前場コメント No.5 シーイーシー、メタプラネット、TDK、くら寿司、萩原工業、第一三共

2024/09/10(火) 11:32
★9:14  シーイーシー-急落 上期営業益7.8%減 販管費増などが響く
 シーイーシー<9692.T>が急落。同社は9日、25.1期上期(2-7月)の連結営業利益は32.5億円(前年同期比7.8%減)だったと発表した。成長投資を含む販管費の増加および前年に計上した大型案件の反動減が響いた。

★9:14  メタプラネット-急騰 社長らが第11回新株予約権を行使へ 受領資金はビットコイン購入に充当
 メタプラネット<3350.T>が急騰。同社は9日、経営陣から第11回新株予約権を行使する旨の表明を受け取ったと発表した。

 行使者はサイモン・ゲロヴィッチ代表取締役社長を含む3名。各行使者の交付株式の保有方針は、長期保有であることを口頭で確認している。割当個数の合計54万個(総発行個数の2.97%)をすべて行使する。行使金額は2億9970万円。受領した資金はビットコインの購入に充当するとしている。

★9:14  TDK-大和が目標株価引き上げ 独自増益シナリオが豊富で今来期とも最高益更新へ
 TDK<6762.T>が6日続落。大和証券では、独自増益シナリオが豊富で今来期とも最高益更新と判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を6200円→10500円と引き上げた。

 大和では、25.3期は売上高2兆1800億円(YoY+3.6%)、営業利益2330億円(YoY+34.8%)と、過去最高営業利益の更新を予想。二次電池がシェアアップによる数量増と、新製品効果(シリコン負極製品や新型パッキング製品の構成比上昇)によるミックス改善でエナジー応用製品の利益が全体をけん引、磁気応用製品も構造改革効果とHDD市場の回復で大幅な赤字縮小となるとみている。また、26.3期は売上高2兆2970億円(YoY+5.4%)、営業利益2720億円(YoY+16.7%)と予想している。

★9:15  くら寿司 -続落 3Q累計経常黒字転換もコンセンサス下回る
 くら寿司<2695.T>が続落。同社は9日、24.10期3Q累計(11-7月)の連結経常損益は68.2億円の黒字(前年同期は1.7億円の赤字)だったと発表した。市場コンセンサスは69.6億円の黒字。

 日本セグメントにおいて、各種フェア、コラボ企画などの実施により、売上高は好調に推移し、売上高、経常利益ともに3Q累計期間としては、過去最高となったとしている。

 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。

★9:17  萩原工業-反落 3Q累計最終益56%減 前期の特別利益計上の反動が響く
 萩原工業<7856.T>が反落。同社は9日、24.10期3Q累計(11-7月)の連結純利益は12.6億円(前年同期比56.2%減)だったと発表した。

 前期に連結子会社の青島萩原工業有限公司が土地収用に伴い受領した収用補償金20億2200万円および同社の清算により発生した子会社清算益2億5000万円を特別利益に計上した反動が響いた。

★9:17  第一三共-大幅安 ダトポタマブ デルクステカン第3相臨床試験データで有意差認められず
 第一三共<4568.T>が大幅安。同社は10日、ダトポタマブ デルクステカンについて、非小細胞肺がん二次/三次治療を対象とした第3相臨床試験(TROPION-Lung01)および術前・術後薬物療法を対象とした第2相臨床試験(NeoCOAST-2)のデータを世界肺がん学会で発表した。

 同試験で主要評価項目の一つである全生存期間の中央値は、同剤投与群は12.9カ月、ドセタキセル投与群は11.8カ月となり、同剤投与群はドセタキセル投与群に対し改善傾向が認められたものの、統計学的に有意な改善は認められなかったとしている。


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