後場コメント No.2 リンテック、アイシン、双日、FRONTEO、マーケットエンタ、スズキ

2024/09/24(火) 15:01
★12:57  リンテック-丸三が目標株価引き下げ 半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮
 リンテック<7966.T>が続伸。丸三証券では、業績予想の見直しと半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を4300円→4000円に引き下げた。

 丸三では、1Qの好調な進ちょくと半導体関連テープやHBM(広帯域メモリー)向けラミネーターの旺盛な需要を考慮し、電子・光学関連セグメントを中心に前回より上方へ修正した。生成AIデータセンター投資拡大によりHBM向けラミネーターの1Q売上高が伸びたとみている。足元の強い引き合い状況を考慮すると、同製品の会社計画売上高(通期)70億円を超過すると予想している。一方、半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮し、目標株価は26.3期予想EPSの約16倍(従来は約18倍)とした。

★13:09  アイシン-4日続伸 自社技術活用したメンタルヘルス対策支援サービスの社内実証実験開始
 アイシン<7259.T>が4日続伸。同社は24日12時50分、皮膚ガスによる蓄積ストレス検知技術とメンタルヘルスケアを組み合わせた、メンタルヘルス対策支援サービスの社内実証実験を開始したと発表した。
 
 同実証実験では、アジア最大のメンタルヘルスケアスタートアップ企業であるIntellect Companyを母体とするIntellect Japanのデジタルメンタルヘルス技術と、同社が開発した蓄積ストレス検知技術を組み合わせることで、より効果的なストレス管理をめざすとしている。

★13:15  双日-4日続伸 韓国キアが開発するEVバン 26年国内販売へ
 双日<2768.T>が4日続伸。同社は24日、キア コーポレーション(韓国)が開発しているEV(電気自動車)バンのラインアップ「Platform Beyond Vehicle」について、両社で日本国内における販売総代理店契約を締結したと発表した。

 同ラインアップはプラットフォームを採用したことで、ユーザーの用途に応じて商品仕様を設定できることが特徴。2026年春ごろに全国で販売を開始する予定としている。

★13:31  FRONTEO-東海東京が目標株価引き上げ 25.3期は業績改善を予想
 FRONTEO<2158.T>が3日続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、リーガルテックAI事業が回復、25.3期は業績が改善と予想。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を580円→720円に引き上げた。

 同社の25.3期1Qは、AIソリューション事業が期初会社計画通に進ちょくし増収増益。リーガルテックAI事業は、全社的なコスト構造の改善効果及び前年に実施したのれんなどの減損による償却のはく落により増益となった。東海東京では、1Qの想定以上の業績改善やコスト構造改革の成果を踏まえて業績予想を一部修正。25.3期は業績改善を見込み、目標株価も引き上げたとしている。

★13:39  マーケットエンタープライズ-反発 熊本県山鹿市と不要品リユース事業で連携開始
 マーケットエンタープライズ<3135.T>が反発。同社は24日13時、熊本県山鹿市と同日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、熊本県初となる連携を開始すると発表した。
 
 同社が運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、山鹿市の廃棄物削減と循環型社会の形成をめざすとしている。

★13:48  スズキ-4日続伸 パキスタンでバイオガスの共同研究・開発に関する覚書締結
 スズキ<7269.T>が4日続伸。同社は20日、パキスタン子会社のパックスズキモーターが、パキスタンのファイサラバード農業大学(以下、UAF)とバイオガスの共同研究・開発に関する覚書を締結したと発表した。
 
 今回の覚書における取り組みは、バイオガスの技術と有機肥料の共同研究・開発、およびプロジェクトの商業可能性の検討、資源・情報の交流、先行研究などが含まれるという。両者は今後、パキスタンの社会経済の発展およびカーボンニュートラルの達成に向けて協力して取り組んでいくとしている。


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