前場コメント No.8  航空電、エヌエフHD、東宝、奥村組、洋エンジ、キムラユニティー

2024/10/24(木) 11:32
★10:36  日本航空電子-MSMUFGが目標株価引き上げ 好決算だが利益は2Qがピークだろう
 日本航空電子工業<6807.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、25.3期2Q決算は好決算だが利益は2Qがピークと判断。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を2700円→2800円と引き上げた。

 MSMUFGでは、2Qの好決算はスマホ向け売上高の季節的増加に加え、車載用ハーネス付きコネクタで過去に遡及した値上げ分が2Q実績に反映された影響もあると推測し、投資判断「Equal-weight」を継続している。

★10:41  エヌエフHD-5日ぶり大幅反発 上期最終益を上方修正 通期は据え置き
 エヌエフホールディングス<6864.T>が5日ぶり大幅反発。同社は24日10時30分、25.3期上期(4-9月)の連結純利益予想を従来の1.1億円から3.1億円(前期比2.6%減)に上方修正すると発表した。

 既に公表済の蓄電システム事業構造改革費用による特別損失よりも、投資有価証券売却による特別利益が大きく推移したことなどを踏まえた。

 なお、通期の連結業績予想については、市場環境に不透明な部分があることなどから、据え置くとしている。

★10:47  東宝ー東海東京が目標株価を引き上げ 海外展開強化とバンダイナムコとの新プロジェクトに注目
 東宝<9602.T>が堅調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、海外展開強化とバンダイナムコとの新プロジェクトに注目。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は6580円→6680円に引き下げた。

 東海東京では、今後の注目点として、米アニメ映画配給会社GKIDS買収に伴うアニメ映画の米国興行収入の拡大と指摘。自社北米配給拡大を通じて、アニメファンの動向の直接的な把握が可能となり、イベントやマーチャンダイジング、ゲームの海外展開にポジティブな影響を与えるとみている。バンダイナムコホールディングス(7832)との資本業務提携を受けた著名IPの新展開の可能性にも注目した。

★10:49  奥村組-4日続落 不適切な原価管理が判明し社内調査委員会設置
 奥村組<1833.T>が4日続落。同社は24日10時、同社が受注している工事に関して、不適切な原価管理が行われていたことが判明したため、事実確認、類似事案の有無の確認、原因究明および再発防止策の策定などを目的として、外部有識者を中心メンバーとする社内調査委員会を設置すると発表した。
 
 同社が受注した工事において生じた費用を、当該工事で計上せず別の工事に計上(原価の付替え)した旨の内部通報があり、同社のコンプライアンス室による社内調査を実施した結果、付替えの事実が判明し、その調査過程において、さらなる別の付替えも判明したという。
 
 なお、25.3期上期の決算については、予定どおり2024年11月12日に公表できるよう鋭意調査を進めているものの、社内調査委員会の調査およびその結果を受けた決算の確定には時間を要するため、進ちょくによっては延期となる可能性があるとしている。

★10:59  東洋エンジニアリング-底堅い インドネシアで地熱発電所建設プロジェクトを受注
 東洋エンジニアリング<6330.T>が底堅い。同社は24日10時、インドネシア子会社が、インドネシア企業よりワヤン・ウィンドゥ地熱発電所第3号機の建設プロジェクトを受注したと発表した。設計、調達、建設工事を一括で受注し、2026年の完工予定だとしている。

★11:06  キムラユニティー-3日ぶり反発 上期営業益34%増 物流サービス事業が堅調
 キムラユニティー<9368.T>が3日ぶり反発。同社は24日11時、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益が24.7億円(前年同期比33.5%増)だったと発表した。主力事業である物流サービス事業の増収などが寄与した。



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