後場コメント No.3 ミツコシイセタン、サックスバー、川重、ファナック、センコーGHD、三菱重
★13:12 三越伊勢丹-後場上げ幅拡大 中国人向けビザ、政府が発給要件緩和へ=日経
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が後場上げ幅拡大。政府が、中国人が日本を訪れる際に求める査証(ビザ)の発給要件を緩和する調整に入ったと伝わったことが材料視されている。
4日13時配信の日本経済新聞電子版報道によれば、ビザ申請に必要な手続きの一部を簡素化するようだ。日中は経済分野を中心に関係改善を進めており、人的往来の拡大につなげるとしている。
インバウンド需要の増加期待から、同社や高島屋<8233.T>、J.フロント リテイリング<3086.T>などの百貨店株に買いが入っている。中国の団体客向け手配業務を行うHANATOUR JAPAN<6561.T>もプラスに転じている。
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が後場上げ幅拡大。政府が、中国人が日本を訪れる際に求める査証(ビザ)の発給要件を緩和する調整に入ったと伝わったことが材料視されている。
4日13時配信の日本経済新聞電子版報道によれば、ビザ申請に必要な手続きの一部を簡素化するようだ。日中は経済分野を中心に関係改善を進めており、人的往来の拡大につなげるとしている。
インバウンド需要の増加期待から、同社や高島屋<8233.T>、J.フロント リテイリング<3086.T>などの百貨店株に買いが入っている。中国の団体客向け手配業務を行うHANATOUR JAPAN<6561.T>もプラスに転じている。
★13:28 サックスバー-5日続伸 10月度の既存店売上高は8%増
サックスバー ホールディングス<9990.T>が5日続伸。同社は3日、子会社の東京デリカにおける11月度の既存店売上高は速報値で前年同月比8.1%増だったと発表した。全社売上高は同4.1%増となった。
サックスバー ホールディングス<9990.T>が5日続伸。同社は3日、子会社の東京デリカにおける11月度の既存店売上高は速報値で前年同月比8.1%増だったと発表した。全社売上高は同4.1%増となった。
★13:32 川崎重工業-大幅に3日続伸 車載用廃リチウムイオンバッテリーリサイクルシステムを共同開発
川崎重工業<7012.T>が大幅に3日続伸。同社は3日、開発パートナーである中国海螺創業グループおよび両社の合弁会社である安徽海螺川崎節能設備製造有限公司とともに、車載用廃リチウムイオンバッテリーから純度99.5%以上の高純度炭酸リチウムを継続的かつ安定的に回収する運転に成功したと発表した。
共同開発を進めてきたリサイクルシステムは、同社がセメントプラントで培った焼成技術と、化学プラントで培った溶出技術を応用したもので、NCM系・LFP系廃電池をともに処理でき、かつ環境負荷の低い処理方法を採用しているという。同社はリサイクル炭酸リチウムの商用生産と事業化に向けて取り組みを進めていくとしている。
川崎重工業<7012.T>が大幅に3日続伸。同社は3日、開発パートナーである中国海螺創業グループおよび両社の合弁会社である安徽海螺川崎節能設備製造有限公司とともに、車載用廃リチウムイオンバッテリーから純度99.5%以上の高純度炭酸リチウムを継続的かつ安定的に回収する運転に成功したと発表した。
共同開発を進めてきたリサイクルシステムは、同社がセメントプラントで培った焼成技術と、化学プラントで培った溶出技術を応用したもので、NCM系・LFP系廃電池をともに処理でき、かつ環境負荷の低い処理方法を採用しているという。同社はリサイクル炭酸リチウムの商用生産と事業化に向けて取り組みを進めていくとしている。
★13:37 ファナック-SMBC日興が目標株価を引き下げ 株価は底堅いも米州回復を待ちたい
ファナック<6954.T>が小幅続伸。SMBC日興証券では、株価は底堅いも米州回復を待ちたいと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は5300円→5200円に引き下げた。
SMBC日興では、25/3期2Q決算で在庫調整による未実現利益影響やロボマシンのIT向け需要改善で通期営業利益1430億円→1508億円に上方修正した点に言及。実質的にポジティブな点は少なかったが、在庫調整はロボット中心に一巡しつつ全部門で循環的な需要回復と共に収益性の改善を待てる状況になっているとみている。グローバルの景況感を踏まえれば需要の大幅な回復は期待しづらいものの、PBRは過去最低水準であり景況感が悪化した場合でも期待値剥落による株価下落リスクは限定的とみている。
ファナック<6954.T>が小幅続伸。SMBC日興証券では、株価は底堅いも米州回復を待ちたいと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は5300円→5200円に引き下げた。
