前場コメント No.6 パンパシＨＤ、三菱ＵＦＪ、シンカ、ＪＡＬ、タカラトミー、日産化
★9:23 パンパシＨＤ－大幅安 日経平均定期見直しで採用されず 事前予想では採用候補
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が大幅安。日本経済新聞社が4日、日経平均株価の構成銘柄の入れ替えを発表したことが材料。
野村総合研究所<4307.T>、良品計画<7453.T>を新規採用。一方、日本製紙<3863.T>、ＤＩＣ<4631.T>を除外した。同社は証券会社などの事前予想で、採用候補銘柄に上げられていたことから、期待剥落による売りが優勢となっている。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が大幅安。日本経済新聞社が4日、日経平均株価の構成銘柄の入れ替えを発表したことが材料。
野村総合研究所<4307.T>、良品計画<7453.T>を新規採用。一方、日本製紙<3863.T>、ＤＩＣ<4631.T>を除外した。同社は証券会社などの事前予想で、採用候補銘柄に上げられていたことから、期待剥落による売りが優勢となっている。
★9:23 三菱ＵＦＪ－続落 日米長期金利低下を嫌気 銀行・保険が安い
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が続落。日米の長期金利低下が嫌気されている。
前日の米国市場では、米10年債利回りが一時3.7515％前後まで低下。注目されていた7月米雇用動態調査（JOLTS）求人件数が市場予想を下回ったことで、景気後退への懸念から米国債の買いが強まった。本日の国内債券市場においても、10年債利回りは0.865％（前日比-0.02％）となっている。
金利低下による収益への懸念から銀行・保険株に売りが出ている。ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>、ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>なども安い。
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が続落。日米の長期金利低下が嫌気されている。
前日の米国市場では、米10年債利回りが一時3.7515％前後まで低下。注目されていた7月米雇用動態調査（JOLTS）求人件数が市場予想を下回ったことで、景気後退への懸念から米国債の買いが強まった。本日の国内債券市場においても、10年債利回りは0.865％（前日比-0.02％）となっている。
金利低下による収益への懸念から銀行・保険株に売りが出ている。ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>、ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>なども安い。
★9:24 シンカ－反発 賃貸仲介のハウスコム全店舗で「カイクラ」導入
シンカ<149A.T>が反発。同社は5日9時、ハウスコム<3275.T>の全店舗（202店舗）にコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を導入したと発表した。
「カイクラ」は、電話やメール、SMS、ビデオ通話などのコミュニケーション手段を一元管理し、顧客満足度の向上と業務効率化を実現する次世代型コミュニケーションプラットフォームだという。ハウスコムが社内システムと連携できる業務効率化ツールを探していたなか、複数店舗での「カイクラ」のトライアル導入を通じ、ハウスコムの全店舗で導入することを決定したとしている。
シンカ<149A.T>が反発。同社は5日9時、ハウスコム<3275.T>の全店舗（202店舗）にコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を導入したと発表した。
「カイクラ」は、電話やメール、SMS、ビデオ通話などのコミュニケーション手段を一元管理し、顧客満足度の向上と業務効率化を実現する次世代型コミュニケーションプラットフォームだという。ハウスコムが社内システムと連携できる業務効率化ツールを探していたなか、複数店舗での「カイクラ」のトライアル導入を通じ、ハウスコムの全店舗で導入することを決定したとしている。
★9:33 ＪＡＬ－反発 WTI原油70ドル割れる 空運に燃料コスト低下の期待
日本航空<9201.T>が反発。原油価格の下落が好感されている。
前日のニューヨーク原油先物相場は3日続落。WTI先物は10月限の終値が前営業日比1.14ドル安の1バレル＝69.20ドルとなった。中国の経済停滞や、ここ最近の米国の経済指標の弱さから、世界的な原油需要減退懸念の流れが払しょくできないことで上値が重かった。
原油価格の下落を受け、燃料コスト低下による業績改善期待から空運株に買いが入っている。ＡＮＡホールディングス<9202.T>も高い。
日本航空<9201.T>が反発。原油価格の下落が好感されている。
