前場コメント No.1 伊藤園、アドバンテ、メタプラネット、網屋、杏林製薬、NCS&A

2025/03/04(火) 11:30
★9:01  伊藤園-売り気配 3Q累計営業益18%減 売上原価や販管費の増加が響く
 伊藤園<2593.T>が売り気配。同社は3日、25.4期3Q累計(5-1月)の連結営業利益は178億円(前年同期比18.2%減)だったと発表した。市場コンセンサスは203億円。

 増収となったものの、売上原価および販管費の増加が響いた。

★9:01  アドバンテスト-売り気配 米ハイテク株安を嫌気 エヌビディアは9%近い下落
 アドバンテスト<6857.T>が売り気配。米ハイテク株の下落が嫌気されている。

 前日の米国市場では、ナスダックが2.6%安、フィラデルフィア半導体株指数が4.0%安とハイテク株が大きく下落。トランプ米大統領がメキシコとカナダからの輸入品に予定通り4日から25%の関税を発動すると表明したことで、リスクオフ姿勢が強まった。個別銘柄ではエヌビディアが8.7%安、インテルが4%超の下落となった。

 米ハイテク株の下落を受け、国内の半導体関連株も売りが優勢となっている。東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>なども売り気配でスタート。

★9:01  メタプラネット-売り気配 暗号資産価格の下落を嫌気 ビットコインは一時8万5000ドル台
 メタプラネット<3350.T>が売り気配。暗号資産価格の下落が嫌気されている。

 前日の米国市場では主要3指数ともに下落。トランプ米大統領がメキシコとカナダからの輸入品に予定通り4日から25%の関税を発動すると表明したことなどが嫌気され、リスクオフから幅広い銘柄が売られた。2日のトランプ氏によるSNS投稿を受けて買われていた暗号資産価格も大きく下げ、ビットコインは一時8万5000ドル台を付けるなど上昇分をほぼ帳消しにしている。

 この流れを受けて、国内の暗号資産関連銘柄も売られる展開となっている。セレス<3696.T>、雨風太陽<5616.T>、AIフュージョンキャピタルグループ<254A.T>なども売り気配でスタートしている。

★9:02  網屋-買い気配 10万株・3億円を上限に自社株買い 割合は2.42%
 網屋<4258.T>が買い気配。同社は3日、10万株・3億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年3月4日~4月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.42%となる。

★9:02  杏林製薬-買い気配 ノバルティスと「KRP-M223」に関しライセンス契約締結
 杏林製薬<4569.T>が買い気配。同社は3日、ノバルティスファーマ(スイス)と自社創製化合物である「KRP-M223」およびそのバックアップ化合物についてライセンス契約を締結したと発表した。

 今回の契約により、同社はノバルティスに対し「KRP-M223」の開発、製造、および商業化に関する全世界での独占的な権利を供与する。同社は契約一時金5500万米ドルを受領し、今後の開発、製造販売承認の取得、および一定の正味売上高の達成によりマイルストンペイメントとして最大7億7750万米ドル、加えて正味売上高に応じた段階的ロイヤリティをノバルティスから受け取る権利を有するとしている。

★9:02  NCS&A-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 NCS&A<9709.T>が買い気配。同社は3日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.0億円から19.0億円(前期比16.0%増)に上方修正すると発表した。

 主にマイグレーションサービスや主力ソリューションが堅調に推移し、売上高および利益が前回予想を上回る見通しとなったことを踏まえた。

 併せて25.3期の期末配当予想を38円から40円(前期末は30円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。


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