前場コメント No.3 シーイーシー、Pアンチエイジ、ラクスル、JEH、日産東HD、TOPPANHD

2025/03/14(金) 11:32
★9:03  シーイーシー-買い気配 今期最終益21%増見込む 前期は11%減
 シーイーシー<9692.T>が買い気配。同社は13日、26.1期通期の連結純利益予想を49.0億円(前期比21.3%増)に、年間配当予想を65円(前期は55円)にすると発表した。

 事業戦略、コーポレート戦略を新たな成長戦略の2軸として、事業活動を通じた社会や産業課題の解決をめざし、企業価値の継続的な向上に努めるとしている。

 25.1期通期の連結純利益は40.4億円(前の期比11.0%減)だった。データセンター事業の再編に伴う特別損失の計上などが響いた。

★9:03  プレミアアンチエイジング-売り気配 上期営業黒字転換も通期計画据え置きを嫌気
 プレミアアンチエイジング<4934.T>が売り気配。同社は3月13日、25.7期上期(8-1月)の連結営業損益は9.8億円の黒字(前年同期は2.1億円の赤字)だったと発表した。通期の会社計画1.5億円の黒字は据え置いた。

 上期の会社計画は1.5億円の赤字だったので着地は上振れた。新規獲得の広告効率が十分には改善しなかったことから広告宣伝費を中心とした販売費が計画を下回った。また、コスト構造改革の推進により人件費・システム費・業務委託費等の固定費の削減が計画を上回って進ちょくした。加えて、リカバリーウェアに対する社会の認知・関心が急速に高まり、リカバリー事業の売り上げが順調に伸長し、利益が増加したことも寄与した。

 しかし、株価は通期計画の据え置きが嫌気され、売りが出ている。

★9:04  シーイーシー-買い気配 120万株・20億円を上限に自社株買い 消却も発表
 シーイーシー<9692.T>が買い気配。同社は13日、120万株・20億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年3月14日~10月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.74%となる。

 併せて、上記により取得した自己株式の全株式を消却すると発表した。消却予定日は2026年1月16日。消却前の発行済株式総数に対する割合は3.33%となる。

★9:04  ラクスル-売り気配 通期最終益を上方修正 通期営業益は据え置き
 ラクスル<4384.T>が売り気配。同社は13日、25.7期通期の連結純利益予想を従来の17.8億円~22.8から24.8億円~27.8億円(前期比17.1%増~31.2%増)に、期末配当予想を2.3円から3.0円(前期末は1.7円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは21.8億円。

 ハコベルの株式の一部譲渡に伴い、特別利益を計上したことが寄与する。年間配当予想も期末と同額。通期の営業利益予想は従来の32.0億円~37.0億円(前期比26.8%増~46.6%増)を据え置いた。営業利益の市場コンセンサスは35.6億円。

 25.7期上期(8-1月)の連結純利益は17.9億円(前年同期比0.3%増)だった。

 なお、営業利益予想の据え置きを受けて株価は売りが優勢となっている。

★9:04  JEH-買い気配 今期最終益16%増見込む 前期は44%増
 Japan Eyewear Holdings<5889.T>が買い気配。同社は13日、26.1期通期の連結営業利益(IFRS)予想を62.0億円(前期比16.4%増)に、年間配当予想を84円(前期は66円)にすると発表した。
 
 出店戦略においては、金子眼鏡グループでは、引き続きブランド力を希薄化させないよう、厳選した立地に年間数店舗程度の新規出店及び既存店舗の近隣好立地への店舗移転を目標として、安定的に店舗数を拡大し、同社ブランドの認知向上および新規顧客需要の創出を図っていく方針だとしている。

 25.1期通期の連結営業利益は53.3億円(前の期比44.0%増)だった。また、25.1期の期末配当予想を34円から44円(前期末は19円)に上方修正すると発表した。年間配当は56円→66円(前期は19円)となる。

★9:04  日産東京販売HD-大幅に7日続伸 ニッポンアクティブバリューファンドが大株主に浮上 保有割合は5.02%
 日産東京販売ホールディングス<8291.T>が大幅に7日続伸。同社について、英国の投資会社であるニッポンアクティブバリューファンドが大株主に浮上した。3月13日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。共同保有者と合わせた保有割合は5.02%となっている。

★9:04  TOPPANHD-続落 投資有価証券の一部を売却 投資有価証券売却益は755億円
 TOPPANホールディングス<7911.T>が続落。同社は14日8時30分に、同社および同社の子会社であるTOPPANクロレが保有する投資有価証券の一部の売却を行い、これにより投資有価証券売却益(特別利益)が発生したと発表した。

 売却した投資有価証券は同社および同社の子会社が保有する上場有価証券1銘柄で、投資有価証券売却益は755億円。なお、これに伴う25.3期通期連結業績予想の修正は予定していないとしている。

 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。


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