後場コメント No.1 大和証G、SBIリーシンク、さくら、JPX、マブチ、DWTI

2025/04/28(月) 15:31
★12:30  大和証券G-後場上げ幅拡大 前期最終益27%増 自社株買いも発表
 大和証券グループ本社<8601.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日11時30分、25.3期通期の連結純利益は1544億円(前の期比27.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1424億円。

 投資信託の受け入れ手数料増加や公募投資信託における資金純増、不動産物件売却益の計上や運用報酬の積み上げなどが寄与した。期末配当は28円に決定した。年間配当は56円となる。

 今期の配当予想は未定とするが、下限は44円となる。通期の連結業績予想は非開示とした。主たる事業である有価証券関連業の業績が、経済情勢や相場環境に大きな影響を受ける状況にあるためとしている。

 なお、株価は同時に発表した自社株買いも材料視されている。

★12:30  大和証券G-後場上げ幅拡大 5000万株・500億円を上限に自社株買い 割合は3.53%
 大和証券グループ本社<8601.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日11時30分、5000万株・500億円を上限とした自己株取得を行うと発表した。取得期間は2025年5月16日~26年3月24日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は3.53%となる。

★12:30  SBIリーシングサービス-後場買い気配 今期営業益22%増見込む 前期は27%増
 SBIリーシングサービス<5834.T>が後場買い気配。同社は4月28日11時30分に、26.3期通期の連結営業利益予想を82.0億円(前期比21.9%増)にすると発表した。

 JOLCO商品は十分な在庫水準を確保し投資家ニーズに応じた商品を提供、JOL商品は25.3期末において組成済みの商品を含めて拡販し、それぞれ販売金額の上積みをすることで、安定的かつ継続的な成長に向けて取り組むとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は67.3億円(前期比26.7%増)だった。JOLCO商品が、商品在庫の積み上げを行い、多様な商品を安定的に供給できる体制の構築に努め、期初計画を大きく上回る販売実績となったことが寄与した。

 併せて、従来予想100円としていた25.3期の期末配当を170円(前期は100円)に決定することも発表した。年間配当も同額となる。

★12:31  さくらインターネット-後場売り気配 今期営業益8%減見込む 前期は計画上振れ
 さくらインターネット<3778.T>が後場売り気配。同社は28日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を38.0億円(前期比8.3%減)に、年間配当予想を5円(前期は4円)にすると発表した。市場コンセンサスは51.0億円。

 GPUクラウドサービスとクラウドサービスの伸長により売り上げの成長を見込む。また、来期以降の大幅成長に向け、ヒト・モノ両面への積極投資を行うとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は41.5億円(前の期比4.7倍)だった。会社計画の34.0億円から上振れた。原価率が想定を下回ったことや、広告宣伝費用などの一部後倒しが寄与した。

★12:34  JPX-5日続伸 4000万株・200億円を上限に自社株買い 割合は3.8%
 日本取引所グループ<8697.T>が5日続伸。同社は28日12時、4000万株・200億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年4月30日~10月28日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.8%となる。

★12:34  JPX-5日続伸 今期最終益9%減見込むも自社株買いを好感
 日本取引所グループ<8697.T>が5日続伸。同社は28日12時、26.3期通期の連結純利益(IFRS)予想を555億円(前期比9.2%減)に、年間配当予想を43円にすると発表した。

 通期の1日平均売買代金・取引高について、株券などが5兆円、長期国債先物取引が5万単位、TOPIX先物取引が9万1000単位、日経平均株価先物取引が17万単位、および日経平均株価指数オプション取引が240億円であることを前提とした。

 25.3期通期の連結純利益は611億円(前の期比0.4%増)だった。取引関連収益において、現物の売買代金が前の期を上回り、取引料が増加したことなどが寄与した。
 
 なお株価は、同日発表された自社株買いが好感され、買いが優勢となっている。

★12:35  マブチモーター-後場上げ幅拡大 1Q営業益64%増 コスト改善など寄与
 マブチモーター<6592.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日12時30分、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は63.8億円(前年同期比63.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは46.4億円。

 モーター販売実績は、数量は前年同期比0.8%の増加、金額は前年同期比4.2%の増加だった。期初における1Q計画に対しては、数量は3.4%減少、金額は6.0%減少となった。利益については、コスト改善や為替レートが前年同期と比べ円安で推移したことなどが寄与した。

★12:36  DWTI-続伸 新たな眼疾患治療薬創出に向けた次世代製剤開発に関する共同研究開始
 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576.T>が続伸。同社は28日12時、東北大学多元物質科学研究所の笠井均教授と、新たな眼疾患治療薬の創出をめざし、次世代製剤開発に関する共同研究を開始したと発表した。

 同共同研究では、有機ナノ材料やナノ薬剤を専門とする笠井均教授と共に、眼疾患治療薬に適した次世代の製剤開発を行う。新たな製剤では、薬効の増強や眼内移行性を高めることなどを目的にするとした。


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