前場コメント No.9 リョーサン菱、中国電、Finatext

2024/10/17(木) 11:30
★11:07  リョーサン菱洋HD-底堅い 液冷サーバーシステムをゲットワークスのコンテナ型データセンターへ提供
 リョーサン菱洋ホールディングス<167A.T>が底堅い。同社は17日11時、同社傘下の菱洋エレクトロが、データセンター事業を手掛けるゲットワークス(埼玉県さいたま市)のコンテナ型データセンターへ、Supermicro製では日本初導入となった液冷クーリングタワーやGPUサーバーをはじめとした液冷サーバーシステムを提供したと発表した。
 
 ゲットワークスのコンテナ型データセンターに最新の液冷サーバーシステムを導入することで、企業は低い電力消費で高いパフォーマンスを発揮するデータセンターを迅速に活用できるようになったとしている。

★11:11  中国電力-大和が投資判断を引き上げ 島根原発2号機の再稼働に向けたニュースフローに注目
 中国電力<9504.T>が大幅続伸。大和証券では、島根原発2号機の再稼働に向けたニュースフローに注目。投資判断は「4(アンダーパフォーム」→「3(中立)」に引き上げ、目標株価は790円→1050円に引き上げた。

 大和では、2024年度経常利益は前年度比59%減の800億円を予想。会社計画650億円に対しては超過達成を予想している。2025年度は同6%増の850億円を予想。今後は島根原発2号機の再稼働に向けたニュースフローが株価を押し上げる材料となるとコメント。他方、配当利回りは増配を見込む2025年度大和予想でも2.0%に留まり割安感は小さいと指摘している。

★11:17  Finatext-続落 金融営業支援サービス 「Planny」を提供開始
 Finatextホールディングス<4419.T>が続落。同社は17日11時、ライフプランマネジメントを軸にした金融営業支援サービス「Planny(プラニー)」の提供を開始すると発表した。顧客との長期的な関係構築を前提としたライフプランシミュレーション、顧客データの蓄積と生成AIの活用および優れたUI・UXによって、非対面と対面のシームレスな顧客体験と金融営業の生産性向上を同時に実現するとしている。
 
 同社は、「Planny」をデジタル時代の高度化された金融フロント・営業ソリューションとして、地域金融機関や独立系ファイナンシャルアドバイザー、保険代理店を対象に積極的に販売を展開するとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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