前場コメント No.6 サツドラＨＤ、栗田工、住友重、不動テトラ、関電工、ワカモト
★9:18 サツドラＨＤ－続落 1Q営業益1.4％増もリテール事業の減益を嫌気
サツドラホールディングス<3544.T>が続落。同社は20日、25.5期1Q（5-8月）の連結営業利益は2.3億円（前年同期比1.4％増）だったと発表した。
主力のリテール事業は賃金のベースアップや新紙幣対応のためのレジ改修などによるコスト増で減益となったものの、北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業などのその他事業は増益となった。
なお株価は、リテール事業での減益が嫌気され、売りが優勢となっている。
サツドラホールディングス<3544.T>が続落。同社は20日、25.5期1Q（5-8月）の連結営業利益は2.3億円（前年同期比1.4％増）だったと発表した。
主力のリテール事業は賃金のベースアップや新紙幣対応のためのレジ改修などによるコスト増で減益となったものの、北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業などのその他事業は増益となった。
なお株価は、リテール事業での減益が嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:22 栗田工業－ＳＭＢＣ日興が投資評価を引き上げ 一般水処理の利益率が向上し、再評価への準備が整う
栗田工業<6370.T>が大幅続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、一般水処理の利益率が向上し、再評価への準備が整うと指摘。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は7000円→8200円に引き上げた。
25/3期1Qで堅調な業績だったが電子市場の装置事業における受注高の進捗率が低く株価は調整したと指摘。一方、（1）通期受注高計画を達成できると予想すること、（2）課題の一般水処理市場の事業利益率は1Qで期初計画以上に改善しており26/3期も改善が可能なこと、（3）注目度が高い電子市場の需要が26/3期本格回復し全体として最高益更新を予想すること、の3点で足元の株価下落は投資機会とみている。シクリカル銘柄の業績不透明感が強い中、ディフェンシブ性が高い点も評価できるとした。
栗田工業<6370.T>が大幅続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、一般水処理の利益率が向上し、再評価への準備が整うと指摘。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は7000円→8200円に引き上げた。
25/3期1Qで堅調な業績だったが電子市場の装置事業における受注高の進捗率が低く株価は調整したと指摘。一方、（1）通期受注高計画を達成できると予想すること、（2）課題の一般水処理市場の事業利益率は1Qで期初計画以上に改善しており26/3期も改善が可能なこと、（3）注目度が高い電子市場の需要が26/3期本格回復し全体として最高益更新を予想すること、の3点で足元の株価下落は投資機会とみている。シクリカル銘柄の業績不透明感が強い中、ディフェンシブ性が高い点も評価できるとした。
★9:26 住友重機械工業－ＳＭＢＣ日興が投資評価を引き下げ 各事業の収益性改善が急務
住友重機械工業<6302.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、25/12期半導体分野は回復も、各事業の収益性改善が急務と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」に引き下げ、目標株価は5600円→3400円に引き下げた。
24/12期2Q時点で油圧ショベルや変減速機需要の悪化で通期営業利益会社計画を700億円→650億円に下方修正した点に言及。しかしながら、新計画はメカトロニクス事業を中心に下期に欧州で需要が回復する前提であり、足元の欧州経済悪化を踏まえれば新計画の達成ハードルは高いとみている。25/12期に向けて半導体分野は需要回復を予想も、それ以上にメカトロニクス事業など主力事業の収益性低迷が株式市場における焦点とみており、短期的に予断を許さない状況が続くと考えている。
住友重機械工業<6302.T>が小幅安。ＳＭＢＣ日興証券では、25/12期半導体分野は回復も、各事業の収益性改善が急務と指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」に引き下げ、目標株価は5600円→3400円に引き下げた。
24/12期2Q時点で油圧ショベルや変減速機需要の悪化で通期営業利益会社計画を700億円→650億円に下方修正した点に言及。しかしながら、新計画はメカトロニクス事業を中心に下期に欧州で需要が回復する前提であり、足元の欧州経済悪化を踏まえれば新計画の達成ハードルは高いとみている。25/12期に向けて半導体分野は需要回復を予想も、それ以上にメカトロニクス事業など主力事業の収益性低迷が株式市場における焦点とみており、短期的に予断を許さない状況が続くと考えている。
★9:28 不動テトラ－大幅高 伊豆諸島と小笠原諸島への津波注意報を材料視か
不動テトラ<1813.T>が大幅高。24日8時20分に、伊豆諸島と小笠原諸島へ津波注意報が発表されたことが材料視されているもよう。
一部報道によれば、8時14分ごろに鳥島近海を震源とする地震が発生し、震源の深さは約10キロメートル、地震の規模（マグニチュード）は5.9と推定されるとしている。同社は消波ブロックなどを提供しており、災害対策の関連銘柄として買いが入っているようだ。
不動テトラ<1813.T>が大幅高。24日8時20分に、伊豆諸島と小笠原諸島へ津波注意報が発表されたことが材料視されているもよう。
一部報道によれば、8時14分ごろに鳥島近海を震源とする地震が発生し、震源の深さは約10キロメートル、地震の規模（マグニチュード）は5.9と推定されるとしている。同社は消波ブロックなどを提供しており、災害対策の関連銘柄として買いが入っているようだ。
★9:30 関電工－ＭＳＭＵＦＧが目標株価を引き上げ 業績拡大を十分織り込んでおらず割安
関電工<1942.T>が反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、業績拡大を十分織り込んでおらず割安と指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を2350円から2650円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、屋内線、配電線の事業環境良好を背景に、営業利益は25/3期以降、連続過去最高益更新を予想、株価は今後の業績拡大を十分織り込んでおらず割安感のある水準とみている。2Q受注の開示は無いが、会社によると屋内線の受注環境は良好な状況が継続。需給逼迫を背景に堅調な受注時採算が継続しているとみている。
関電工<1942.T>が反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、業績拡大を十分織り込んでおらず割安と指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を2350円から2650円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、屋内線、配電線の事業環境良好を背景に、営業利益は25/3期以降、連続過去最高益更新を予想、株価は今後の業績拡大を十分織り込んでおらず割安感のある水準とみている。2Q受注の開示は無いが、会社によると屋内線の受注環境は良好な状況が継続。需給逼迫を背景に堅調な受注時採算が継続しているとみている。
★9:32 わかもと製薬－ストップ高 多焦点眼内レンズの製造販売承認を取得
わかもと製薬<4512.T>がストップ高。同社は20日、19日付で厚生労働省より眼内レンズ（販売名：アクリバトリノバ Pro）の製造販売承認を取得したと発表した。
アクリバトリノバ Proは、ＶＳＹ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ（ドイツ）が製造する多焦点（3焦点）を有する眼内レンズで、多焦点眼内レンズで課題となっているハローやグレアの軽減が期待できるといわれる。現在、販売に向けた準備に取り組んでおり、開始時期などについては準備が整い次第改めて知らせるとしている。
わかもと製薬<4512.T>がストップ高。同社は20日、19日付で厚生労働省より眼内レンズ（販売名：アクリバトリノバ Pro）の製造販売承認を取得したと発表した。
アクリバトリノバ Proは、ＶＳＹ Ｂｉｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ（ドイツ）が製造する多焦点（3焦点）を有する眼内レンズで、多焦点眼内レンズで課題となっているハローやグレアの軽減が期待できるといわれる。現在、販売に向けた準備に取り組んでおり、開始時期などについては準備が整い次第改めて知らせるとしている。
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