後場コメント No.2 物語コーポ、ベストワン、山岡家、ダイキン、リベルタ、テモナ

2024/12/11(水) 15:36
★12:37  物語コーポ-反発 11月度の既存店売上高5%増
 物語コーポレーション<3097.T>が反発。同社は10日、11月度の既存店売上高(国内直営店+FC店)は速報値で前年同月比4.6%増だったと発表した。全店は同13.1%増となった。

★12:39  ベストワン-後場急騰 通期営業益を上方修正 1Qは63%増
 ベストワンドットコム<6577.T>が後場急騰。同社は11日12時30分、25.7期通期の連結営業利益予想を従来の1.8億円~4.2億円のレンジから3.1億円~4.3億円のレンジ(前期比17.5%~61.1%増)に上方修正すると発表した。

 2025年6月発コスタセレーナ金沢発着チャータークルーズの催行の決定と足元の販売が好調な状況、および他船のキャビンの買い取りにおいて、適切なカテゴリーかつ適切な部屋数の買い取りを行うことにより、売上総利益率が経常的に向上している状況などを踏まえた。

 25.7期1Q(8-10月)の連結営業利益は4300万円(前年同期比63.3%増)だった。

★12:43  丸千代山岡家-大幅反落 11月度の既存店売上高25%増 買い先行もマイナス転換
 丸千代山岡家<3399.T>が大幅反落。同社は10日、11月度の既存店売上高は速報値で前年同月比25.2%増だったと発表した。客数は同21.7%増、客単価は同2.9%上昇となった。煮干しラーメン業態のリブランディングによる来店客数の増加なども寄与した。

 なお、株価は買いが先行したものの、その後は下落へ転じる展開となっている。

★12:47  ダイキン工業-MSMUFGが目標株価引き下げ 待たれる経営の変化
 ダイキン工業<6367.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、待たれる経営の変化と指摘し、投資判断「Underweight」を継続、目標株価を18000円→16000円と引き下げた。

 同社が成長けん引役として期待していたヒートポンプ暖房の需要は低迷が続き、流通在庫も過剰な状態にある。25.3期に寄与した日本や南欧での猛暑効果は26.3期が平夏に戻れば逆にマイナスに働くと考えられることに加え、米国市場での冷媒規制に伴う25.3期の駆け込み需要要因は、26.3期には反動減要因となる可能性が高い。
 MSMUFGでは、26.3期も明確な業績回復けん引役が見当たらず、営業利益率・ROEの低迷が続くことで、バリュエーションはさらに切り下がる懸念が強いと指摘している。

★12:48  リベルタ-後場急騰 子会社がCIMA LTCIと独占販売代理店契約締結
 リベルタ<4935.T>が後場急騰。同社は11日12時30分、連結子会社であるLIBERTA USAが、カナダのPublic Safety流通分野における「FREEZE TECH(フリーズテック)」の独占販売代理店契約を、CIMA LTCI(以下、CIMA)と新たに締結したと発表した。
 
 契約締結後、生地サンプルの納品を予定しており、その後、CIMAとの連携を深め、カナダ全域のPublic Safety流通分野で活動するノンデスクワーカーへの普及を積極的に推進するという。さらに、同件を重要なステップと位置づけ、北米および米国全域への市場拡大を進めるとともに、将来的には世界全土にマーケットを展開し、同社の冷感技術を活用した新しいライフスタイルの提案を行っていくとしている。

★12:51  テモナ-急騰 サブスク振興会の不正情報プラットフォームに「ECield」OEM提供
 テモナ<3985.T>が急騰。同社は10日、日本サブスクリプションビジネス振興会が提供を開始する共創型不正情報プラットフォーム「SubsCield(サブスクシールド)」に、同社の不正注文検知サービス「ECield(イーシールド)」がOEM(相手先ブランド製造)提供されたと発表した。

 「SubsCield」を利用する事業者は、システム開発なしで「ECield」を利用できるようになる。これにより、悪質転売、いたずら注文、悪意のある支払い遅延などの不正対策の強化を実施することが可能としている。


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