前場コメント No.7 酉島製、パンパシHD、オンデック、アルテック、山岡家、NTT

2024/10/11(金) 11:30
★9:50  酉島製作所-急騰 ポンプ 脱炭素で新市場=日経
 酉島製作所<6363.T>が急騰。11日付の日本経済新聞朝刊は、産業用ポンプのビジネスが活況に沸いていると報じた。再生可能エネルギーの活用など脱炭素に向けた社会の変化を受け、新たな需要が生じているという。酉島製作所<6363.T>には北アフリカからの受注が相次ぎ、帝国電機製作所<6333.T>は液化アンモニアなど新燃料に強いポンプの生産を加速しているという。
 
 記事によると、世界のポンプ市場は30年に1065億ドル(15兆7000億円)と22年から36%増える見通しだという。上下水道施設や石油化学プラントなどが産業用ポンプの主戦場だが、今後は新エネルギーに対応したポンプの需要も伸びるとしている。 
 
 帝国電機製作所も高い。

★9:54  パンパシHD-大幅反発 9月度の既存店売上高4.6%増 残暑長引き夏物が好調
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が大幅反発。同社は10日、9月度の国内リテール事業における既存店売上高は速報値で前年同月比4.6%増だったと発表した。

 食品は、前月の防災需要のまとめ買い、前年の大規模値上げに備えた駆け込みなど一過性要因の影響を受けた。一方、残暑が長引いたことに伴い、夏の季節商品や行楽用品が好調に推移したとしている。

★9:57  オンデック-3日ぶり反落 3Q累計営業黒字転換も6-8月の赤字を嫌気
 オンデック<7360.T>が3日ぶり反落。同社は10日、24.11期3Q累計(12-8月)の営業損益は2600万円の黒字(前年同期は2億2300万円の赤字)だったと発表した。成約件数が20件(前期16件)と増加したことに加えて、複数の大型案件の成約により平均報酬単価が上昇したことで大幅増収となったことなどが寄与した。

 なお、四半期で見ると、2Q(3-5月)は2700万円の営業黒字であったのに対して、3Q(6-8月)は3600万円の赤字となっている。直近3カ月の業績が営業赤字となっていることが嫌気され、売りが優勢となっている。

★10:02  アルテック-大幅に3日続落 3Q累計営業赤字拡大 プリフォーム事業の初期投資負担などが響く
 アルテック<9972.T>が大幅に3日続落。同社は10日、24.11期3Q累計(12-8月)の連結営業損益は1億9100万円の赤字(前年同期は2100万円の赤字)だったと発表した。

 プリフォーム事業において、一部の飲料用プリフォーム製造工場において歩留まりの改善を目的に生産設備のオーバーホールを実施したことや、再生ペレット・再生フレーク製造事業が立ち上げ段階にあり、中長期的な成長をめざして設備投資などの初期投資負担が一時的に大きくなっていることなどが響いた。

★10:04  丸千代山岡家-急騰 9月度の既存店売上高30%増
 丸千代山岡家<3399.T>が急騰。同社は10日、9月度の既存店売上高は速報値で前年同月比30.3%増だったと発表した。9月は3連休が複数回あり、さらに8月からの好調を維持できたことなどから、引き続き順調な推移だったとしている。

★10:09  NTT-もみ合い ドコモ、基地局を富士通から海外製に 競争力強化へ1000億円=日経
 NTT<9432.T>がもみ合い。11日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下のNTTドコモが携帯電話基地局の調達戦略を見直すと報じた。
 
 記事によれば、高速通信規格「5G」で先行する海外製を増やし、富士通<6702.T>製と置き換えるという。2025年度までの2年で計1000億円規模を充てるようだ。国産機器を優先する方針からオープンな調達先開拓に転換し、課題の通信品質の改善につなげるとしている。


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