後場コメント No.1 オンコリス、ｉｓｐａｃｅ、ヤマトＨＤ、リガク、豊田織機、住友鉱
★12:30 オンコリス－後場下げ幅縮小 ALS対象のフェーズ2a試験結果をシンポジウムで報告へ
オンコリスバイオファーマ<4588.T>が後場下げ幅縮小。同社は4日11時30分、LINE-1阻害剤「OBP-601」のC9-ALS（筋萎縮性側索硬化症）を対象としたフェーズ2a試験に関する試験結果について、35th International Symposium on ALS/MND（第35回ALS/MND国際シンポジウム）で報告を行うと発表した。
同シンポジウムは12月6日～8日に開催される。試験では、「OBP-601」は神経変性および神経炎症に関する主要なバイオマーカーを低下させる効果が示されたほか、ALSの臨床的な重症度、疾患進行の評価尺度である改訂版ALS機能評価尺度などの改善効果も示したとしている。
オンコリスバイオファーマ<4588.T>が後場下げ幅縮小。同社は4日11時30分、LINE-1阻害剤「OBP-601」のC9-ALS（筋萎縮性側索硬化症）を対象としたフェーズ2a試験に関する試験結果について、35th International Symposium on ALS/MND（第35回ALS/MND国際シンポジウム）で報告を行うと発表した。
同シンポジウムは12月6日～8日に開催される。試験では、「OBP-601」は神経変性および神経炎症に関する主要なバイオマーカーを低下させる効果が示されたほか、ALSの臨床的な重症度、疾患進行の評価尺度である改訂版ALS機能評価尺度などの改善効果も示したとしている。
★12:32 ｉｓｐａｃｅ－3日続落 モンゴルの宇宙ベンチャーと月面プログラム開発で戦略的協業
ｉｓｐａｃｅ<9348.T>が3日続落。同社は4日11時30分、モンゴルのウランバートルに本社を置く同国内初の宇宙ベンチャー企業、ＯＮＤＯ Ｓｐａｃｅ（以下、ＯＮＤＯ）との、将来的な月面プログラム開発を目的とした、戦略的協業の締結を発表した。
戦略的協業には、低軌道の超小型衛星の開発および地上局の設置実績を有するＯＮＤＯが、将来的に月周回軌道における運用を実証するため、同社の将来ミッションに超小型衛星を搭載し打ち上げる検証を共同で行うことなどが含まれるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ｉｓｐａｃｅ<9348.T>が3日続落。同社は4日11時30分、モンゴルのウランバートルに本社を置く同国内初の宇宙ベンチャー企業、ＯＮＤＯ Ｓｐａｃｅ（以下、ＯＮＤＯ）との、将来的な月面プログラム開発を目的とした、戦略的協業の締結を発表した。
戦略的協業には、低軌道の超小型衛星の開発および地上局の設置実績を有するＯＮＤＯが、将来的に月周回軌道における運用を実証するため、同社の将来ミッションに超小型衛星を搭載し打ち上げる検証を共同で行うことなどが含まれるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★12:35 ヤマトＨＤ－底堅い 手荷物預かりサービス提供するＢｏｕｎｃｅに出資
ヤマトホールディングス<9064.T>が底堅い。同社は4日、「KURONEKO Innovation Fund 2号（以下、KIF2号）」を通じて、世界中の地元企業などの空きスペースと手荷物を預けたいユーザーをマッチングさせるプラットフォームの運営を通じた手荷物預かりサービスを提供するＢｏｕｎｃｅ（米国）に出資したと発表した。
Ｂｏｕｎｃｅが着実に企業成長を続けている点や、インバウンド領域におけるシナジー効果が見込まれる点を評価し、出資を実行したという。KIF2号のポートフォリオにＢｏｕｎｃｅを組み入れることで、両社が持つ技術と知見を相互に提供し合い、さらなる事業の成長をめざすとしている。
ヤマトホールディングス<9064.T>が底堅い。同社は4日、「KURONEKO Innovation Fund 2号（以下、KIF2号）」を通じて、世界中の地元企業などの空きスペースと手荷物を預けたいユーザーをマッチングさせるプラットフォームの運営を通じた手荷物預かりサービスを提供するＢｏｕｎｃｅ（米国）に出資したと発表した。
Ｂｏｕｎｃｅが着実に企業成長を続けている点や、インバウンド領域におけるシナジー効果が見込まれる点を評価し、出資を実行したという。KIF2号のポートフォリオにＢｏｕｎｃｅを組み入れることで、両社が持つ技術と知見を相互に提供し合い、さらなる事業の成長をめざすとしている。
★12:40 リガクＨＤ－ＭＳＭＵＦＧが新規「Equal-weight」 X線分析の用途は長期的に拡大へ
