前場コメント No.5 東海カーボ、ふくおか、マツダ、牧野フ、アダストリア、コナミG
★9:18 東海カーボン-大和が目標株価引き上げ 構造改革効果で業績はボトムアウトに向かおう
東海カーボン<5301.T>が続落。大和証券では、構造改革効果で業績はボトムアウトに向かおうと判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を1100円→1200円と引き上げた。
大和では25.12期連結業績を売上高3430億円(前期比2%減)、営業利益245億円(同26%増)と予想。S&L事業ならびに黒鉛電極事業は、のれんの減損処理が前期に実施されたことや、構造改革効果などにより、業績改善を期待している。大和では景況感の不透明さから、各事業とも比較的保守的な想定をしているため、各事業とも現想定から大幅に落ち込む可能性は限定的とみている。
東海カーボン<5301.T>が続落。大和証券では、構造改革効果で業績はボトムアウトに向かおうと判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を1100円→1200円と引き上げた。
大和では25.12期連結業績を売上高3430億円(前期比2%減)、営業利益245億円(同26%増)と予想。S&L事業ならびに黒鉛電極事業は、のれんの減損処理が前期に実施されたことや、構造改革効果などにより、業績改善を期待している。大和では景況感の不透明さから、各事業とも比較的保守的な想定をしているため、各事業とも現想定から大幅に落ち込む可能性は限定的とみている。
★9:20 ふくおかFG-大和が目標株価引き上げ 次期中計の好材料に期待
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が反発。大和証券では、次期中計の好材料に期待とし、投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を4300円→4400円と引き上げた。
大和では、同行の円債残高は他行比で相対的に大きく、国内金利上昇時の円債評価損の拡大とその対応が課題になると指摘。一方、来期にスタートする次期中計目標(2027年度)で連結純利益1000億円規模、8%を十分に上回るROEを期待しており、高い利益成長見通しが示されると考えている。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が反発。大和証券では、次期中計の好材料に期待とし、投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を4300円→4400円と引き上げた。
大和では、同行の円債残高は他行比で相対的に大きく、国内金利上昇時の円債評価損の拡大とその対応が課題になると指摘。一方、来期にスタートする次期中計目標(2027年度)で連結純利益1000億円規模、8%を十分に上回るROEを期待しており、高い利益成長見通しが示されると考えている。
★9:21 マツダ-反発 カナダ・メキシコ関税の軽減を5日発表もと伝わる
マツダ<7261.T>が反発。ラトニック商務長官が4日、トランプ米政権は「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の対象となるメキシコおよびカナダ製品に関し、関税の軽減に向けた道筋を5日にも発表する可能性があると明かしたことが材料。
FOXビジネスのインタビューを引用するかたちで5日にブルームバーグ通信が報じた記事によれば、「メキシコとカナダの双方の当局者がきょう一日中私と電話で話し、自分たちがもっとうまくやれると示そうとした。大統領は耳を傾けている。彼は非常に公正で、非常に合理的な人物だからだ」と発言したとしている。
発言を受けて、関税軽減に期待した買いが同社など自動車関連に入っている。トヨタ自動車<7203.T>、日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>も高い。
マツダ<7261.T>が反発。ラトニック商務長官が4日、トランプ米政権は「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の対象となるメキシコおよびカナダ製品に関し、関税の軽減に向けた道筋を5日にも発表する可能性があると明かしたことが材料。
FOXビジネスのインタビューを引用するかたちで5日にブルームバーグ通信が報じた記事によれば、「メキシコとカナダの双方の当局者がきょう一日中私と電話で話し、自分たちがもっとうまくやれると示そうとした。大統領は耳を傾けている。彼は非常に公正で、非常に合理的な人物だからだ」と発言したとしている。
発言を受けて、関税軽減に期待した買いが同社など自動車関連に入っている。トヨタ自動車<7203.T>、日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>も高い。
★9:21 牧野フライス-5日ぶり反発 ニデック役員と面談実施
牧野フライス製作所<6135.T>が5日ぶり反発。同社は4日、ニデック<6594.T>の副社長執行役員や専務執行員など、計9名と対面で面談を実施したと発表した。
企業価値の向上および株主共同の利益の確保の観点から、ニデックの提案およびその他の代替策など、あらゆる戦略的オプションについて検討を尽くすとしている。
牧野フライス製作所<6135.T>が5日ぶり反発。同社は4日、ニデック<6594.T>の副社長執行役員や専務執行員など、計9名と対面で面談を実施したと発表した。
企業価値の向上および株主共同の利益の確保の観点から、ニデックの提案およびその他の代替策など、あらゆる戦略的オプションについて検討を尽くすとしている。
★9:23 アダストリア-続落 2月度の既存店売上高7.8%減 春物衣料の販売が伸び悩む
アダストリア<2685.T>が続落。同社は4日、2月度の既存店売上高は前年同月比7.8%減だったと発表した。全店は同5.6%減だった。
昨年と比較して気温が低く推移し、春物衣料の販売が伸びなかった。昨年実施した会員向け20%ポイント還元キャンペーンを控えたことも響いた。
アダストリア<2685.T>が続落。同社は4日、2月度の既存店売上高は前年同月比7.8%減だったと発表した。全店は同5.6%減だった。
昨年と比較して気温が低く推移し、春物衣料の販売が伸びなかった。昨年実施した会員向け20%ポイント還元キャンペーンを控えたことも響いた。
★9:30 コナミG-大和が投資判断引き下げ セクター優良企業も市場評価は相応に高いと判断
コナミグループ<9766.T>が続落。大和証券では、セクター優良企業も市場評価は相応に高いと判断。投資判断を「2(Outperform)」→「3(Neutral)」に引き下げ、目標株価は1万1600円→1万9000円と引き上げた。
同社は、主に「eFootball」が新興国などで成長を続けている。近年は往年に世界的な人気を博した「サイレントヒル」や「メタルギア」といったIPのリブートにも取り組んでいる。
大和では、同社はライブサービスゲームを新興国市場などで伸ばしながら、家庭用ゲームIPの活性化にも取り組めている優良企業であるが、短期的な株価上昇余地はそれ程大きくないと考えている。
コナミグループ<9766.T>が続落。大和証券では、セクター優良企業も市場評価は相応に高いと判断。投資判断を「2(Outperform)」→「3(Neutral)」に引き下げ、目標株価は1万1600円→1万9000円と引き上げた。
同社は、主に「eFootball」が新興国などで成長を続けている。近年は往年に世界的な人気を博した「サイレントヒル」や「メタルギア」といったIPのリブートにも取り組んでいる。
大和では、同社はライブサービスゲームを新興国市場などで伸ばしながら、家庭用ゲームIPの活性化にも取り組めている優良企業であるが、短期的な株価上昇余地はそれ程大きくないと考えている。
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