前場コメント No.1 ＱＰＳ研究、神戸物産、アストロスケール、ＡＮＹＣＯＬＯＲ、モイ、サムコ
★9:00 ＱＰＳ研究所－売り気配 小型衛星5号機で不具合 継続的なサービス運用に支障出る見込み
ＱＰＳ研究所<5595.T>が売り気配。同社は11日、2023年12月15日に打ち上げられた小型SAR衛星QPS-SAR5号機について、通信系に不具合が確認され、今後の継続的なサービス運用に支障が生じる見込みになったと発表した。
同社では、宇宙空間における放射線の影響を偶発的に受けた、電気系統の故障が発生原因と考えている。これを受け、同社は打ち上げ前の衛星に対する冗長性を付加するなどの改良や、軌道上における打ち上げ済の衛星に対する運用の改善を実施する。業績への影響は現在精査中としている。
ＱＰＳ研究所<5595.T>が売り気配。同社は11日、2023年12月15日に打ち上げられた小型SAR衛星QPS-SAR5号機について、通信系に不具合が確認され、今後の継続的なサービス運用に支障が生じる見込みになったと発表した。
同社では、宇宙空間における放射線の影響を偶発的に受けた、電気系統の故障が発生原因と考えている。これを受け、同社は打ち上げ前の衛星に対する冗長性を付加するなどの改良や、軌道上における打ち上げ済の衛星に対する運用の改善を実施する。業績への影響は現在精査中としている。
★9:00 神戸物産－売り気配 3Q累計経常益3.1％減 為替予約による評価損が響く
神戸物産<3038.T>が売り気配。同社は11日、24.10期3Q累計（11-7月）の連結経常利益は220億円（前年同期比3.1％減）だったと発表した。市場コンセンサスは277億円。売上高は3773億円（前年同期比11.4％増）だった。
新規出店と既存店への商品出荷が好調に推移したことにより増収となったものの、7月から円高に振れたことで、為替予約による評価損が大きく計上されたことが響いた。
神戸物産<3038.T>が売り気配。同社は11日、24.10期3Q累計（11-7月）の連結経常利益は220億円（前年同期比3.1％減）だったと発表した。市場コンセンサスは277億円。売上高は3773億円（前年同期比11.4％増）だった。
新規出店と既存店への商品出荷が好調に推移したことにより増収となったものの、7月から円高に振れたことで、為替予約による評価損が大きく計上されたことが響いた。
★9:01 アストロスケール－買い気配 英国宇宙庁からデブリ除去の契約獲得
アストロスケールホールディングス<186A.T>が買い気配。同社は11日、英国連結子会社であるＡｓｔｒｏｓｃａｌｅが、英国宇宙庁（ＵＫＳＡ）との間でCOSMICフェーズ2の契約を獲得したと発表した。
契約金額は195万英ポンド（税抜き約3億6000万円）。COSMIC（Cleaning Outer Space Mission through Innovative Capture）は、低軌道上に存在する運用を終了した英国の衛星2機の除去を行うデブリ（宇宙ごみ）除去プログラムとなる。この件の収益については、25.4期の通期連結業績予想に含めているとした。
アストロスケールホールディングス<186A.T>が買い気配。同社は11日、英国連結子会社であるＡｓｔｒｏｓｃａｌｅが、英国宇宙庁（ＵＫＳＡ）との間でCOSMICフェーズ2の契約を獲得したと発表した。
契約金額は195万英ポンド（税抜き約3億6000万円）。COSMIC（Cleaning Outer Space Mission through Innovative Capture）は、低軌道上に存在する運用を終了した英国の衛星2機の除去を行うデブリ（宇宙ごみ）除去プログラムとなる。この件の収益については、25.4期の通期連結業績予想に含めているとした。
★9:01 ＡＮＹＣＯＬＯＲ－急騰 1Q営業益33％減も配当実施を好感
ＡＮＹＣＯＬＯＲ<5032.T>が急騰。同社は11日、25.4期1Q（5-7月）の連結営業利益は27.2億円（前年同期比32.8％減）だったと発表した。市場コンセンサスは30.0億円。
前年度は1Qにおけるコマース施策の集中により1Q偏重の業績であったが、今期は四半期間のバランスを平準化したことを背景に、減収減益となったとしている。継続した人員採用や、一過性のプロモーション関連費用の増加も響いた。