リガク・ホールディングス<268A.T>が反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、X線分析の用途は長期的に拡大すると予想。投資判断は新規に「Equal-weight」とし、目標株価1200円でカバレッジを開始した。
ＭＳＭＵＦＧでは、先端デバイスの3D構造化は、X線による計測ニーズが大きく拡大するInflection point（転機）となるポテンシャルがあるとみている。ただ、X線の先端半導体分野への適用の歴史は浅く、その情報・データは限られているため、市場予想・同社の売上高予想にある程度の不確実性があることも指摘。24.12期7-9月の受注高、受注残高が減少傾向であることも考慮し、25年には成長が一時的に鈍化すると慎重に予想している。
リガク・ホールディングス<268A.T>が反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、X線分析の用途は長期的に拡大すると予想。投資判断は新規に「Equal-weight」とし、目標株価1200円でカバレッジを開始した。
ＭＳＭＵＦＧでは、先端デバイスの3D構造化は、X線による計測ニーズが大きく拡大するInflection point（転機）となるポテンシャルがあるとみている。ただ、X線の先端半導体分野への適用の歴史は浅く、その情報・データは限られているため、市場予想・同社の売上高予想にある程度の不確実性があることも指摘。24.12期7-9月の受注高、受注残高が減少傾向であることも考慮し、25年には成長が一時的に鈍化すると慎重に予想している。
★12:47 豊田自動織機－3日ぶり反落 自動で生産計画・社祖風AI導入＝日経
豊田自動織機<6201.T>が3日ぶり反落。日本経済新聞電子版は4日11時に、同社がソフトウエアや生成AIなどデジタル技術を使った生産性向上策の導入を拡大していると報じた。
記事によると、人の勘やコツに頼りがちだった生産計画作りの過程を数式化し、ソフトを使って自動作成できるようにしたほか、「社祖」をイメージしたキャラクターが社内情報を要約し回答する対話型AIも6月に本格導入したとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
豊田自動織機<6201.T>が3日ぶり反落。日本経済新聞電子版は4日11時に、同社がソフトウエアや生成AIなどデジタル技術を使った生産性向上策の導入を拡大していると報じた。
記事によると、人の勘やコツに頼りがちだった生産計画作りの過程を数式化し、ソフトを使って自動作成できるようにしたほか、「社祖」をイメージしたキャラクターが社内情報を要約し回答する対話型AIも6月に本格導入したとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★12:51 住友金属鉱山－底堅い リオティントと独占交渉開始 豪プロジェクトの銅権益取得で
住友金属鉱山<5713.T>が底堅い。同社は4日、資源メジャーであるリオティント（英国ロンドン）が保有するオーストラリアのWinu（ウィヌ）銅・金プロジェクトの権益のうち30％を取得することについて、リオティントとタームシート（条件概要書）を締結し独占交渉を開始したと発表した。
同社は必要な承認の取得と条件の充足を前提に、2025年中ごろまでに最終的な契約を締結する予定。取得権益の対価は1億9500万米ドルの即時支払額と、今後合意される将来のマイルストーンに基づく条件付き支払いが含まれる。同社は長期ビジョンにおいて年間銅権益生産量30万トンを目標としており、同プロジェクトが加わることで銅権益の拡充を見込んでいる。
住友金属鉱山<5713.T>が底堅い。同社は4日、資源メジャーであるリオティント（英国ロンドン）が保有するオーストラリアのWinu（ウィヌ）銅・金プロジェクトの権益のうち30％を取得することについて、リオティントとタームシート（条件概要書）を締結し独占交渉を開始したと発表した。
同社は必要な承認の取得と条件の充足を前提に、2025年中ごろまでに最終的な契約を締結する予定。取得権益の対価は1億9500万米ドルの即時支払額と、今後合意される将来のマイルストーンに基づく条件付き支払いが含まれる。同社は長期ビジョンにおいて年間銅権益生産量30万トンを目標としており、同プロジェクトが加わることで銅権益の拡充を見込んでいる。
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