前場コメント No.7 GSIクレオス、カヤバ、西武HD、ニトリHD、芙蓉リース、SBIアルヒ
★10:25 GSIクレオス-上げ幅拡大 世界最大のOPV製造会社PHDと戦略的事業提携
GSIクレオス<8101.T>が上げ幅拡大。同社は27日10時5分、ブラジルにある世界最大の有機薄膜太陽電池(OPV)製造グループPower Harvesting Dynamicsと戦略的事業 提携契約を締結したと発表した。
同提携により、同社は OPVフィルムを安定的に確保し、日本国内での後工程、敷設などを大規模に実施する体制を整えたという。この安定供給体制をもとに、同社は2025年度から国立研究開発法人や国立大学法人と共同して日本国内でOPVの評価を行うとともに、ユーザー企業の実施設における大規模な実証実験を開始するとしている。
GSIクレオス<8101.T>が上げ幅拡大。同社は27日10時5分、ブラジルにある世界最大の有機薄膜太陽電池(OPV)製造グループPower Harvesting Dynamicsと戦略的事業 提携契約を締結したと発表した。
同提携により、同社は OPVフィルムを安定的に確保し、日本国内での後工程、敷設などを大規模に実施する体制を整えたという。この安定供給体制をもとに、同社は2025年度から国立研究開発法人や国立大学法人と共同して日本国内でOPVの評価を行うとともに、ユーザー企業の実施設における大規模な実証実験を開始するとしている。
★10:40 カヤバ-東海東京が目標株価引き上げ 自社株買いや株式分割などのアクションを評価
カヤバ<7242.T>が3日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、自社株買いや株式分割などのアクションを評価。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を2850円→3080円に引き上げた。
東海東京では、26.3期にはAC事業にてトヨタ自動車<7203.T>(売上構成比1割)をはじめとする車両生産活動が正常化するにつれ、資材費およびエネルギー費高騰の影響を顧客からの価格改定効果が浸透していくことで回復すると見込む。一方、油圧機器では中国の低調さに見舞われており、収益改善がさらに遅れる懸念が残ることを指摘。ただ、自社株買いや株式分割、企業買収など、株主還元強化あるいは経営改革でのアクションが相次いで打ち出されている点を評価している。
カヤバ<7242.T>が3日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、自社株買いや株式分割などのアクションを評価。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を2850円→3080円に引き上げた。
東海東京では、26.3期にはAC事業にてトヨタ自動車<7203.T>(売上構成比1割)をはじめとする車両生産活動が正常化するにつれ、資材費およびエネルギー費高騰の影響を顧客からの価格改定効果が浸透していくことで回復すると見込む。一方、油圧機器では中国の低調さに見舞われており、収益改善がさらに遅れる懸念が残ることを指摘。ただ、自社株買いや株式分割、企業買収など、株主還元強化あるいは経営改革でのアクションが相次いで打ち出されている点を評価している。
★10:50 西武HD-東海東京が新規「Underperform」 不動産含み益の顕在化評価もアップサイド限定的
西武ホールディングス<9024.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、不動産含み益の顕在化を評価も株価アップサイドは限定的と判断。レーティングは新規に「Underperform」とし、目標株価2800円でカバレッジを開始した。
東海東京では、過去平均を大きく上回る現状の株価バリュエーションは不動産含み益の顕在化や、保有土地の有効活用などによる企業価値向上をある程度織り込んだ水準と指摘。株価のアップサイドも限定的と考えている。なお、アップサイド・シナリオには、26.3期もダイヤゲート池袋などの継続的な資産流動化による譲渡資金の有効活用、鉄道運賃の実質値上げによる業績改善などとしている。
西武ホールディングス<9024.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、不動産含み益の顕在化を評価も株価アップサイドは限定的と判断。レーティングは新規に「Underperform」とし、目標株価2800円でカバレッジを開始した。
