後場コメント No.1 IHI、松風、Finatext、東急、ティムコ、ENEOS
★12:32 IHI-大和が目標株価引き上げ まだ見ぬ最高益更新のステージは来期も続く
IHI<7013.T>が5日続落。大和証券では、まだ見ぬ最高益更新のステージは来期も続くと予想。レーティングは「1(買い)」を継続し、目標株価を8000円→12000円に引き上げた。
大和では、今期は一過性要因もあり営業利益予想を従来から大幅に増額、来期もスペアパーツ事業の拡大から増額した。資産売却益は各年度とも100億円を織り込み、来期以降も最高益更新は継続すると予想。一過性要因もあるため株式市場の評価が分散している印象だが、事業再編の積極姿勢も示されており、低位な投資指標には引き続き魅力が大きいと判断している。
IHI<7013.T>が5日続落。大和証券では、まだ見ぬ最高益更新のステージは来期も続くと予想。レーティングは「1(買い)」を継続し、目標株価を8000円→12000円に引き上げた。
大和では、今期は一過性要因もあり営業利益予想を従来から大幅に増額、来期もスペアパーツ事業の拡大から増額した。資産売却益は各年度とも100億円を織り込み、来期以降も最高益更新は継続すると予想。一過性要因もあるため株式市場の評価が分散している印象だが、事業再編の積極姿勢も示されており、低位な投資指標には引き続き魅力が大きいと判断している。
★12:33 松風-野村が目標株価引き上げ 業績堅調も長期ビジョンに期待
松風<7979.T>が反発。野村証券では、業績堅調も長期ビジョンに期待。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を2900円→3100円に引き上げた。
野村では為替前提を円高方向に変更し、売上高予想を若干下方修正。営業利益は据え置いた。消耗品の歯科材料は国内外ともに製品販売が堅調なうえ、経費もコントロールされていることから営業利益は会社予想を上振れ可能とみている。同社は11月21日の2Q決算説明会にて、株式市場から長期ビジョンの提示が求められており、これを受けて「そう遠くないうちに」長期ビジョンを発表すると明言。株式市場のより所の一つは同社の適時開示する資料であるため、中期、長期に関わらず、機動的な情報発信が望まれるとしている。
松風<7979.T>が反発。野村証券では、業績堅調も長期ビジョンに期待。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を2900円→3100円に引き上げた。
野村では為替前提を円高方向に変更し、売上高予想を若干下方修正。営業利益は据え置いた。消耗品の歯科材料は国内外ともに製品販売が堅調なうえ、経費もコントロールされていることから営業利益は会社予想を上振れ可能とみている。同社は11月21日の2Q決算説明会にて、株式市場から長期ビジョンの提示が求められており、これを受けて「そう遠くないうちに」長期ビジョンを発表すると明言。株式市場のより所の一つは同社の適時開示する資料であるため、中期、長期に関わらず、機動的な情報発信が望まれるとしている。
★12:33 Finatext-4日ぶり反発 NECと業務提携 ネット保険販売システムに生成AI=日経
Finatextホールディングス<4419.T>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は27日12時13分、同社とNEC<6701.T>が11月中に業務提携すると報じた。
記事によれば、同社が保険会社に提供するネット販売システムにNECの生成AI(人工知能)を組み込むもよう。新たなサービスを共同で開発し、2025年度中の提供を目指すとしている。
Finatextホールディングス<4419.T>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は27日12時13分、同社とNEC<6701.T>が11月中に業務提携すると報じた。
記事によれば、同社が保険会社に提供するネット販売システムにNECの生成AI(人工知能)を組み込むもよう。新たなサービスを共同で開発し、2025年度中の提供を目指すとしている。
★12:35 東急-大幅安 市場外取引で大口約定 約定価格1741円にサヤ寄せ
東急<9005.T>が大幅安。27日寄り前の市場外取引で大口の取引が成立したことが材料。一部報道によれば、農林中央金庫、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行の4社によるブロックトレードであると伝わっている。
1741円(前日終値1832円)で1500万株ほどの約定が確認されている。買い手は1741円以上で売却できれば利益となることから、寄り付きから売りが優勢となっている。
東急<9005.T>が大幅安。27日寄り前の市場外取引で大口の取引が成立したことが材料。一部報道によれば、農林中央金庫、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行の4社によるブロックトレードであると伝わっている。
1741円(前日終値1832円)で1500万株ほどの約定が確認されている。買い手は1741円以上で売却できれば利益となることから、寄り付きから売りが優勢となっている。
★12:35 ティムコ-5日続伸 通期最終損益を下方修正も悪材料出尽くし
ティムコ<7501.T>が5日続伸。同社は27日12時、24.11期通期の純損益予想を従来の0.2億円の赤字から1.3億円の赤字(前期は1.1億円の黒字)に、期末配当予想を17.5円から12.0円(前期末は12.0円)に下方修正すると発表した。
国内の釣用品市場の在庫調整、アウトドア事業における秋冬物販売の不振などにより売上高が従来予想を下回る見込み。一部店舗資産において収益性の低下により減損損失を計上する見通しであることや、関係会社株式評価損を計上する見通しであることなども響く。期末配当については、予定していた記念配当5.5円を中止するとしている。
なお、株価は悪材料出尽くしによる買いが優勢となっている。
ティムコ<7501.T>が5日続伸。同社は27日12時、24.11期通期の純損益予想を従来の0.2億円の赤字から1.3億円の赤字(前期は1.1億円の黒字)に、期末配当予想を17.5円から12.0円(前期末は12.0円)に下方修正すると発表した。
国内の釣用品市場の在庫調整、アウトドア事業における秋冬物販売の不振などにより売上高が従来予想を下回る見込み。一部店舗資産において収益性の低下により減損損失を計上する見通しであることや、関係会社株式評価損を計上する見通しであることなども響く。期末配当については、予定していた記念配当5.5円を中止するとしている。
なお、株価は悪材料出尽くしによる買いが優勢となっている。
★12:44 ENEOS-野村が目標株価引き上げ 価格転嫁進展でマージン拡大が継続
ENEOSホールディングス<5020.T>がもみ合い。野村証券では、価格転嫁進展でマージン拡大が継続すると予想。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を920円→1000円に引き上げた。
野村では、25.3期在庫影響除きの営業利益を下方修正が、26.3期~27.3期在庫影響除きの営業利益は上方修正。石油製品マージンの拡大が26.3期以降も続くと想定しているほか、同社のKPIである製油所の計画外停止割合は低下傾向で、エネルギー事業の収支改善が期待できるとした。石油製品マージンは人件費や資材費の費用増に対して石油元売各社が価格転嫁を進めていることから、当面拡大傾向で推移すると予想している。
ENEOSホールディングス<5020.T>がもみ合い。野村証券では、価格転嫁進展でマージン拡大が継続すると予想。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を920円→1000円に引き上げた。
野村では、25.3期在庫影響除きの営業利益を下方修正が、26.3期~27.3期在庫影響除きの営業利益は上方修正。石油製品マージンの拡大が26.3期以降も続くと想定しているほか、同社のKPIである製油所の計画外停止割合は低下傾向で、エネルギー事業の収支改善が期待できるとした。石油製品マージンは人件費や資材費の費用増に対して石油元売各社が価格転嫁を進めていることから、当面拡大傾向で推移すると予想している。
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