後場コメント No.3  JINSHD、アイサンテクノロ、東京メトロ、OLC、鴻池運輸、小野測

2024/10/24(木) 15:00
★13:25  ジンズHD-みずほが目標株価引き上げ 25.8期以降も営業最高益更新が続く
 ジンズホールディングス<3046.T>が5日ぶりに大幅反発。みずほ証券では、25.8期以降も営業最高益更新が続くと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を5400円→7400円と引き上げた。

 みずほでは、24.8期決算後の取材を踏まえ、業績予想を修正した。営業最高益更新を見込む25.8期ガイダンスが示された24.8期決算発表後に同社株価は大きく上昇したが、有料オプションレンズの販売強化を通じた国内売り上げの回復基調が今後も続くとみる点、およびグローバル展開の加速に注目し、投資判断の「買い」を継続するとしている。

★13:30  アイサンテクノロジー-反発 つくば市自動運転バスの実証実験に参画
 アイサンテクノロジー<4667.T>が反発。同社は24日12時30分、茨城県つくば市で実施予定の、自動運転バスの走行実証に参画すると発表した。
 
 つくば市における自動運転バスの社会実装にあたり、持続可能な事業体制の構築とサービスの導入検討とともに、自動運転バスの実証を通じて、自動運転バスが周辺交通に与える影響を調査し、交通影響の軽減に関する安全な方策を検証するとしている。

★13:38  東京メトロ-反落 FTSE世界株指数の早期採用見送り 基準満たさず
 東京メトロ(東京地下鉄)<9023.T>が反落。英FTSEインターナショナル(FTSE Russell)は23日、同社株がFTSEグローバル株式指数シリーズへのファストエントリー(早期採用)の流通時価総額基準を満たさなかったと発表した。

 指数への組み入れは見送られ、次の四半期レビューで再評価するとしている。

★13:40  OLC-みずほが目標株価引き下げ 2Q決算後の悪材料出尽くしに目先は注目
 オリエンタルランド<4661.T>が反落。みずほ証券では、2Q決算後の悪材料出尽くしに目先は注目とし、投資判断「買い」を継続、目標株価を5700円→5000円と引き下げた。

 みずほでは、業績予想引き下げで目標株価を5000円に減額した。2024年の同社株価は下落トレンドが継続し、年初から大きく下落。その背景は、複合要因であると考えられため、本格回復は早くても、新中計の発表(おそらく25.3期本決算時)後とみずほでは想定している。
 ただ、1Q決算以降の株価調整の加速/市場全体のクラッシュのなかでさらにアンダーパフォームしたのは、主に猛暑(≒2Q業績懸念)が主因であったと判断されるため、2Q決算(10月30日予定)後は悪材料出尽くし、3Qでのセンチメント改善の可能性も考慮すると、一定の株価のトレンドの好転も期待できるとみている。

★13:47  鴻池運輸-底堅い 印に5拠点 医療器具の洗浄・滅菌=日経
 鴻池運輸<9025.T>が底堅い。24日付の日本経済新聞朝刊は、同社がインドで医療器具の洗浄・滅菌サービスを始めると報じた。
 
 記事によると、2030年までにデリーなど主要5都市に滅菌センターを新設し、病院から回収した使用済みの医療器具を洗浄・滅菌などの処理をして元の病院に届けるという。同国では医療関連市場が拡大傾向で日本国内で培ったノウハウを生かして需要を取り込むとしている。

★13:54  小野測器-後場売り気配 3Q累計営業赤字拡大 案件の先送りなどが響く
 小野測器<6858.T>が後場売り気配。同社は24日13時45分、24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益は7.0億円の赤字(前年同期は5.8億円の赤字)だったと発表した。

 特注試験装置およびサービスセグメントにおいて、既存設備の老朽化更新や電動化への対応に伴うモータ試験装置、実機とモデルを融合して顧客の開発工数削減に寄与するシミュレーションベンチの受注が好調に推移したものの、売上予定であった案件が先送りとなったことなどにより、売上高は見込みを下回る結果となったとしている。


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