前日のニューヨーク原油先物相場は3日続落。WTI先物は10月限の終値が前営業日比1.14ドル安の1バレル＝69.20ドルとなった。中国の経済停滞や、ここ最近の米国の経済指標の弱さから、世界的な原油需要減退懸念の流れが払しょくできないことで上値が重かった。
原油価格の下落を受け、燃料コスト低下による業績改善期待から空運株に買いが入っている。ＡＮＡホールディングス<9202.T>も高い。
★9:34 タカラトミーー東海東京が目標株価を引き上げ ハイターゲット向け商品展開強化に注目
タカラトミー<7867.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ハイターゲット向け商品展開強化に注目 。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は3610円→3840円に引き上げた。
東海東京では、国内小売事業・カプセルトイ事業の好調持続や、「ベイブレード X」の海外販売好調、Q4からの「LORCANA」展開を想定し、25/3期営業利益予想を従来233億円→247億円に引き上げた。「ベイブレード X」やTCG売上拡大により中期的な利益成長確度は高いと考えるが、28/3期以降は、通常の「ベイブレード」サイクルに従えば、収益下降期に突入するとみている。その影響を最小限に留めるには、（1）デジタルマーケティング積極活用による「ベイブレード X」人気の長寿命化、（2）戦略商品の一翼として掲げるホビー商品の国内外での売上拡大が必須と考え、後者の商品展開や販売動向に注目している。
タカラトミー<7867.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ハイターゲット向け商品展開強化に注目 。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は3610円→3840円に引き上げた。
東海東京では、国内小売事業・カプセルトイ事業の好調持続や、「ベイブレード X」の海外販売好調、Q4からの「LORCANA」展開を想定し、25/3期営業利益予想を従来233億円→247億円に引き上げた。「ベイブレード X」やTCG売上拡大により中期的な利益成長確度は高いと考えるが、28/3期以降は、通常の「ベイブレード」サイクルに従えば、収益下降期に突入するとみている。その影響を最小限に留めるには、（1）デジタルマーケティング積極活用による「ベイブレード X」人気の長寿命化、（2）戦略商品の一翼として掲げるホビー商品の国内外での売上拡大が必須と考え、後者の商品展開や販売動向に注目している。
★9:38 日産化学－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 景況感に左右され難い成長に期待
日産化学<4021.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、景況感に左右され難い成長に期待。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6400円→6500円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/3期1Q営業利益は、半導体用リソグラフィー材料を主因に、会社計画及びコンセンサスを大幅に上回った点に注目。先端ロジック及び先端DRAM向けを中心に、リソグラフィー材料の需要増が追い風となっているという。上期決算では、通期会社計画が上方修正される可能性が高いとみている。2Qから前年同期比での増益基調へ回帰する中で、再評価される余地があると予想。農薬のパイプラインも充実しており、下期には新規除草剤ベルダーを上市予定。優れた研究開発力を背景に、景況感に左右され難い成長に期待できるとみている。
日産化学<4021.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、景況感に左右され難い成長に期待。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6400円→6500円に引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、決算及び取材を踏まえ、業績予想を更新。25/3期1Q営業利益は、半導体用リソグラフィー材料を主因に、会社計画及びコンセンサスを大幅に上回った点に注目。先端ロジック及び先端DRAM向けを中心に、リソグラフィー材料の需要増が追い風となっているという。上期決算では、通期会社計画が上方修正される可能性が高いとみている。2Qから前年同期比での増益基調へ回帰する中で、再評価される余地があると予想。農薬のパイプラインも充実しており、下期には新規除草剤ベルダーを上市予定。優れた研究開発力を背景に、景況感に左右され難い成長に期待できるとみている。
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