後場コメント No.2 JBCCHD、武蔵銀、シキボウ、日食品、神栄、ブロバンタワ

2024/10/31(木) 15:01
★12:37  JBCC-後場買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 JBCCホールディングス<9889.T>が後場買い気配。同社は31日11時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の51.0億円から58.0億円(前期比31.1%増)に、期末配当予想を53円から71円(前期末は54円)に上方修正すると発表した。

 クラウドやセキュリティを中心とした注力ビジネスを推進することで、事業構造変革が加速している。この事業構造の変革により収益性が向上しており、従来予想を上回る見通し。年間配当予想は124円(前期は94円)となる。
 
 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は30.6億円(前年同期比34.2%増)だった。

★12:37  武蔵野銀行-後場プラス転換 通期最終益を上方修正 増配も発表
 武蔵野銀行<8336.T>が後場プラス転換。同社は31日12時15分、25.3期通期の連結純利益予想を従来の122億円から127億円(前期比12.7%増)に上方修正すると発表した。銀行単体において、資金利益が当初予想を上回ったことを踏まえた。

 併せて、25.3期の中間配当を従来予想の55円に対し60円(前期中間は50円)に決定し、期末配当予想を55円から60円(前期末は55円)に引き上げた。

★12:39  シキボウ-小動き 通期営業益を下方修正 上期の受注減少などが継続見込み
 シキボウ<3109.T>が小動き。同社は31日11時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.0億円から13.0億円(前期比9.0%減)に下方修正すると発表した。

 上期において、ライヤーカンバス事業の受注量減少、化成品事業での原材料価格の高騰などによる製造コストの上昇、複合材料事業においては航空機用途向けで一時的な生産調整による受注量減少の影響を受けたほか、デジタル投資および人件費の上昇も利益を押し下げた。この状況が下期も続く見込みであることを踏まえた。

★12:41  日本食品化工-4日続伸 上期営業益は15.2億円 通期計画を超過
 日本食品化工<2892.T>が4日続伸。同社は31日12時30分、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は15.2億円だったと発表した。コロナ禍からの回復によるインバウンド含めた人流回復もあり、特に外食産業向け需要が増加したとしている。

 なお、25.3期通期の営業利益予想は13.0億円となっており、上期時点ですでに超過している。

★12:41  神栄-後場マイナス転換 上期営業益37%減 コスト高を販売価格調整でカバーできず
 神栄<3004.T>が後場マイナス転換。同社は31日12時、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は6.0億円(前年同期比37.3%減)だったと発表した。

 円安の長期化による仕入れコスト上昇や物流コストの増加に対し、取り組んだ販売価格調整の期間内における寄与が限定的だった。この結果、利益率が低下したことで減益となった。

★12:48  ブロードバンドタワー-後場急落 3Q累計営業黒字転換も利益確定の売り
 ブロードバンドタワー<3776.T>が後場急落。同社は31日12時30分、24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益は5.1億円の黒字(前年同期は1.7億円の赤字)だったと発表した。データセンターにおける事業全体の収支構造の改善およびデータセンター関連サービスなどの売り上げ増加が寄与した。

 なお、24.12期通期の連結営業損益予想は5.0億円の黒字となっており、3Q時点ですでに超過している。

 しかし、株価は決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。


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