後場コメント No.3 大本組、LINEヤフー、ホシザキ、カルビー、マツダ、セプテーニ

2025/01/06(月) 15:31
★13:58  大本組-続伸 ニューマチックケーソン工法の自動掘削システムに関する現場実証実施
 大本組<1793.T>が続伸。同社は6日13時30分、国土交通省が募集した「令和6年度建設機械施工の自動化・遠隔化技術に係る現場検証」に、大林組<1802.T>と共同開発した、ニューマチックケーソン工法の自動掘削システム「FullAuto Pneuma TM」の技術が選定され、当該技術における安全ルールの策定および安全性について、現場検証を実施すると発表した。
 
 同システムの実用化をめざし、さらなる効率化や省力化を進め、労働力不足や高齢化への対応、さらなる安全性の向上に取り組むという。将来的には、AIやロボティクス技術を活用した自動化の進展により、完全自動化されたニューマチックケーソン工法の実現をめざすとしている。

★13:59  LINEヤフー-続落 300億円規模の新ファンド組成
 LINEヤフー<4689.T>が続落。同社は6日、連結子会社のZ Venture Capitalが新たに300億円規模の新ファンド「ZVC2号投資事業組合(ZVC2号)」を組成したと発表した。

 今回組成するZVC2号では、同社の注力領域である「メディア」「コマース」「フィンテック」「AI」に加え、宇宙技術、ロボティクスなどの「DeepTech」領域などの大きな成長が見込まれる技術・事業分野へ積極的に投資する。1号に続き、シードステージからレイターステージまでのオールステージ投資を行うとしている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★14:08  ホシザキ-底堅い アメリカの販売代理店から事業買収
 ホシザキ<6465.T>が底堅い。同社は6日14時、米国のフードサービス機器販売代理店、Cannon Marketing Inc.(以下CMI)の事業を買収したと発表した。
 
 CMIは、同社の製氷機・冷蔵機器(冷蔵庫、冷凍庫、ディスペンサー、陳列ケースなどの販売比率が95%を占めるほか、ジャクソンの食器洗浄機の販売代理店を務めており、同社グループとの親和性が高く、豊富な商品知識を有しているという。CMIの事業買収により、南東部地域でのさらなる販売拡大をめざすとしている。

★14:11  カルビー-続落 広島の新工場を操業開始
 カルビー<2229.T>が続落。同社は6日14時、広島県広島市佐伯区において建設を進めていた「せとうち広島工場」について、1月13日から操業を開始すると発表した。

 同社が国内に工場を新設するのは約19年ぶりとなる。再生可能エネルギーや循環型エネルギーシステムの導入による優れた環境性能、DXなどの先端技術を活用した生産ラインの自動化・省力化を実現した。同工場の生産能力は年間で約280億円としている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★14:21  マツダ-もみ合い 山口県に車載用電池のモジュール・パック工場を建設へ
 マツダ<7261.T>がもみ合い。同社は6日、山口県岩国市に車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール・パック工場を建設すると発表した。

 2027年度に工場の稼働開始をめざす。完成した電池パックは同社の国内車両工場において、同社初のEV専用プラットフォームを採用するバッテリーEVに搭載する予定。生産能力は年間10ギガワットアワー(GWh)を見込んでいる。

★14:36  セプテーニ-反落 TikTokアカウント支援のパッケージサービス開始
 セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が反落。同社は6日、TikTokアカウントのプロデュースからショートドラマ制作まで一気通貫で支援するパッケージサービスの提供を開始したと発表した。

 企業の目的やニーズに合わせてアカウントのコンセプトを一から設計し、コンセプトに沿って中長期的にショートドラマ作品を企画・制作する。質の高いショートドラマコンテンツを中長期にわたり継続して発信することで、アカウントの認知度向上や企業メッセージの浸透につながる。パッケージで利用することで、1本あたりの制作単価を抑えることが可能としている。
 
 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。


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