後場コメント No.5 SMC、アイビーシー、ちゅうぎ、西武HD、一工薬、レイズネクスト

2025/05/14(水) 15:32
★14:12  SMC-後場急騰 今期営業益13%増見込む 前期は3%減
 SMC<6273.T>が後場急騰。同社は14日14時に、26.3期通期の連結営業利益予想を2150億円(前期比13.0%増)に、年間配当予想を1000円(前期と同額)にすると発表した。市場コンセンサスは2167億円。

 着実な設備投資、販売先製品・業種の多角化、温調機器を中心とした非空圧製品・省エネ製品の拡販、低圧化などのソリューション提案に努め、各地域でのシェアアップと原価低減、生産性の向上を図る。前提為替レートは1米ドル141円、1ユーロ157円、1人民元19円50銭としている。

 25.3期通期の連結営業利益は1902億円(前の期比3.0%減)だった。原価率の上昇、人件費の増加、修繕費などによる販管費の増加が響いた。

★14:12  SMC-後場急騰 75万株・300億円を上限に自社株買い 消却も発表
 SMC<6273.T>が後場急騰。同社は5月14日14時に、75万株・300億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月19日~2026年3月24日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.1%となる。

 併せて、350万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は2025年5月30日。消却前の発行済株式総数に対する割合は5.2%となる。

★14:12  アイビーシー-急騰 上期営業益87%増 ライセンス販売事業で大幅増収
 アイビーシー<3920.T>が急騰。同社は13日、25.9期上期(10-3月)の営業利益は2.5億円(前年同期比87.0%増)だったと発表した。

 主力のライセンス販売事業が、既存顧客へのサポートやパートナービジネスを強化したことにより大幅増収となったことなどが寄与した。

★14:15  ちゅうぎんFG-後場急騰 今期最終益20%増見込む 中計のKPIを引き上げ
 ちゅうぎんフィナンシャルグループ<5832.T>が後場急騰。同社は14日14時、26.3期通期の連結純利益予想を330億円(前期比20.2%増)に、年間配当予想を74円(前期は62円)にすると発表した。

 併せて、中期経営計画「未来共創プラン ステージⅢ」のKPIについて、27.3期の当期純利益を400億円以上(従来は300億円)、ROEは7%以上(同5%以上)にそれぞれ引き上げると発表した。

 25.3期通期の連結純利益は274億円(前の期比28.2%増)だった。国内金利の上昇に伴う資金運用収益の大幅な増加などが寄与した。期末配当は従来予想の29.5円に対し35.5円(前の期末は32.0円)に決定した。

 なお、同時に発表された自社株買いも好感されている。

★14:15  ちゅうぎんFG-後場急騰 250万株・30億円を上限に自社株買い 割合は1.3%
 ちゅうぎんフィナンシャルグループ<5832.T>が後場急騰。同社は14日14時、250万株・30億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月21日~8月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.3%となる。

★14:17  西武HD-後場急落 今期最終益90%減見込む 配当予想は前期並み維持
 西武ホールディングス<9024.T>が後場急落。同社は14日14時、26.3期通期の連結純利益予想を260.0億円(前期比89.9%減)だと発表した。

 東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化を実行した反動からに加え、賃上げを含む人件費などの各種費用や安全安心に資する設備投資増にともなう経費が増加する見込みであることから、減益を計画する。

 25.3期通期の連結純利益は2581.8億円(前の期比9.6倍)だった。東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化に伴う利益が寄与した。

 また、26.3期の年間配当予想を40円(前期は40円)とした。

★14:24  第一工業製薬-後場急騰 今期営業益12%増見込む 前期は2.6倍
 第一工業製薬<4461.T>が後場急騰。同社は14日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を60.0億円(前期比12.1%増)に、年間配当予想を120円(前期は100円)にすると発表した。市場コンセンサスは60.0億円。

 25.3期通期の連結営業利益は53.5億円(前の期比2.6倍)だった。機能材料セグメントを中心として売上高が伸長したことにより収益性が改善したことが寄与した。

 併せて、戦略的資源として位置付けられるリチウムイオン二次電池の需要増に対応するため、負極用水系複合接着剤(バインダー)「エレクセルCRシリーズ」の生産能力を、滋賀工場において増強したことも発表した。

★14:32  レイズネクスト-後場急騰 今期営業益7%増見込む 前期は9%増
 レイズネクスト<6379.T>が後場急騰。同社は14日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を116.0億円(前期比6.8%増)に、年間配当予想を91円(前期も91円)にすると発表した。

 引き続き日常保全工事、定期修理工事、改修工事など従来のメンテナンス工事の受注拡大に加え、閉鎖製油所の将来設備計画や検討段階からの積極的参入、建設工事までの対応や、一般化学、電子材料などの半導体に関わる高機能製品製造プラント、太陽光発電を始めとしたカーボンニュートラル案件など、事業環境の変化に対応した取り組みによる新規工事の受注確保に努めるとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は108.6億円(前の期比8.9%増)だった。メンテナンス分野では主に定期修理工事により、エンジニアリング分野では主に中小規模工事により、受注高、完成工事高ともに増加したことが寄与した。

 また、25.3期の期末配当を従来予想の40円に対し56円(前の期は105円)に決定したことも発表した。年間配当は75円→91円(前の期は135円)となる。

 同社は併せて株主優待制度の導入も発表しており、そちらも好感されている。

★14:32  レイズネクスト-後場急騰 株主優待制度を導入 株主優待ポイントを贈呈
 レイズネクスト<6379.T>が後場急騰。同社は14日14時に、株主優待制度を導入すると発表した。2025年9月末日以降、毎年3月末日および9月末日の株主名簿に、4単元(400株)以上保有する株主を対象に、保有株式数に応じた株主優待ポイントを贈呈する。なお、継続保有年数が1年以上の株主は初年度の1.1倍、2年以上保有の場合は初年度の1.2倍の株主優待ポイントを受け取ることができる。

 株主優待ポイントは、株主限定の特設ウェブサイト「レイズネクスト・プレミアム優待倶楽部」において、お米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品、選べる体験ギフトなど、5000種類以上の商品から好みの商品を選択できるとしている。


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