後場コメント No.4 マクロミル、リベラウェア、メタプラネット、ムゲンエステト、小林製薬、ピーバン

2025/01/17(金) 15:32
★14:06  マクロミル-後場上げ幅拡大 TJ1がTOB価格引き上げ 1株1150円から1250円へ
 マクロミル<3978.T>が後場上げ幅拡大。同社は17日14時、英CVCキャピタルパートナー系のTJ1が実施する同社株の公開買い付け(TOB)について、買い付け条件などが変更されたと発表した。

 TOB価格について、1株につき従来の1150円から1250円に引き上げられる。また、1月24日までとしていたTOB期間は2月10日まで延長されるとしている。

★14:10  リベラウェア-3日続落 韓国高陽市と経済自由区域指定および活性化の協力に関する覚書締結
 Liberaware<218A.T>が3日続落。同社は17日、海外子会社であるLiberaware Koreaが、韓国・高陽市と経済自由区域の指定と活性化の協力に関する覚書を締結したと発表した。これにより、両者は第四次産業革命に関連する企業誘致および研究事業の推進に向けて協力していくとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★14:24  メタプラネット-大幅高 20日に米大統領就任式 当日大統領令の可能性伝わる
 メタプラネット<3350.T>が大幅高。20日に予定される米大統領就任式を前に暗号資産関連株が上昇している。

 ブルームバーグは17日、トランプ次期米大統領が暗号資産を政策の優先事項に位置付けるとともに、次期政権に業界関係者の意見を反映させるようにする大統領令の発表を計画していると報じた。

 計画に詳しい複数の関係者が発表前であることを理由に、匿名を条件に明らかにしたようだ。大統領令はトランプ氏が就任する20日にも発表される可能性があるもよう。ビットコイン価格は円建て、ドル建てともに上昇している。

 これらを手掛かりに、暗号資産投資を行う同社やリミックスポイント<3825.T>が買われている。暗号資産取引所を傘下に持つセレス<3696.T>やマネックスグループ<8698.T>も高い。

★14:26  ムゲンエステート-底堅い ムゲンアセットマネジメントを設立
 ムゲンエステート<3299.T>が底堅い。同社は17日14時10分、不動産アセットマネジメント事業への参入を目的とした「株式会社ムゲンアセットマネジメント」を同日に設立したと発表した。

 同社グループが持つ買取再販事業を中心としたバリューアップのノウハウと不動産金融ビジネスの知見を融合することで、不動産事業全体の拡大を推進する。加えて今後数年間で段階的に私募ファンドを組成し、運用残高の拡大をめざすとしている。

★14:36  小林製薬-4日ぶり反発 前会長らを提訴せず オアシスの請求退け=日経
 小林製薬<4967.T>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は17日14時30分、同社が大株主の香港投資ファンド、オアシス・マネジメントからの請求を退け、小林一雅前会長らを提訴しない方針を固めたことがわかったと報じた。
 
 記事によれば、紅麹(こうじ)原料を含むサプリメントの健康被害問題で会社に損害を与えたとして、前会長らへの提訴を求められていたという。同社が20日にも発表するようだ。会社法では、株主からの請求を受けた企業が60日以内に提訴しなかった場合、株主は株主代表訴訟を起こすことができるとしており、オアシスは1月下旬に株主代表訴訟を提起できるとしている。

★14:45  ピーバンドットコム-反発 AIチャットボット「アンサーちゃん」を正式リリース
 ピーバンドットコム<3559.T>が反発。同社は17日14時15分、AIチャットボット「アンサーちゃん」を正式にリリースしたと発表した。2024年8月から試験運用中の「アンサーちゃんβ」に寄せられた貴重なフィードバックを活かし、今回の正式版では対応範囲の拡大、応答スピードの向上、操作性の向上を図ったとしている。


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