前場コメント No.10 マックス、エンプラス、J・TEC、インフォマート、NRI、トランスコスモ、アバントG
★10:44 マックス-大幅反発 今期営業益1.6%増見込む 中計目標を上方修正
マックス<6454.T>が大幅反発。同社は4月30日、26.3期通期の連結営業利益予想を147億円(前期比1.6%増)に、年間配当予想を120円(前期は114円)にすると発表した。
業績の堅調な推移を踏まえ、中計最終年度となる27.3期の売上高は981億円(従来は978億円)、営業利益は155億円(同153億円)にそれぞれ上方修正した。
25.3期通期の連結営業利益は145億円(前の期比14.8%増)だった。期末配当は従来予想の112円に対し114円(前の期末は101円)に決定した。
マックス<6454.T>が大幅反発。同社は4月30日、26.3期通期の連結営業利益予想を147億円(前期比1.6%増)に、年間配当予想を120円(前期は114円)にすると発表した。
業績の堅調な推移を踏まえ、中計最終年度となる27.3期の売上高は981億円(従来は978億円)、営業利益は155億円(同153億円)にそれぞれ上方修正した。
25.3期通期の連結営業利益は145億円(前の期比14.8%増)だった。期末配当は従来予想の112円に対し114円(前の期末は101円)に決定した。
★10:58 エンプラス-急落 今期営業益53%減見込む 前期は14%増
エンプラス<6961.T>が急落。同社は4月30日、26.3期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比52.7%減)に、年間配当予想を80円(前期は70円)にすると発表した。
積極的な人的投資、マーケティング投資による販管費の増加や、米国の追加関税の影響による売上原価の増加を見込む。対応として価格転嫁を進める方針。想定為替レートは1米ドル140円とした。
25.3期通期の連結営業利益は52.9億円(前の期比13.8%増)だった。半導体向けやライフサイエンス向けの売上原価率低下などが寄与した。会社計画は51.0億円。
エンプラス<6961.T>が急落。同社は4月30日、26.3期通期の連結営業利益予想を25.0億円(前期比52.7%減)に、年間配当予想を80円(前期は70円)にすると発表した。
積極的な人的投資、マーケティング投資による販管費の増加や、米国の追加関税の影響による売上原価の増加を見込む。対応として価格転嫁を進める方針。想定為替レートは1米ドル140円とした。
25.3期通期の連結営業利益は52.9億円(前の期比13.8%増)だった。半導体向けやライフサイエンス向けの売上原価率低下などが寄与した。会社計画は51.0億円。
★10:58 J・TEC-急落 今期営業黒字転換見込むも前期の赤字着地を嫌気
ジャパン・ティッシュエンジニアリング<7774.T>が急落。同社は4月30日、26.3期通期の営業損益予想を1.0億円~2.0億の黒字のレンジ(前期は2.4億円の赤字)にすると発表した。
自家培養軟骨ジャックの変形性膝関節症への適応拡大に関し、保険収載時期の見通し予測が困難であり、影響が大きいことから今回の見通しについては、レンジの上限を保険収載が26.3期に完了した場合、レンジの下限を保険収載が27.3期以降に遅れた場合とするレンジ方式を採用している。
25.3期通期の営業損益は2.4億円の赤字(前の期は1.4億の黒字)だった。ジャック、ネピック、オキュラルの売り上げが想定より伸びず、計画未達で着地したことが響いた。
なお株価は、前期の赤字着地が嫌気され、売りが優勢となっている。
ジャパン・ティッシュエンジニアリング<7774.T>が急落。同社は4月30日、26.3期通期の営業損益予想を1.0億円~2.0億の黒字のレンジ(前期は2.4億円の赤字)にすると発表した。
自家培養軟骨ジャックの変形性膝関節症への適応拡大に関し、保険収載時期の見通し予測が困難であり、影響が大きいことから今回の見通しについては、レンジの上限を保険収載が26.3期に完了した場合、レンジの下限を保険収載が27.3期以降に遅れた場合とするレンジ方式を採用している。
25.3期通期の営業損益は2.4億円の赤字(前の期は1.4億の黒字)だった。ジャック、ネピック、オキュラルの売り上げが想定より伸びず、計画未達で着地したことが響いた。
なお株価は、前期の赤字着地が嫌気され、売りが優勢となっている。
★11:00 インフォマート-急落 1Q営業益2.5倍も利益確定の売り
インフォマート<2492.T>が急落。同社は4月30日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は5.8億円(前年同期比2.5倍)だったと発表した。市場コンセンサスは5.3億円。
売上増とデータセンター費用の低減により、利益率が改善したことなどが寄与した。
なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。
インフォマート<2492.T>が急落。同社は4月30日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は5.8億円(前年同期比2.5倍)だったと発表した。市場コンセンサスは5.3億円。
売上増とデータセンター費用の低減により、利益率が改善したことなどが寄与した。
なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。
★11:04 NRI-SMBC日興が目標株価を引き上げ 売上高1兆円・営業利益率20%の2030年計画へ期待
野村総合研究所<4307.T>が小幅安。SMBC日興証券では、売上高1兆円・営業利益率20%の2030年計画へ期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は5700円→5800円に引き上げた。
SMBC日興では、主力の証券業向けで安定した増収が続いているほか、銀行業では25/3期に増加したネット銀行向けの業務を26/3期は維持し、保険業では損保の主要顧客でのシステム統合需要が今後増加すると予想。非金融分野は25/3期に複数の新規顧客から受注を獲得し、26/3期からはその業績貢献が期待できるという。顧客企業のDXを主導することができるクオリティとキャパシティを持つ数少ないITサービス企業であり、日本企業の強いDX投資意欲を背景にこれからも顧客を増やしながら成長すると考えている。
野村総合研究所<4307.T>が小幅安。SMBC日興証券では、売上高1兆円・営業利益率20%の2030年計画へ期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は5700円→5800円に引き上げた。
SMBC日興では、主力の証券業向けで安定した増収が続いているほか、銀行業では25/3期に増加したネット銀行向けの業務を26/3期は維持し、保険業では損保の主要顧客でのシステム統合需要が今後増加すると予想。非金融分野は25/3期に複数の新規顧客から受注を獲得し、26/3期からはその業績貢献が期待できるという。顧客企業のDXを主導することができるクオリティとキャパシティを持つ数少ないITサービス企業であり、日本企業の強いDX投資意欲を背景にこれからも顧客を増やしながら成長すると考えている。
★11:12 トランスコスモス-反発 今期営業益7%増見込む 配当性向35%に 株主優待は廃止
トランスコスモス<9715.T>が反発。同社は4月30日、26.3期通期の連結営業利益予想を155億円(前期比7.1%増)に、年間配当予想を108円(前期は106円)にすると発表した。市場コンセンサスは164億円。
CXサービス・BPOサービスにおいては、デジタル技術の活用に対するニーズの高まりや日本の人口動態に起因する構造的な人手不足を背景に、引き続き需要が拡大する見通し。アジア市場を中心としたグローバルで事業展開を加速させる。
25.3期通期の連結営業利益は145億円(前の期比26.1%増)だった。価格交渉の進展や稼働率上昇などで売上総利益率が改善した。海外の収益性改善も寄与した。
併せて、配当方針の変更と株主優待制度の廃止を発表した。変更後は連結配当性向35%(従来は配当性向の基準なし)を基準として業績に応じた適正配当を行う。これに伴い、未定だった25.3期の期末配当予想を106円に修正した。今後は配当などによる利益還元に集約するとしている。
トランスコスモス<9715.T>が反発。同社は4月30日、26.3期通期の連結営業利益予想を155億円(前期比7.1%増)に、年間配当予想を108円(前期は106円)にすると発表した。市場コンセンサスは164億円。
CXサービス・BPOサービスにおいては、デジタル技術の活用に対するニーズの高まりや日本の人口動態に起因する構造的な人手不足を背景に、引き続き需要が拡大する見通し。アジア市場を中心としたグローバルで事業展開を加速させる。
25.3期通期の連結営業利益は145億円(前の期比26.1%増)だった。価格交渉の進展や稼働率上昇などで売上総利益率が改善した。海外の収益性改善も寄与した。
併せて、配当方針の変更と株主優待制度の廃止を発表した。変更後は連結配当性向35%(従来は配当性向の基準なし)を基準として業績に応じた適正配当を行う。これに伴い、未定だった25.3期の期末配当予想を106円に修正した。今後は配当などによる利益還元に集約するとしている。
★11:16 アバントG-急落 3Q累計営業益18%増もコンセンサス下回る
アバントグループ<3836.T>が急落。同社は4月30日、25.6期3Q累計(7-3月)の連結営業利益は36.3億円(前年同期比17.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは39.5億円。
ソフトウエアビジネスの成長により利益率が向上した。前年1Qに経営管理ソリューション事業の利益水準が低くとどまったことによる反動も増益に寄与した。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
アバントグループ<3836.T>が急落。同社は4月30日、25.6期3Q累計(7-3月)の連結営業利益は36.3億円(前年同期比17.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは39.5億円。
ソフトウエアビジネスの成長により利益率が向上した。前年1Qに経営管理ソリューション事業の利益水準が低くとどまったことによる反動も増益に寄与した。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
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