前場コメント No.5 ファーストリテイ、東京エネシス、プリマハム、グリー、ステムリム、ニトリHD

2024/11/06(水) 11:30
★9:05  ファストリ-反落 10月度の国内ユニクロ既存店売上高7.5%減 冬物商品の販売苦戦
 ファーストリテイリング<9983.T>が反落。同社は5日、10月度の国内ユニクロ既存店+Eコマースの売上高は前年同月比7.5%減だったと発表した。国内ユニクロ既存店+Eコマースの売上高が前年同月を下回るのは2024年3月以来7カ月ぶり。直営店+Eコマースの売上高は同5.9%減となった。

 10月は、気温が高く推移し、冬物商品の販売に苦戦したことで、既存店売上高は減収となったとしている。

★9:05  東京エネシス-売り気配 通期営業益を下方修正 上期は赤字転落
 東京エネシス<1945.T>が売り気配。同社は5日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の32.0億円から10.0億円(前期比74.7%減)に下方修正すると発表した。

 手持ち工事が順調に進ちょくしているものの、当期受注分の売上貢献が少なく、減収となる見込みであることを踏まえた。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業損益は2.5億円の赤字(前年同期比10.0億円の黒字)だった。

★9:05  プリマハム-反落 上期営業益9%減 上期計画下回る
 プリマハム<2281.T>が反落。同社は5日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は61.9億円(前年同期比9.4%減)だったと発表した。上期の会社計画は85.0億円。加工食品事業部門・加工食品部門における製造コストの上昇などにより減益となった。

★9:06  グリー-売り気配 1Q営業赤字転落 ゲーム・アニメ事業の減益や投資事業の赤字拡大響く
 グリー<3632.T>が売り気配。同社は5日、25.6期1Q(7-9月)の連結営業損益は1.3億円の赤字(前年同期は12.3億円の黒字)だったと発表した。

 ゲーム・アニメ事業が、新規タイトルのリリースがなく、既存タイトルを中心とした事業運営となり軟調に推移となったことで、大幅な減益となった。投資事業が、投資先ファンドからの収益の減少や、投資先ファンドにおける保有株式の評価替えの影響により、赤字拡大となったことも響いた。

★9:06  ステムリム-5日ぶり反発 レダセムチドより創製したペプチド医薬について国内特許登録
 ステムリム<4599.T>が5日ぶり反発。塩野義製薬<4507.T>へ導出済みの再生誘導医薬開発候補品レダセムチド(HMGB11)より創製したペプチド医薬(開発コード:PJ1/S-005151)の用途特許について、日本において特許が登録されることとなったと発表した。

 今回の特許は、レダセムチドの日本における炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の治療薬開発の可能性を担保するものになるとしている。

★9:06  ニトリHD-小高い 10月度の国内既存店売上高5.8%減 全店は4.5%減
 ニトリホールディングス<9843.T>が小高い。同社は5日、10月度の国内既存店売上高は前年同月比5.8%減だったと発表した。全店は同4.5%減だった。既存店客数は同2.4%減、既存店客単価は3.5%低下となった。

 同月は、TVCM効果などにより、キッチン、ベッドルーム家具、台所整理用品、家電などの売り上げが好調に推移したものの、気温の影響などにより国内既存店売上高は前年同月を下回った。


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