前場コメント No.8 OKI、網屋、アドバンスク、北陸電、ソニーG、イオレ

2024/10/17(木) 11:30
★10:32  OKI-反発 日清紡マイクロデバイスとCFB技術による薄膜アナログICの3次元集積に成功
 OKI<6703.T>が反発。同社は17日10時、日清紡ホールディングス<3105.T>傘下の日清紡マイクロデバイスと共同で、CFB(Crystal Film Bonding)技術を用いて薄膜アナログICの3次元集積に成功したと発表した。
 
 同技術は、アナログICなどの多様な半導体デバイスを集積するヘテロジニアス集積に応用可能だという。両社は同技術を用いた製品開発を進め、2026年の量産化をめざすとしている。

★10:44  網屋-続落 日本ヒューレット・パッカード合同会社と販売代理店契約締結
 網屋<4258.T>が続落。同社は17日10時30分、日本ヒューレット・パッカード合同会社(東京都江東区、以下HPE)との間で販売代理店契約を締結したと発表した。
 
 HPEは、同社の「ALog」の提供を通じて、エンタープライズ企業向けの包括的なサイバーセキュリティ対策を提供することを目的に、今回の代理店契約を締結したとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:45  アドバンスクリエイト-新安値 前期業績予想を下方修正する可能性あり
 アドバンスクリエイト<8798.T>が新安値。同社は16日、24.9期通期の業績予想を下方修正する可能性があると発表した。

 10月8日に公表した通り、調査委員会の調査報告においてPV計算の結果の一部について実態とのかい離があることが確認された。現在は、このかい離を24.9期(前期)の貸借対照表に反映することで対処するか、過年度決算の訂正まで必要かなどについて検討している。前期の純損益が赤字となり、繰延税金資産の取り崩しを行うこととなる可能性があるため、これに伴って前期の見通しを下方修正する可能性がある。

 是正すべきPV計算の実態とのかい離額の算定作業が完了し、前期純損益の具体的な金額などが判明した場合には速やかに開示するとしている。

★10:50  北陸電力-大和が投資判断を引き上げ 2025年度配当利回りに割安感は小さい
 北陸電力<9505.T>が大幅反発。大和証券では、2025年度配当利回りに割安感は小さいと指摘。投資判断は「4(アンダーパフォーム」→「3(中立)」に引き上げ、目標株価は650円→1030円に引き上げた。

 大和では、2024年度経常利益は前年度比54%減の500億円を予想。会社計画450億円に対しては超過達成を予想している。一方、2025年度はスライド差益が剥落することを主因に同10%減の450億円と予想している。年間配当は2024年度15円/株、2025年度20円/株を予想。配当利回りは増配を見込む2025年度大和予想でも2.1%に留まり、割安感は小さいとコメントしている。

★10:59  ソニーG-底堅い スポーツデータの分析サービスビジネス拡大に向け米社を買収
 ソニーグループ<6758.T>が底堅い。同社傘下のソニーは16日、スポーツ用の高精度のマーカーレスモーションキャプチャー技術による選手のプレー中のバイオメカニクスパフォーマンスデータの収集、および分析を手掛けるキナトラックス(米国)を買収したと発表した。
 
 キナトラックスが加わることにより、ソニーはコーチングやスカウティング、選手のパフォーマンス向上のためのバイオメカニクスや分析といった重要な用途へのスポーツデータの活用を強化していくとしている。

★11:06  イオレ-買い気配 GMOリサーチ&AIと採用DX領域で業務提携
 イオレ<2334.T>が買い気配。同社は17日11時、GMOリサーチ&AI<3695.T>と採用DX領域で業務提携したと発表した。

 今回の業務提携により、GMOリサーチ&AIの採用戦略策定に必要なデータの収集・分析力と、そのデータを生かす。同社の採用サイト制作や求人広告展開ノウハウを組み合わせることで、より強力な採用支援が可能になるとしている。


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