとしている。

★14:34  レンゴー-もみ合い 米国における重量物包装資材メーカーの持ち分取得
 レンゴー<3941.T>がもみ合い。同社は22日、香港連結子会社のトライウォールが重量物包装資材メーカーであるコンセプト・パッケージング(米国)の持ち分を25%取得したと発表した。

 コンセプト・パッケージングは主に自動車関連産業向けに段ボールなどの重量物包装資材の製造・販売を行っている。同社グループに加えることで、米国での重量物段ボールの生産能力を増強し、ネットワークを拡大するとしている。コンセプト・パッケージングの23.12期連結売上高は約240億円。

★14:36  ピクセル-ストップ高買い気配 生成AI向けに特化したコンテナ型データセンターソリューションの販売を開始
 ピクセルカンパニーズ<2743.T>がストップ高買い気配。同社は22日、生成AI利用への需要拡大に対応するため、GPUに特化したコンテナ型データセンターソリューションの販売を同日開始したと発表した。

 データセンター事業でパートナーシップを組むスーパーマイクロ、エヌビディアとの協業を通じ、企業や大学・研究機関など幅広いユーザー向けに展開する。販売当初の仕様では、「NVIDIA H100」を搭載する計画としている。


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