前場コメント No.7 ブックオフGH、古河電、TOPPANHD、ジェネパ、ゲンキGDC、ナルミヤ

2025/03/05(水) 11:30
★10:11  ブックオフ-3日ぶり反落 2月度の既存店売上高3.4%増 前月比では伸び鈍化
 ブックオフグループホールディングス<9278.T>が3日ぶり反落。同社は4日、2月度の国内直営既存店売上高は前年同月比3.4%増だったと発表した。前月比では2.7ポイント低下した。全店は同3.7%増で、前月比では2.4ポイント低下した。

 トレーディングカード・ホビー、貴金属・時計・ブランドバッグ、アパレル、家電・携帯電話などの売上高が前年を上回ったとしている。


★10:15  古河電気工業-SMBC日興が目標株価引き上げ 米国の光ファイバー市場はこれから拡大しよう
 古河電気工業<5801.T>が反発。SMBC日興証券では、米国の光ファイバー市場はこれから拡大すると予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を7300円→8000円に引き上げた。

 SMBC日興では、今後は米国の光ケーブル事業がけん引役となり、26.3期の営業利益は中計目標の約500億円の水準を射程圏にとらえたと予想している。米国の光ケーブル市場は、AI向け、FTTH(Fiber to the Home)、AIデータセンター間を接続するネットワーク構築などで2025年半ばから2026年に需要の盛り上がりを想定。2025年の後半にかけて、同社の業績モメンタムは加速するとみている。

★10:23  TOPPANHD-反発 デジタルツインによる都市災害リスク可視化サービスを提供開始
 TOPPANホールディングス<7911.T>が反発。同社は5日10時06分、グループ会社のTOPPANが、ハザードマップなど自治体の持つ様々な災害データを都市のデジタルツインと組み合わせて地域の災害リスクをデジタル空間で仮想再現し、災害対策や訓練・防災教育などの自治体業務を支援するサービスを開発。2025年3月上旬より提供開始すると発表した。
 
 同サービスは3Dデジタル空間上に現実の都市を再現し、避難所などの防災関連施設や住人の分布と年齢構成といった地域情報を登録。災害発生時の状況によって変わる被害や避難行動を避難者の属性なども考慮した仮想再現を行い、どの様な状況が起きるかを可視化する。科学計算と地域情報に基づき様々な条件をデジタル空間で検討し、防災・減災活動に反映させることが可能となるとしている。

★10:31  ジェネレーションパス-ストップ安売り気配 上昇一服し手じまい売りが殺到
 ジェネレーションパス<3195.T>がストップ安売り気配。連日の暴騰から一転して売りが殺到している。

 同社は2月18日に、連結子会社の青島新嘉程家紡が新たに「カポック繊維および羽毛を含む充填材およびその製造装置・製造方法」に関する特許を取得したと発表。これを材料視した買いが集まり、同月27日には株主優待制度の新設も発表した。これら材料を手掛かりに、人気化し、3月4日まで5営業日連続でストップ高となるなど株価が大きく上昇していた。

 きょうも高く始まったものの、1250円(前日比19.0%高)まで買われた後は急失速。手じまい売りが殺到し、足元ではストップ安水準で24万株程度の売り越しとなっている。

★10:40  ゲンキGDC-底堅い 2月度の既存店売上高11%増 全店は14%増
 Genki Global Dining Concepts<9828.T>が底堅い。同社は4日、2月度の既存店売上高は前年同月比11.0%増だったと発表した。全店は同13.5%増となった。

★10:43  ナルミヤ-続落 2月度の既存店売上高7%減
 ナルミヤ・インターナショナル<9275.T>が続落。同社は4日、2月度の既存店売上高は速報値で前年同月比7.0%減だったと発表した。客数は同6.8%減となった。卒業・卒園・新入学向けの出足が例年より遅く苦戦した。


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