東海東京では、過去平均を大きく上回る現状の株価バリュエーションは不動産含み益の顕在化や、保有土地の有効活用などによる企業価値向上をある程度織り込んだ水準と指摘。株価のアップサイドも限定的と考えている。なお、アップサイド・シナリオには、26.3期もダイヤゲート池袋などの継続的な資産流動化による譲渡資金の有効活用、鉄道運賃の実質値上げによる業績改善などとしている。
★10:53 ニトリHD-反落 ベトナムに新工場 アジアで家具供給拡大=日経
ニトリホールディングス<9843.T>が反落。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社が3月にベトナム北部で家具の新工場を稼働させると発表した。
記事によると、ソファやマットレスなどを生産し、日本を含むアジア全域の店舗に供給するという。アジアを中心に出店を加速するなか、家具の供給体制を拡大するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ニトリホールディングス<9843.T>が反落。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社が3月にベトナム北部で家具の新工場を稼働させると発表した。
記事によると、ソファやマットレスなどを生産し、日本を含むアジア全域の店舗に供給するという。アジアを中心に出店を加速するなか、家具の供給体制を拡大するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★10:54 芙蓉総合リース-続伸 兵庫県からの「公共料金等支払事務の集約化・外注化」に関する業務受託
芙蓉総合リース<8424.T>が続伸。同社は24日、連結子会社のインボイスが、兵庫県の経理事務におけるペーパーレス化と業務効率化の実現、また振込手数料有料化への対策や新たな働き方推進への取り組みとして行う「公共料金等支払事務の集約化・外注化」に関する業務を受託したと発表した。
受託期間は令和6年11月~令和11年10月の予定。同件は、市町村を包括する広域の地方公共団体である都道府県を委託元とし、2024年4月の地方自治法改正により創設された「指定公金事務取扱者制度」に則ったインボイスとして初めての業務受託だとしている。
芙蓉総合リース<8424.T>が続伸。同社は24日、連結子会社のインボイスが、兵庫県の経理事務におけるペーパーレス化と業務効率化の実現、また振込手数料有料化への対策や新たな働き方推進への取り組みとして行う「公共料金等支払事務の集約化・外注化」に関する業務を受託したと発表した。
受託期間は令和6年11月~令和11年10月の予定。同件は、市町村を包括する広域の地方公共団体である都道府県を委託元とし、2024年4月の地方自治法改正により創設された「指定公金事務取扱者制度」に則ったインボイスとして初めての業務受託だとしている。
★10:56 SBIアルヒ-大幅に続伸 日銀利上げ受けて「フラット35」利用増に期待
SBIアルヒ<7198.T>が大幅に続伸。日銀が24日に開いた金融政策決定会合で、政策金利とする短期金利(無担保コール翌日物レート)を0.25%から0.5%に引き上げることを決定したことが材料。
25日付の日本経済新聞朝刊によれば、植田和男日銀総裁は24日の記者会見において、今後も利上げを続ける方針を表明しつつ、「ペースやタイミングは経済・金融情勢次第で予断は持っていない」と述べた。
日銀の利上げを受けて住宅ローン金利も上昇が見込まれるなか、固定金利の利用が増えるとの見方から、固定金利住宅ローン「フラット35」の販売を手がける同社に買いが入っている。住宅ローン診断サービス「モゲチェック」を手がけるMFS<196A.T>も高い。
SBIアルヒ<7198.T>が大幅に続伸。日銀が24日に開いた金融政策決定会合で、政策金利とする短期金利(無担保コール翌日物レート)を0.25%から0.5%に引き上げることを決定したことが材料。
25日付の日本経済新聞朝刊によれば、植田和男日銀総裁は24日の記者会見において、今後も利上げを続ける方針を表明しつつ、「ペースやタイミングは経済・金融情勢次第で予断は持っていない」と述べた。
日銀の利上げを受けて住宅ローン金利も上昇が見込まれるなか、固定金利の利用が増えるとの見方から、固定金利住宅ローン「フラット35」の販売を手がける同社に買いが入っている。住宅ローン診断サービス「モゲチェック」を手がけるMFS<196A.T>も高い。
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