前場コメント No.8 伯東、コーセー、メディアドゥ、ジーエヌアイ、FRONTEO

2025/03/05(水) 11:30
★10:56  伯東-4日ぶり反発 Spectricityと代理店契約を締結
 伯東<7433.T>が4日ぶり反発。同社は5日10時35分、Spectricity(ベルギー)と、日本国内における代理店契約を締結したと発表した。
 
 同社は、Spectricityの最先端分光センシング技術を活用し、スマートフォン、ウェアラブル、ヘルスケア、産業用途など、新たなセンシングソリューションの創出を支援する。また、同社の技術サポートと販売ネットワークを活用し、Spectricity製品の導入促進と市場拡大をめざすとしている。

★10:58  コーセー-大和が目標株価引き上げ 会社計画は保守的、化粧品の中では最上位に
 コーセー<4922.T>が4日ぶり反発。大和証券では、会社計画は保守的と判断。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を6570円→6810円に引き上げた。

 同社の営業利益率は事業基盤の再構築や償却費の増加などから「26年度位までの間は足踏みする見込み」と説明されており、大和では中期的な不透明感があると指摘した。他方、タルク問題は一定の処理を済ませており、会社の25年度計画もある程度の規模で超過する可能性が高いと想定。短期的な投資妙味はあり、化粧品企業の中では最上位に位置付けている。

★11:10  メディアドゥ-上げ幅拡大 英語翻訳の電子コミック配信サービスを米国で提供開始
 メディアドゥ<3678.T>が上げ幅拡大。同社は5日11時、電子コミック配信サービス「MANGA MIRAI」について米国で提供を開始すると発表した。
 
 「MANGA MIRAI」は、NTT<9432.T>傘下のNTTドコモ、アカツキ<3932.T>、MyAnimeList(東京都千代田区)と共同で開発した英語翻訳された日本のマンガ作品を購読できるサービス。780タイトル、1万1000巻以上の日本のマンガ作品を1冊から購入することができ、購入した作品はサービスサイトおよび専用のリーダーアプリにて読むことができるとしている。

★11:11  ジーエヌアイ-一時ストップ安 F351の結果に関し状況の変化はないとのコメントを発表
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が一時ストップ安。同社は5日、F351の結果に関し状況の変化はなく、引き続き第3相臨床試験の結果報告を待っているとのコメントを発表した。

 同社株価は一時ストップ安となる2475円まで売られていたが、会社発表後の11時過ぎ時点では2600円なかばまで買い戻されている。

★11:18  FRONTEO-大幅反発 塩野義製薬と共同開発しているAIプログラム医療機器の治験届提出
 FRONTEO<2158.T>が大幅反発。同社は4日、塩野義製薬<4507.T>と共同開発している「会話型認知機能検査用AIプログラム医療機器(SDS-881)」について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届を提出したと発表した。
 
 同機器は、患者と医療従事者の10分以上の自由会話を、自社開発の特化型AI「KIBIT(キビット)」を活用することで、認知機能低下の可能性の有無などを短時間かつ高精度に判定する。医師の最適な診断や判断を支援するとともに、医療者・患者の負担軽減や、認知症の早期発見・早期治療の促進などを通じて、重要な社会課題とされる認知症対策の一助となるものと考えるという。
 
 同機器については、2025年2月に厚生労働省のプログラム医療機器調査会において優先審査対象品目への指定を受けており、今後の臨床試験を経て、2026年度の承認取得をめざすとしている。


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