SMBC日興では、25/3期2Q決算で在庫調整による未実現利益影響やロボマシンのIT向け需要改善で通期営業利益1430億円→1508億円に上方修正した点に言及。実質的にポジティブな点は少なかったが、在庫調整はロボット中心に一巡しつつ全部門で循環的な需要回復と共に収益性の改善を待てる状況になっているとみている。グローバルの景況感を踏まえれば需要の大幅な回復は期待しづらいものの、PBRは過去最低水準であり景況感が悪化した場合でも期待値剥落による株価下落リスクは限定的とみている。
★13:48 センコーGHD-みずほが目標株価を引き上げ 割安感はまだあると判断
センコーグループホールディングス<9069.T>が小幅安。みずほ証券は、短期的なカタリストには欠けるが、割安感はまだあると判断。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は1500円→1700円に引き上げた。
みずほでは、25/3期2Q決算をうけて増額修正。利益成長性および安定性はセクター平均を上回るとの見方に変更はないという。現在の株価および26/3期みずほ予想に基づくPERは約11倍とセクター平均並みであり、割安感はまだあると判断。一方、直近3か月で大きく上昇(11月末の終値は、8月末対比で+26%)。自社アセットを活かした25/3期・26/3期物流事業の堅調な利益成長、等が一定程度織り込まれたと考えている。2Q決算時に25/3期通期会社予想の上方修正が発表され、短期カタリストには一服感がみられると予想している。
センコーグループホールディングス<9069.T>が小幅安。みずほ証券は、短期的なカタリストには欠けるが、割安感はまだあると判断。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は1500円→1700円に引き上げた。
みずほでは、25/3期2Q決算をうけて増額修正。利益成長性および安定性はセクター平均を上回るとの見方に変更はないという。現在の株価および26/3期みずほ予想に基づくPERは約11倍とセクター平均並みであり、割安感はまだあると判断。一方、直近3か月で大きく上昇(11月末の終値は、8月末対比で+26%)。自社アセットを活かした25/3期・26/3期物流事業の堅調な利益成長、等が一定程度織り込まれたと考えている。2Q決算時に25/3期通期会社予想の上方修正が発表され、短期カタリストには一服感がみられると予想している。
★13:57 三菱重工業-3日続伸 兵器製造大手 昨年は増収とのSIPRI発表を好感 地政学リスクも意識か
三菱重工業<7011.T>が3日続伸。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は2日、世界の兵器メーカー上位100社の収益が、2023年は前年比4.2%増の6320億ドル(約95兆円)だったと発表した。
同記事について2日に時事通信が報じた記事によれば、ロシアによるウクライナ侵攻や中東での紛争を背景に、武器の需要が高まっている実態が裏付けられたかたち。日本企業で上位100社入りした同社や川崎重工業<7012.T>など5社の兵器による収益の合計は、前年比35%増の100億ドル(約1兆5000億円)だった。SIPRIは「2022年以降の日本(政府)による防衛支出増加で、自国からの注文が伸びた」と解説したとしている。
防衛事業の好調が意識され、同社、川重、IHI<7013.T>など防衛関連がそろって上昇。同社株価は足もと3日続伸している。きょうは前日比4%超まで買われている。また、韓国の政情不安などを受けて地政学リスクを意識した買いも入っているとみられる。
三菱重工業<7011.T>が3日続伸。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は2日、世界の兵器メーカー上位100社の収益が、2023年は前年比4.2%増の6320億ドル(約95兆円)だったと発表した。
同記事について2日に時事通信が報じた記事によれば、ロシアによるウクライナ侵攻や中東での紛争を背景に、武器の需要が高まっている実態が裏付けられたかたち。日本企業で上位100社入りした同社や川崎重工業<7012.T>など5社の兵器による収益の合計は、前年比35%増の100億ドル(約1兆5000億円)だった。SIPRIは「2022年以降の日本(政府)による防衛支出増加で、自国からの注文が伸びた」と解説したとしている。
防衛事業の好調が意識され、同社、川重、IHI<7013.T>など防衛関連がそろって上昇。同社株価は足もと3日続伸している。きょうは前日比4%超まで買われている。また、韓国の政情不安などを受けて地政学リスクを意識した買いも入っているとみられる。
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