前場コメント No.6 あおぞら、邦チタニウム、栄研化、ワールド、ＣＳ－Ｃ、東エレク
★9:31 あおぞら銀行－反落 ユニチカに対し取り立て不能のおそれ 引き当て処理は実施済み
あおぞら銀行<8304.T>が反落。同社は29日9時、取引先であるユニチカ<3103.T>に対する債権について取り立て不能または取り立て遅延のおそれが生じたと発表した。
地域経済活性化支援機構によるユニチカへの再生支援が決定したことが影響する。ユニチカ（一部の子会社含む）に対する貸出金は79億1600万円。これに関して必要な引き当て処理は実施済みであり、25.3期業績予想の変更はないとしている。
あおぞら銀行<8304.T>が反落。同社は29日9時、取引先であるユニチカ<3103.T>に対する債権について取り立て不能または取り立て遅延のおそれが生じたと発表した。
地域経済活性化支援機構によるユニチカへの再生支援が決定したことが影響する。ユニチカ（一部の子会社含む）に対する貸出金は79億1600万円。これに関して必要な引き当て処理は実施済みであり、25.3期業績予想の変更はないとしている。
★9:32 東邦チタニウム－大幅高 「日本製チタン」に勢い 米ロ対立 ロシア産回避で需要＝日経
東邦チタニウム<5727.T>が大幅高。29日付の日本経済新聞朝刊は、世界的に航空機需要は伸びており、「メード・イン・ジャパン」のチタンの勢いが増していると報じたことが材料。
記事によれば、ウクライナ侵略を機に米ボーイングはロシア産チタンの調達を取りやめており、需要の受け皿として日本勢が存在感を高めている。同社と大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>の2社がスポンジチタンの生産を手がけており、生産能力についても増強していく方針としている。
記事を受けて業績拡大に期待から同社や大阪チタニウムが買われている。
東邦チタニウム<5727.T>が大幅高。29日付の日本経済新聞朝刊は、世界的に航空機需要は伸びており、「メード・イン・ジャパン」のチタンの勢いが増していると報じたことが材料。
記事によれば、ウクライナ侵略を機に米ボーイングはロシア産チタンの調達を取りやめており、需要の受け皿として日本勢が存在感を高めている。同社と大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>の2社がスポンジチタンの生産を手がけており、生産能力についても増強していく方針としている。
記事を受けて業績拡大に期待から同社や大阪チタニウムが買われている。
★9:34 栄研化学－5日続伸 ニッポンアクティブバリューファンドが同社株買い増し 保有割合21.15％→22.45％
栄研化学<4549.T>が5日続伸。同社について、ニッポンアクティブバリューファンドが保有株を買い増した。11月28日受付分の変更報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は21.15％→22.45％となっている。
栄研化学<4549.T>が5日続伸。同社について、ニッポンアクティブバリューファンドが保有株を買い増した。11月28日受付分の変更報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は21.15％→22.45％となっている。
★9:41 ワールド－急騰 三菱商事ファッションを子会社化
ワールド<3612.T>が急騰。同社は28日、三菱商事<8058.T>傘下の三菱商事ファッションを子会社化すると発表した。
三菱商事ファッションはアパレル・雑貨・靴の製品供給を担うファブレスメーカーとして、グローバルネットワークを生かした素材・製品調達力をはじめ、受発注データや生産・物流データ連携のシステムなどを有する。今回の買収を通じて、企画・調達能力の相互補完によるOEM事業の拡充、サービスメニューの相互補完によるプラットフォーム事業の拡充などが期待できる。取得価額は93億2500万円。株式譲渡実行日は2025年2月中としている。
ワールド<3612.T>が急騰。同社は28日、三菱商事<8058.T>傘下の三菱商事ファッションを子会社化すると発表した。
三菱商事ファッションはアパレル・雑貨・靴の製品供給を担うファブレスメーカーとして、グローバルネットワークを生かした素材・製品調達力をはじめ、受発注データや生産・物流データ連携のシステムなどを有する。今回の買収を通じて、企画・調達能力の相互補完によるOEM事業の拡充、サービスメニューの相互補完によるプラットフォーム事業の拡充などが期待できる。取得価額は93億2500万円。株式譲渡実行日は2025年2月中としている。
★9:46 ＣＳ－Ｃ－急騰 「JAPAN FOOD GUIDE」が「Japan ticket」とAPI連携開始
ＣＳ－Ｃ<9258.T>が急騰。同社は28日、同社が提供するインバウンド客向け飲食店・食体験予約サービス「JAPAN FOOD GUIDE（ジャパン・フード・ガイド）」が、Ｊａｐａｎｔｉｃｋｅｔ（東京都渋谷区）が提供するインバウンド集客向けeチケット管理システム「Japan ticket（ジャパンチケット）」とAPI連携を開始したと発表した。
インバウンド客の外食需要は年々高まるなか、同連携により予約機会を最大化することで、インバウンド集客の強化を推進するとしている。
ＣＳ－Ｃ<9258.T>が急騰。同社は28日、同社が提供するインバウンド客向け飲食店・食体験予約サービス「JAPAN FOOD GUIDE（ジャパン・フード・ガイド）」が、Ｊａｐａｎｔｉｃｋｅｔ（東京都渋谷区）が提供するインバウンド集客向けeチケット管理システム「Japan ticket（ジャパンチケット）」とAPI連携を開始したと発表した。
インバウンド客の外食需要は年々高まるなか、同連携により予約機会を最大化することで、インバウンド集客の強化を推進するとしている。
★9:51 東京エレクトロン－反落 前日急騰の反動で売り ドル円再び150円台
東京エレクトロン<8035.T>が反落。前日に急騰した反動から売りが優勢となっている。
ブルームバーグが28日に、関係者の話として、米国による追加の対中半導体規制は以前想定されていたより厳しい措置には至らないと報道。これをきっかけに前日の東京市場では半導体株の一角が強く買われていた。
一方で前日は米国市場が休場であり、今晩も短縮取引となる。追加の買い材料に乏しく、ドル円は再び150円台に円高が進行。東京市場では輸出株を中心に軟調な展開となっており、半導体株にも利益確定売りが出ている。同社のほか、ソシオネクスト<6526.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>などが安い。
東京エレクトロン<8035.T>が反落。前日に急騰した反動から売りが優勢となっている。
ブルームバーグが28日に、関係者の話として、米国による追加の対中半導体規制は以前想定されていたより厳しい措置には至らないと報道。これをきっかけに前日の東京市場では半導体株の一角が強く買われていた。
一方で前日は米国市場が休場であり、今晩も短縮取引となる。追加の買い材料に乏しく、ドル円は再び150円台に円高が進行。東京市場では輸出株を中心に軟調な展開となっており、半導体株にも利益確定売りが出ている。同社のほか、ソシオネクスト<6526.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>などが安い。
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