前場コメント No.5  メタプラネット、リックソフト、栗田工、オルガノ、PRTIMES、チームスピリト

2024/10/15(火) 11:30
★9:15  メタプラネット-買い気配 ビットコインを10億円追加購入
 メタプラネット<3350.T>が買い気配。同社は15日9時10分に、総額10億円の暗号資産ビットコインを追加購入したと発表した。今回の平均購入価格は1ビットコインあたり934万7891円。合計の保有枚数は855.478ビットコインとなる。合計の平均購入価格は931万0061円で、購入総額は79億6500万円としている。

★9:19  リックソフト-売り気配 上期営業益24%減 ライセンスの売上総利益が減少
 リックソフト<4429.T>が売り気配。同社は11日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は2.2億円(前年同期比23.6%減)だったと発表した。大手顧客のシェア拡大に伴い、大企業のニーズにあわせたサービス提供に調整した結果、ライセンスの売上総利益が減少したことなどが響いた。

★9:21  栗田工業-東海東京が新規に「Outperform」 超純水供給事業などの拡大で安定的な収益拡大図る
 栗田工業<6370.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、超純水供給事業などの拡大で安定的な収益拡大図ると予指摘。投資判断は新規に「Outperform」でカバレッジを開始し、目標株価は7900円に設定した。

 超純水供給事業を含む継続契約型サービスの売上高は、23/3期486億円(うち超純水供給事業412億円)→24/3期568億円に拡大したものの、東海東京では25/3期620億円→26/3期680億円→27/3期720億円への拡大を予想している。従来の顧客ニーズは、超純水供給だけであったが、ここにきて再生水供給や排水対策などのニーズも出てきており、ビジネスチャンスになるとみている。

★9:21  オルガノ-東海東京が新規に「Outperform」 半導体関連プラスαに注目
 オルガノ<6368.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、半導体関連プラスαで高いROE維持と株価成長につながると予想。投資判断は新規に「Outperform」でカバレッジを開始し、目標株価は9280円に設定した。

 東海東京では、半導体製造装置の市場動向にプラスαがあるものと考えている。それは、(1)半導体の配線微細化により、高純度の超純水が必要になってきた、(2)製造工程における洗浄工程の頻度が高まった、(3)環境対応と節水対策のため、使用後の超純水や薬液などの回収リサイクルが増えた、などを挙げた。また、(3)については一般産業においても同様なことが言えると解説している。

★9:24  PR TIMES-大幅安 上期営業益8%増 前四半期比では減益
 PR TIMES<3922.T>が大幅安。同社は11日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益が9.6億円(前年同期比7.6%増)だったと発表した。上期の会社計画8.4億円から上振れた。

 四半期ベースでは、2Q(6-8月)の4.7億円となり、1Q(3-5月)の4.8億円を下回った。株価は1Q時点での業績好調を受けて通期予想の上方修正を期待する向きもあったが、前四半期比での減益を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:32  チームスピリット-急落 今期営業黒字転換見込むも前期の赤字着地を嫌気
 チームスピリット<4397.T>が急落。同社は11日、25.8期通期の連結営業損益予想を1億5000万円の黒字(前期は8700万円の赤字)にすると発表した。

 新規領域を中心に必要な成長投資を継続しながらも、今期からの経営効率改善の施策効果により、営業損益が大幅に改善し営業黒字転換を見込む。

 24.8期通期の連結営業損益は8700万円の赤字(前の期は2億1900円の赤字)だった。費用対効果を見極めながら計画的に成長投資領域への投資配分を行ったことで、前の期比で大幅に損益が改善したとしている。

 なお、株価は前期の赤字着地が嫌気され、売りが優勢となっている。




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