前場コメント No.6 富士通、フィックスタース、DDグループ、ジグザグ、SIGG、AnyMind

2025/05/19(月) 11:30
★9:33  富士通-大和が投資判断を引き下げ  構造改革一服し、AI主導の成長目指すと予想
 富士通<6702.T>が反落。大和証券では、構造改革一服し、AI主導の成長目指すと予想。投資判断は「1(買い」→「2(アウトパフォーム)」に引き下げ、目標株価は3600円→3700円に引き上げた。

 大和では、当面の利益成長は中核・継続事業たるサービスソリューションの利益率向上が牽引するとみている。大和予想は26年3月期の売上収益を下方修正し、前期比2.4%減収(継続事業ベース)の3兆4650億円とした。セグメント毎に見ると増収はグローバルとリージョンズJapanのみで国内IT需要が牽引するとした。一方、海外向けITサービスは未だ構造改革中・現地景況厳しく減収を予想。またハードとユビキタスは需要のクラウド移行から構造的な減収が続くとみている。営業利益は同39.2%増益の3690億円予想している。

★9:36  フィックスターズ-急騰 量子研究、5カ国と連携へ 首相表明=日経
 フィックスターズ<3687.T>が急騰。19日付の日本経済新聞朝刊は、石破茂首相が18日、量子研究の国際的な共同研究を推進するため2025年中に新たに5カ国と連携協定を締結すると表明したと報じた。
 
 記事によると、すでに締結済みの米国とは「システム開発やサプライチェーン(供給網)の強化など具体的な連携を進める」と語ったという。また、首相は「5月末に政府の量子戦略を抜本的に強化していく」と明言したほか、25年を「量子産業化元年」と位置づけると説明したとしている。
 
 報道を受け、同社のほか、日本ラッド<4736.T>、エヌエフホールディングス<6864.T>など量子コンピューター関連銘柄に買いが入っている。
 

★9:36  DDグループ-反発 4月度の既存店売上高5%増
 DDグループ<3073.T>が反発。同社は16日、4月度の既存店売上高は5.1%増だったと発表した。客数は同1.6%減、客単価は同6.9%上昇となった。

★9:37  ジグザグ-反発 訪日外国人観光客の購買体験を支援するソリューションパッケージを発表
 ジグザグ<340A.T>が反発。同社は19日9時、訪日外国人観光客の購買体験を「旅マエ(訪日前)」「旅ナカ(旅行中)」「旅アト(帰国後)」の3ステージで一貫して支援するソリューションパッケージを発表した。
 
 旅マエ段階でのGoogleビジネスプロフィールの最適化を含むインバウンド向け店舗誘導最適化サービス「インバウンドナビ」は、トライハッチ(東京都新宿区)との業務連携による特別プランとして始動。旅ナカでは「旅ナカクリック」、旅アトでは「WorldShopping BIZ」のリピート購入支援により、訪日客との接点最大化とLTV向上を支援するとしている。

★9:41  SIGグループ-急騰 「e-messe kanazawa 2025」に出展し作業者解析AIシステムなどを紹介
 SIGグループ<4386.T>が急騰。同社は16日、5月23日~24日に石川県で開催される第40回いしかわ情報システムフェア「e-messe kanazawa 2025」に出展すると発表した。
 
 同展示会では、同社の業務提携先であり、先端AI技術を得意とするコーピー(東京都千代田区)と共同で、作業者解析AIシステムを紹介するほか、混雑状況可視化システム「コミナビ」の展示も行うとしている。
 

★9:43  AnyMind-大幅安 前日比10%安で寄り付く 一時19%安
 AnyMind Group<5027.T>が大幅安。制限値幅の下限が拡大されたきょうは、前日比10%安の555円で寄り付いた。

 同社は14日に、25.12期通期の連結業績予想を下方修正すると発表。これが嫌気され15日~16日にかけて2営業日連続でストップ安比例配分で取引を終えていた。きょうは基準値段616円に対し、ストップ安は216円となる。一時500円(前日比19%安)まで下げる場面がみられた。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,489.23 -264.49
TOPIX 2,737.60 -2.85
グロース250 716.21 +2.37
NYダウ 42,654.74 +331.99
ナスダック総合 19,211.10 +98.78
ドル/円 145.22 -0.42
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