前場コメント No.1 博報堂DY、ディスコ、アカツキ、メタプラネット、ニデック、カワチ薬品

2025/01/24(金) 11:32
★9:00  博報堂DY-反発 ITコンサル本格参入 NTTデータと新会社=日経
 博報堂DYホールディングス<2433.T>が反発。24日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下の博報堂がIT(情報技術)コンサルティング事業に本格参入すると報じた。

 記事によれば、NTTデータグループ<9613.T>傘下のNTTデータと同事業を手掛ける共同出資会社を2月にも設立。博報堂のマーケティング力とNTTデータのシステム構築力を組み合わせ、小売りやメーカーなど向けに生成AI(人工知能)を活用した商品開発などの事業変革を支援するとしている。

★9:00  ディスコ-売り気配 通期営業益26%増見込む コンセンサス下回る
 ディスコ<6146.T>が売り気配。同社は23日、従来未定としていた25.3期通期の連結営業利益予想を1528億円(前期比25.8%増)に、期末配当予想を245円(前期末は231円)にすると発表した。市場コンセンサスは1681億円。

 通期の出荷額は4051億円を見込む。4Q(1-3月)の想定為替レートは1米ドル150円としている。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1151億円(前年同期比52.7%増)だった。生成AI関連の需要拡大など特定の用途において、積極的な設備投資の動きがみられた。この環境において、精密加工装置や消耗品である精密加工ツールの出荷が堅調に推移した。

 なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★9:00  アカツキ-続伸 持分法非適用関連会社の上場承認 株式一部売却を実施予定
 アカツキ<3932.T>が続伸。同社は23日、持分法非適用関連会社であるTENTIALの東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認され、同社所有株式の一部売り出しを行う予定であると発表した。

 売り出しは、71万1300株を予定しており、売り出し後の所有割合は4.3%となる見込み。これにより、TENTIALは同社の持分法非適用関連会社に該当しなくなる予定という。売却益の影響額は未確定であり、判明次第開示するとしている。

★9:01  メタプラネット-買い気配 トランプ氏、暗号資産推進の大統領令署名と伝わる
 メタプラネット<3350.T>が買い気配。トランプ米大統領が23日に、暗号資産の利用を推進する大統領令に署名したと伝わったことが材料視されている。

 24日7時24分配信の日本経済新聞電子版報道によれば、財務省や米証券取引委員会(SEC)など関係閣僚で構成する作業部会をホワイトハウス内に設け、約6カ月以内に仮想通貨の規制の枠組み提案を命じたようだ。中央銀行デジタル通貨(CBDC)については禁止するとしている。

 大統領令の署名を受け、国内の暗号資産関連銘柄に買いが入っている。リミックスポイント<3825.T>やセレス<3696.T>なども高い。

★9:01  ニデック-売り気配 3Q累計営業益5%増もコンセンサス下回る
 ニデック<6594.T>が売り気配。同社は23日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が1755億円(前年同期比5.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1822億円。

 精密小型モータで高付加価値の水冷モジュールを新規投入し、収益性の高い事業ポートフォリオへの転換が進んだこと、ニデックPSAイーモーターズの連結子会社化に伴う段階取得に係る差益の計上などが寄与し、3Q累計として過去最高を更新した。
 
 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。

★9:01  カワチ薬品-10日ぶり反落 3Q累計営業利益4.8%減 販管費率の上昇響く
 カワチ薬品<2664.T>が10日ぶり反落。同社は1月23日、25.3期3Q累計(3月16日-12月15日)の連結営業利益が57.8億円(前年同期比4.8%減)だったと発表した。

 調剤併設型店舗の新規出店や物流を生かした一括仕入れを実施したものの、販管費率の上昇などが響き、減益となった。店舗数は381店舗(調剤併設156店舗)となっている。


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