後場コメント No.4 大王紙、TKC、ソフトバンクG、トクヤマ、神戸鋼、ジャフコG、識学

2024/11/27(水) 15:30
★14:16  大王製紙-大和が目標株価引き下げ 株価反転のカギは中国事業の業績回復
 大王製紙<3880.T>が続落。大和証券では、株価反転のカギは中国事業の業績回復と予想。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を950円→880円に引き下げた。

 大和では、国内収益が安定しつつあるほか、ブラジル事業も堅調に推移している点を評価している。一方、中国事業における業績改善が明確にならない限り、バリュエーションの切り上がりは難しいと指摘。今後、フェミニンケアの拡大などで中国における収益構造が変化するかに注目としている。

★14:28  TKC-東海東京が目標株価引き上げ 地方公共団体事業が拡大へ
 TKC<9746.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、地方公共団体事業の拡大を予想。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価を5500円→5800円に引き上げた。

 東海東京では、25.9期は地方公共団体事業がけん引すると予想。予想は売上高810億円(前年比7.7%増)、営業利益165億円(同6.4%増)としており、会社計画を上回るとみる。26.9期は地方公共団体における情報システム標準化の動きにより堅調に推移、27.9期は情報システム標準化の動きが一巡して踊り場を迎えると想定している。

★14:31  ソフトバンクG-上げ幅拡大 OpenAIに15億ドルを投資と伝わる
 ソフトバンクグループ<9984.T>が上げ幅拡大。米CNBCは日本時間27日、同社がOpenAIに15億ドルを投資すると報じた。

 報道を受けて同社株価は9060円まで上昇する場面があった。

★14:42  トクヤマ-みずほが目標株価を引き上げ 事業ポートフォリオ変革の進展、株価に割安感
 トクヤマ<4043.T>が軟調。みずほ証券は、事業ポートフォリオ変革の進展、株価に割安感ありとコメント。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は3200円→3300円に引き上げた。

 事業ポートフォリオ変革の進展による2桁増益予想を継続。主たる要因は、(1)多結晶シリコンや高純度IPAなど半導体関連製品の出荷増、(2)歯科器材の設備増強に伴う拡販効果、(3)セメントの価格改定の進展などを挙げた。現在の株価バリュエーションは過去の水準と比較して低位にあり、27/3期は9期ぶりに過去最高益更新が視野に入る点を考慮すると評価不足とみている。

★14:47  神戸製鋼所-3日続落 合金めっき鋼板を自社一貫生産化へ 約320億円投資
 神戸製鋼所<5406.T>が3日続落。同社は27日、2017年度から販売を開始した合金めっき鋼板「KOBEMAG」を自社一貫生産化するため、既存の溶融亜鉛めっき鋼板設備の改造を中心とした設備投資を実施すると発表した。

 加古川製鉄所の薄板工場において約320億円を投資する。一定の販売数量を確保したほか、顧客からの自社一貫生産化への要望などがあることから設備投資を決めた。住宅、建築、土木における構造用部材をはじめ、電機、自動車など幅広い分野の製品に活用できること、製品の高耐久化、長寿命化に寄与することから将来的にも安定的な需要が見込めるとしている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★15:04  ジャフコG-3日続落 法人審査業務効率化など手がけるシンプルフォームに出資
 ジャフコ グループ<8595.T>が3日続落。同社は27日15時、シンプルフォーム(東京都渋谷区)に出資したと発表した。シンプルフォームは、法人取引における法人審査業務を効率化・高度化するサービスを提供している。設立は2020年10月とした。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★15:05  識学-もみ合い 子会社がユニフォーム事業を開始
 識学<7049.T>がもみ合い。同社は26日、子会社である福島スポーツエンタテインメントが、ユニフォーム事業を開始したと発表した。

 同件が同社グループの連結業績に与える影響は軽微としている。


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