前場コメント No.6 アスタリスク、サンケン電、JR西日本、ドリコム、三井不、ククレブ

2025/03/07(金) 11:30
★9:14  アスタリスク-3日ぶり反発 ラウンドワンジャパンに「AsCamera」を導入
 アスタリスク<6522.T>が3日ぶり反発。同社は7日8時30分、ラウンドワン<4680.T>傘下のラウンドワンジャパンに、同社が提供するスマートフォンのカメラを使用した画像認識バーコードリーダー「AsCamera」を導入したと発表した。

 今回、クレーンゲームの景品棚卸業務の効率化を目的として、「AsCamera」をラウンドワンの全店舗で導入したという。これにより、従来、紙のリストを見ながら目視で行っていた景品の特定作業が自動化され、作業時間を従来比25%削減し、さらに集計データをクラウドで一元管理することで、業務の効率化と精度向上を実現したとしている。

★9:17  サンケン電気-大幅反落 出資先アレグロ、オンセミの買収提案は不十分とコメント
 サンケン電気<6707.T>が大幅反落。同社が出資する米アレグロ・マイクロシステムズは6日、半導体大手の米オンセミコンダクターによる1 株あたり35.1ドルの買収提案は不十分と発表した。

 同社株価については、オンセミコンダクターが5日にアレグロの買収提案を発表したことで同日はストップ高となっていた。一方、アレグロによる買収提案へのコメントを受けて、きょうは期待後退による売りが出ている。米ハイテク株が下落したことも売り材料視されている。

★9:26  JR西日本-野村がレーティング引き上げ レジャー支出拡大と大阪万博に注目
 JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が大幅続伸。野村証券では、レジャー支出拡大と大阪万博に注目。レーティングを「Neutral」→「Buy」に、目標株価は3250円→4000円へそれぞれ引き上げた。

 野村では、10-12月期決算、レジャー支出の増加を背景にした鉄道収入の増加、2025年の大阪万博効果を反映し、業績予想を上方修正した。26.3期は久方ぶりに営業最高益の更新を予想する。同社はEPS(1株利益)をコロナ前に回復することをめざし、自社株買いや利益を伸ばすインセンティブが強いと指摘。また運賃改定を申請した会社と異なり、収入拡大を増益につなげる意識が強いほか、大阪万博の効果による旅客増が利益増につながるとみている。

★9:27  ドリコム-6日ぶり反発 「Wizardry Variants Daphne」Steam版のサービス開始
 ドリコム<3793.T>が6日ぶり反発。同社は6日、「Wizardry(ウィザードリィ)」シリーズ最新作の3DダンジョンRPG「Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィヴァリアンツダフネ)」において、Steam版のサービスを同日より開始したと発表した。
 
 Steam版では、横画面表示(1920×1080px)やコントローラーでの操作にも対応し、すでにiOS版・Android版で作成されたゲームアカウントもSteam版とのデータ連携が可能となるため、PC環境からでも同一アカウントでプレイできるという。今回のサービス開始に伴い、Steamを含む全てのプラットフォームにおいて、中国語(繁体字/簡体字)への言語対応を新たに実装したとしている。

★9:29  三井不動産-大幅続落 春闘賃上げ要求の平均6.09% 追加利上げを懸念
 三井不動産<8801.T>が大幅続落。ことしの春闘の賃上げ要求について、労働団体の連合が6日、今月時点で2900余りの労働組合の平均が6.09%になったと発表したことが材料。連合によると春闘の賃上げ要求が6%を超えるのは、1993年以来32年ぶりとのこと。

 賃上げの動きについては、日銀が追加利上げの条件として注目している要素であり、早期の追加利上げに対する懸念から不動産関連に売りが出ている。三菱地所<8802.T>、住友不動産<8830.T>も安い。

★9:32  ククレブ-急騰 7日より増し担保金徴収措置を解除
 ククレブ・アドバイザーズ<276A.T>が急騰。日本証券金融(日証金)は6日、同社株について7日より増し担保金徴収措置を解除すると発表した。株価は規制措置の解除を受けて、買いが優勢となっている。


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