前場コメント No.4 富士電機、ウエルシアHD、ブレインP、FPパートナー、新電工、ダスキン

2025/01/22(水) 11:30
★9:07  富士電機-MSMUFGが目標株価引き上げ 割安感が出てきた
 富士電機<6504.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG券では、割安感が出てきたと判断。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を8700円→8800円と引き上げた。

 MSMUFGでは、F3/252Qまでの進ちょくを踏まえ、F3/27までのMSMUFG業績予想を見直した。営業利益ベースの前回比でF3/25+1%、F3/26+3%、F3/27+1%と微調整に留まった。
 投資判断「Equal-weight」は継続するが、足元の株価はP/E(FY2)で過去平均値並みの13倍程度で取引されており、F3/26から器具・FAの回復、データセンター関連需要の増加が期待されることを踏まえると、割安感が出てきたと指摘している。

★9:08  ウエルシア-9日ぶり反落 株主優待制度を変更 新米を廃止
 ウエルシアホールディングス<3141.T>が9日ぶり反落。同社は21日、株主優待制度を変更すると発表した。

 株主優待券の代替品のうち「新米(新潟県産コシヒカリ)」を廃止する。株主優待券を利用できない株主に対して代替品を用意していたが、直近の代替品送付数や市場環境を勘案して見直しを行った。2025年2月の権利から変更するとしている。

★9:08  ブレインパッド-大幅続伸 吉本興業グループ企業の生成AI活用した新たな取り組みを支援
 ブレインパッド<3655.T>が大幅続伸。同社は21日、吉本興業グループのFANY(東京都新宿区)によるエンターテインメントコンテンツの海外展開を促進する新たな取り組みとして、お笑い翻訳AIサービスのα版開発を支援したと発表した。
 
 同取り組みにおいて、同社は、Googleの最も高性能で汎用的なモデルGeminiを活用した「お笑い特化型」の字幕生成システムを開発したという。同システムは、漫才やコントなどの日本のお笑い特有の言い回しや表現をAIが学習し、お笑いの魅力や繊細なニュアンスを翻訳に反映できるように設計されているとしている。

★9:08  FPパートナー-SBIが投資判断引き下げ 従来予想と比べ利益成長率は鈍化する
 FPパートナー<7388.T>が3日ぶり反落。SBI証券では、従来の予想と比べ、今後の利益成長率は鈍化すると判断。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を4000円→2500円と引き下げた。

 SBIでは、今後も同社の利益成長は継続すると考えている。一方、足元の営業社員数はSBI想定よりも低位で、生命保険の保障型平準払い保険の販売件数が伸び悩み、売上高に含まれる業務品質支援金が、SBI想定よりも停滞している。これらを背景に、従来の予想と比べ、今後の利益成長率は鈍化すると考えている。

★9:11  新光電気工業-小動き JIC系が2月中旬めどにTOB開始へ
 新光電気工業<6967.T>が小動き。同社に対して公開買い付け(TOB)を予定しているJICC-04は21日、ベトナムおよび中国における競争法に基づく必要な手続きおよび対応が完了したと発表した。

 TOBを開始するための手続きに要する期間などについての関係者の協議状況を踏まえ、2025年2月中旬をめどに、TOBを開始する予定としている。TOB価格は5920円。JICC-04は、産業革新投資機構(JIC)の完全子会社であるJICキャピタルが発行済み株式のすべてを所有している。

★9:12  ダスキン-続伸 ミスドのドーナツ10円値上げ 3月26日から
 ダスキン<4665.T>が続伸。同社は21日、運営するミスタードーナツにおいて値上げを実施すると発表した。

 対象となるドーナツなどの品目は42種類。改定額は10円。台湾フングイフルーツティは2種が対象。改定額は20円となる。3月26日から実施する。原材料価格や原油価格、物流費などの諸経費の高騰によるコスト増加が続いており、内部努力では吸収が困難なためとしている。

 なお、値上げは前日の取引時間中に伝わっていたが、大引け後も各紙が報じたことで株価は引き続き材料視した買いが入っている。


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