前場コメント No.7 フジクラ、積水ハウス、ファナック、ポーラオルHD、森永乳、PKSHA
★9:56 フジクラ-大和が目標株価を引き上げ 情報通信の成長シナリオに引き続き期待
フジクラ<5803.T>が続落。大和証券では、情報通信の成長シナリオに引き続き期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4400円→6100円に引き上げた。
大和証券予想を営業利益で24年度:1098億円(従来975億円)、25年度:1268億円(同1069億円)へ増額した。下期の為替前提が140円/$とされており上振れ余地を残す他、光コネクタや多芯光ケーブル等の能力増強前倒しが示される等、情報通信を中心とした成長シナリオを再確認出来る内容という。引き続き、生成AI向け光関連製品を中心とする中長期成長に期待。高水準の利益計上で財務体質も大幅に改善する見通しであり、将来的には株主還元の動向にも注目している。
フジクラ<5803.T>が続落。大和証券では、情報通信の成長シナリオに引き続き期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4400円→6100円に引き上げた。
大和証券予想を営業利益で24年度:1098億円(従来975億円)、25年度:1268億円(同1069億円)へ増額した。下期の為替前提が140円/$とされており上振れ余地を残す他、光コネクタや多芯光ケーブル等の能力増強前倒しが示される等、情報通信を中心とした成長シナリオを再確認出来る内容という。引き続き、生成AI向け光関連製品を中心とする中長期成長に期待。高水準の利益計上で財務体質も大幅に改善する見通しであり、将来的には株主還元の動向にも注目している。
★9:58 積水ハウス-底堅い ブリヂストンと日本初となる給水給湯樹脂配管の水平リサイクルを開始
積水ハウス<1928.T>が底堅い。同社は28日、ブリヂストン<5108.T>と、同社の住宅で使用する給水給湯樹脂配管について、新築施工時に排出される端材を同製品部材に水平リサイクル(クローズドループリサイクル)する共創を開始したと発表した。
今回の共創では、両社の強みを生かし、同社が回収したブリヂストン製ポリブテンパイプを再生材メーカーでリサイクルペレット化してブリヂストンに還元し、給水給湯樹脂配管の製造に使用するという。これにより同社の新築施工時に排出されるブリヂストン製給水給湯樹脂配管端材の70%超がクローズドループリサイクルされるようになったとしている。
積水ハウス<1928.T>が底堅い。同社は28日、ブリヂストン<5108.T>と、同社の住宅で使用する給水給湯樹脂配管について、新築施工時に排出される端材を同製品部材に水平リサイクル(クローズドループリサイクル)する共創を開始したと発表した。
今回の共創では、両社の強みを生かし、同社が回収したブリヂストン製ポリブテンパイプを再生材メーカーでリサイクルペレット化してブリヂストンに還元し、給水給湯樹脂配管の製造に使用するという。これにより同社の新築施工時に排出されるブリヂストン製給水給湯樹脂配管端材の70%超がクローズドループリサイクルされるようになったとしている。
★10:04 ファナック-大幅安 20年超の組織的不正 EMC不適合で発覚した悪質な行為の数々=日経XTECH
ファナック<6954.T>が大幅安。日経XTECHは29日、同社で電磁両立性(EMC)不正が発覚したと報じた。
記事によれば、欧州市場向けに必須のEMC指令に適合しない製品を出荷していたもよう。これまでに見つかった日本企業による品質不正の中でも、かなり悪質な部類に入ると言うべき事例で、ワイヤ放電加工機「FANUC ROBOCUT」を手掛けるロボカット研究開発本部が、長年にわたって組織的な不正行為を継続していたとしている。
なお、同検査に関する不正の疑いについて、同社は2024年4月24日に開示を行い、特別調査委員会を設置。11月21日に特別調査委員会の調査報告書を受け取ったことも発表している。
ファナック<6954.T>が大幅安。日経XTECHは29日、同社で電磁両立性(EMC)不正が発覚したと報じた。
記事によれば、欧州市場向けに必須のEMC指令に適合しない製品を出荷していたもよう。これまでに見つかった日本企業による品質不正の中でも、かなり悪質な部類に入ると言うべき事例で、ワイヤ放電加工機「FANUC ROBOCUT」を手掛けるロボカット研究開発本部が、長年にわたって組織的な不正行為を継続していたとしている。
なお、同検査に関する不正の疑いについて、同社は2024年4月24日に開示を行い、特別調査委員会を設置。11月21日に特別調査委員会の調査報告書を受け取ったことも発表している。