併せて、配当方針を変更すると発表した。従来、株主還元は主として自己株式の取得で対応するとしていたが、創業者の持分比率が相応に高い中で自己株式のみで株主還元を行っていくことは株式の流動性が乏しくなる可能性が考えられるという。また、中長期的な企業価値の向上をめざした成長投資を引き続き行いつつも、継続的かつ安定的な利益創出が可能であることなどを総合的に勘案し、剰余金の配当を開始することが適切と判断したという。
変更に伴い、中間配当予想を32.5円、期末配当予想を32.5円にすると発表した。年間配当予想は65円となる。
なお株価は、配当の実施が好感され、買いが優勢となっている。
ＡＮＹＣＯＬＯＲ<5032.T>が急騰。同社は11日、25.4期1Q（5-7月）の連結営業利益は27.2億円（前年同期比32.8％減）だったと発表した。市場コンセンサスは30.0億円。
前年度は1Qにおけるコマース施策の集中により1Q偏重の業績であったが、今期は四半期間のバランスを平準化したことを背景に、減収減益となったとしている。継続した人員採用や、一過性のプロモーション関連費用の増加も響いた。
併せて、配当方針を変更すると発表した。従来、株主還元は主として自己株式の取得で対応するとしていたが、創業者の持分比率が相応に高い中で自己株式のみで株主還元を行っていくことは株式の流動性が乏しくなる可能性が考えられるという。また、中長期的な企業価値の向上をめざした成長投資を引き続き行いつつも、継続的かつ安定的な利益創出が可能であることなどを総合的に勘案し、剰余金の配当を開始することが適切と判断したという。
変更に伴い、中間配当予想を32.5円、期末配当予想を32.5円にすると発表した。年間配当予想は65円となる。
なお株価は、配当の実施が好感され、買いが優勢となっている。
★9:02 モイ－買い気配 通期営業益を上方修正 上期は21％増
モイ<5031.T>が買い気配。同社は11日、25.1期通期の連結営業利益予想を従来の7200万円から1億6500万円（前期比15.8％増）に上方修正すると発表した。
マーケティング費用の効率化が進みつつあることを踏まえた。
上期（2-7月）の連結営業利益は1億3200万円（前年同期比20.7％増）だった。広宣費と減価償却費の減少と、売上高に連動した売上総利益の増加が寄与した。
モイ<5031.T>が買い気配。同社は11日、25.1期通期の連結営業利益予想を従来の7200万円から1億6500万円（前期比15.8％増）に上方修正すると発表した。
マーケティング費用の効率化が進みつつあることを踏まえた。
上期（2-7月）の連結営業利益は1億3200万円（前年同期比20.7％増）だった。広宣費と減価償却費の減少と、売上高に連動した売上総利益の増加が寄与した。
★9:02 サムコ－買い気配 今期営業益10％増見込む 前期は8.5％増
サムコ<6387.T>が買い気配。同社は11日、25.7期通期の営業利益予想を22.2億円（前期比10.1％増）に、年間配当予想を45円（前期は45円）にすると発表した。
化合物半導体分野では通信用・顔認証用・車載用の半導体レーザーやパワーデバイス用途、シリコン半導体分野では欠陥解析用途、電子部品分野では高周波フィルター用途などでの受注を見込む。想定為替レートは1米ドル＝140円。
24.7期通期の営業利益は20.2億円（前の期比8.5％増）だった。化合物半導体分野で、半導体レーザーや高周波デバイスの加工用途での販売が好調だったことなどが寄与した。
サムコ<6387.T>が買い気配。同社は11日、25.7期通期の営業利益予想を22.2億円（前期比10.1％増）に、年間配当予想を45円（前期は45円）にすると発表した。
化合物半導体分野では通信用・顔認証用・車載用の半導体レーザーやパワーデバイス用途、シリコン半導体分野では欠陥解析用途、電子部品分野では高周波フィルター用途などでの受注を見込む。想定為替レートは1米ドル＝140円。
24.7期通期の営業利益は20.2億円（前の期比8.5％増）だった。化合物半導体分野で、半導体レーザーや高周波デバイスの加工用途での販売が好調だったことなどが寄与した。
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