後場コメント No.4 シーティーエス、水戸証、ネクストウェア、日ギア、インテリックス、ガイシ

2025/04/28(月) 15:31
★13:27  CTS-後場下げ幅拡大 今期営業益7.2%増見込むも中計目標の引き下げを嫌気
 シーティーエス<4345.T>が後場下げ幅拡大。同社は28日13時、26.3期通期の連結営業利益予想を33.0億円(前期比7.2%増)に、年間配当予想を28円(前期は25円)にすると発表した。

 併せて、26.3期を最終年度とする中期経営計画における達成すべき経営目標を売上高は128億円(当初目標は140億円)、営業利益は33億円(同36億円)にそれぞれ引き下げると発表した。

 統合的なサービス体系として普及に努めている「サイトアシストパッケージ」について、開発の遅れによりリリースが遅れたこと、従来の現場向け営業に加えて本社・管理層などの従来とは異なる客層へのターゲット拡大と提案内容の変化などにより営業スキルの充実に時間を要したことなどから、進ちょくが当初想定していた水準を下回っていることを踏まえた。
 
 25.3期通期の連結営業利益は30.8億円(前の期比7.4%増)だった。

 なお株価は、中計目標の引き下げが嫌気され、売りが優勢となっている。

★13:30  水戸証券-後場急騰 前期最終益4%増 新中計策定、配当下限30円に
 水戸証券<8622.T>が後場急騰。同社は28日13時20分、25.3期通期の純利益は24.2億円(前の期比3.6%増)だったと発表した。

 受け入れ手数料の減少、トレーディング損益の悪化により営業減益となった。一方、人件費などの減少や投資有価証券売却益の計上などにより最終増益となった。26.3期の業績予想は非開示となる。

 併せて、第7次中期経営計画(26.3期~30.3期)を策定したことも発表した。最終年度の目標として、ROE8.0%以上、ストック収益による販管費カバー率50.0%以上、株式投資信託+水戸ファンドラップの合計残高7500億円以上をめざす。資本政策に関しては、中計期間の年間配当金の下限を30円とする。

★13:30  水戸証券-後場急騰 200万株・12億円を上限に自社株買い 割合は3.19%
 水戸証券<8622.T>が後場急騰。同社は28日13時20分、200万株・12億円を上限とした自己株取得を行うと発表した。取得期間は4月30日~9月22日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は3.19%となる。

★13:39  ネクストウェア-急騰 東京都立大が同社AI顔認識を用いた人流分析システム導入
 ネクストウェア<4814.T>が急騰。同社は28日13時30分、東京都立大学観光科学域が、同社のAI顔認識ソフトウェアによる人流分析システムを導入したと発表した。

 なお、株価は適時開示前から大幅に上昇している。

★13:39  日本ギア工業-後場急伸 前期営業益を上方修正 大型案件が寄与
 日本ギア工業<6356.T>が後場急伸。同社は28日13時30分、25.3期通期の営業利益予想を従来の16.4億円から20.5億円(前の期比3.7%減)に上方修正すると発表した。火力発電所・原子力発電所・石油ガス・上下水道向けの大型案件よる利益確保が寄与する。

★13:44  インテリックス-急騰 前期最終益を上方修正 増配も発表
 インテリックス<8940.T>が急騰。同社は25日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の12.3億円から15.2億円(前の期比3.7倍)に上方修正すると発表した。

 一棟収益物件の追加売却や積極的な収益物件の取得による賃貸収入の増加、ホテル事業の収益向上のほか、子会社の再生住宅パートナーの業容拡大が予想を上回って進ちょくしたことも踏まえた。

 併せて、25.3期の期末配当予想を17円から29円(うち創立30周年記念配7円、前の期末は10円)に上方修正すると発表した。年間配当は34円→46円(前の期は19円)となる。

★13:46  日本ガイシ-後場一時マイナス転換 今期営業益8%減見込む 前期は22%増
 日本ガイシ<5333.T>が後場一時マイナス転換。同社は28日13時40分、26.3期通期の連結営業利益予想を750億円(前期比7.7%減)に、年間配当予想を66円(前期は6円)にすると発表した。市場コンセンサスは819億円。

 自動車関連製品はおおむね前年程度の需要を見込むほか、AI向け半導体の需要継続により半導体製造装置用製品の需要も増加する見通し。一方、円高や関税政策影響を織り込んだため減益の見通し。想定為替レートは1米ドル135円、1ユーロ155円。

 25.3期通期の連結営業利益は812億円(前の期比22.4%増)だった。半導体製造装置用製品などの物量増加や為替円安によるプラス効果により増益となった。

 なお、発表後にマイナスとなる場面があったが、売り一巡後は再びプラス圏を回復している。


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