★10:08 ポーラオルビス-SMBC日興が目標株価引き下げ 中期成長ドライバーに不透明感
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が反落。SMBC日興証券では、中期成長ドライバーに不透明感があると指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を1500円→1260円に引き下げた。
SMBC日興では、24.12期3Q実績を踏まえて業績予想を微修正。グローバル化粧品PERの低下を反映し目標株価を引き下げた。オルビスは新製品のヒットや高付加価値スキンケアラインの躍進で好調だが、ポーラは店舗数の減少やマーケティング費の削減で顧客数の減少は継続。連結ベースでの中期的な売上成長ドライバーに不透明感があると考えている。ポーラ新社長による立て直しで連結増収率期待が高まるか期待としている。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が反落。SMBC日興証券では、中期成長ドライバーに不透明感があると指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を1500円→1260円に引き下げた。
SMBC日興では、24.12期3Q実績を踏まえて業績予想を微修正。グローバル化粧品PERの低下を反映し目標株価を引き下げた。オルビスは新製品のヒットや高付加価値スキンケアラインの躍進で好調だが、ポーラは店舗数の減少やマーケティング費の削減で顧客数の減少は継続。連結ベースでの中期的な売上成長ドライバーに不透明感があると考えている。ポーラ新社長による立て直しで連結増収率期待が高まるか期待としている。
★10:19 森永乳業-SMBC日興が目標株価引き下げ コスト高の逆風下、構造改革で変化示せるか
森永乳業<2264.T>が反落。SMBC日興証券では、コスト高の逆風下、構造改革で変化を示せるかに注目。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を3600円→3200円に引き下げた。
SMBC日興では、国内で来期もコスト高が想定以上に拡大、業績は踊り場を迎えると想定。さらなる値上げで打ち返しを図るが、主力製品の数量動向には懸念が残ると考えている。海外はミライ社で市況高の恩恵もあり、今期と来期の増益をけん引するとみているが、BtoC子会社の改善なしには中長期の海外成長が描けないと指摘。カタリストは来年5月の次期中計で、中でも国内外の構造改革に注目としている。
森永乳業<2264.T>が反落。SMBC日興証券では、コスト高の逆風下、構造改革で変化を示せるかに注目。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を3600円→3200円に引き下げた。
SMBC日興では、国内で来期もコスト高が想定以上に拡大、業績は踊り場を迎えると想定。さらなる値上げで打ち返しを図るが、主力製品の数量動向には懸念が残ると考えている。海外はミライ社で市況高の恩恵もあり、今期と来期の増益をけん引するとみているが、BtoC子会社の改善なしには中長期の海外成長が描けないと指摘。カタリストは来年5月の次期中計で、中でも国内外の構造改革に注目としている。
★10:19 PKSHA-3日続伸 RPA領域で大日本印刷と協業開始
PKSHA Technology<3993.T>が3日続伸。同社傘下のPKSHA Associatesは29日10時、大日本印刷<7912.T>(以下、DNP)とRPA分野で協業を開始したと発表した。
同協業ではPKSHA Associatesが2015年にリリースしたノーコードRPA「ロボオペレータ」を生かしたノーコードRPAソリューション「DNPかんたん操作RPA」を提供するという。「DNPかんたん操作RPA」をDNPの既存サービスと組み合わせることで、日々の定型業務をより効率化し、従業員はコア業務に注力することができるとしている。
PKSHA Technology<3993.T>が3日続伸。同社傘下のPKSHA Associatesは29日10時、大日本印刷<7912.T>(以下、DNP)とRPA分野で協業を開始したと発表した。
同協業ではPKSHA Associatesが2015年にリリースしたノーコードRPA「ロボオペレータ」を生かしたノーコードRPAソリューション「DNPかんたん操作RPA」を提供するという。「DNPかんたん操作RPA」をDNPの既存サービスと組み合わせることで、日々の定型業務をより効率化し、従業員はコア業務に注力することができるとしている。
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