後場コメント No.2 アークランズ、リヒトラブ、ピーバン、アソインター、サンクゼール、フェリシモ

2024/10/07(月) 15:00
★12:55  アークランズ-反落 上期最終益10%減 前年同期の固定資産売却益計上の反動響く
 アークランズ<9842.T>が反落。同社は4日、25.2期上期(3-8月)の連結純利益は62.8億円(前年同期比10.4%減)だったと発表した。主力の小売事業が堅調で営業増益となったものの、前年同期に特別利益において固定資産売却益を計上していた反動や、特別損失において店舗閉鎖損失が増加したことなどにより、最終減益で着地した。

★13:00  リヒトラブ-3日ぶり反発 上期営業黒字転換 価格改定などが寄与
 リヒトラブ<7975.T>が3日ぶり反発。同社は4日、25.2期上期(3-8月)の連結営業損益は6300万円の黒字(前年同期は1億0500万円の赤字)だったと発表した。製品の価格改定効果や生産コストの軽減などに努めたことが寄与した。

★13:05  ピーバンドットコム-続伸 「データシートちゃん」にピン数カウント機能追加
 ピーバンドットコム<3559.T>が続伸。同社は7日13時、電子部品の型番を入力するだけで、データシートのURLを自動取得するサービス「データシートちゃん」に、新たにピン数カウント機能を追加したと発表した。
 
 同機能により、同社の設計サービスを利用する際、電子部品のピン数を手動で数える手間を大幅に削減し、製品開発の効率をさらに向上させることが可能になるとしている。

★13:11  アソインターナショナル-後場上げ幅拡大 3Dプリンター製造の米ラックスクレオと基本合意
 アソインターナショナル<9340.T>が後場上げ幅拡大。同社は7日13時、連結子会社のフォレスタデント・ジャパンが、3Dプリンター製造やソフトウェア開発などを手がけるラックスクレオ(米国)と日本におけるMAH(製造販売業者)契約締結に向けて基本合意すると発表した。

 ラックスクレオは主に工業、医療・歯科分野向けの先進的なソリューションを手がけており、アライナー(マウスピース状の装置)を製造する歯科医院向けに3Dプリンターを提供している。ラックスクレオの製品は、歯型模型製造やPET素材の圧着、トリミングなどの工程がなく、歯科技工士の労力減少、費用の削減、リードタイムの短縮が見込まれるとしている。

★13:26  サンクゼール-3日続落 米国でフルーツジャムなどの加工食品販売事業を譲り受け
 サンクゼール<2937.T>が3日続落。同社は7日13時、米国子会社のSt.Cousairが、Bonnie’s Enterprises(マサチューセッツ州)の加工食品販売事業を譲り受けると発表した。

 米子会社では販売機能だけでなく、商品開発機能や自社工場を有しており、米国工場で製造した製品や日本から輸入した商品を自社ブランド「Kuze Fuku & Sons」の商品として、全米各地のスーパーマーケットなどで販売している。今回、Bonnie’s Enterprisesが行うフルーツジャムやゼリーなどの加工食品販売事業を取得することで、強固な事業ポートフォリオを構築する。譲り受け価額は4億1193万6000円。同事業の23.12期売上高は3億8229万8000円としている。

 なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。

★13:33  フェリシモ-反落 上期営業赤字縮小も赤字継続を嫌気
 フェリシモ<3396.T>が反落。同社は4日、25.2期上期(3-8月)の連結営業損益は1500万円の赤字(前年同期は1億1600万円の赤字)だったと発表した。

 広告費用や物流関連費用が逓減したことで、前年同期比で営業赤字額は縮小した。なお、同社は9月27日に上期見通しの下方修正を発表済み。着地に関しては織り込み済みであったが、赤字継続で反転の材料に乏しい中、売りが優勢となっている。


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