前場コメント No.6 ルネサス、Dガレージ、Finatext、ナレルG、イチケン、Sansan
★10:03 ルネサス-反落 ウルフスピードが破産申請を準備と伝わる
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が反落。半導体製品メーカーの米ウルフスピードが数週間以内に破産申請する準備を進めていると報じられたことが嫌気されているもよう。
ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が20日に、事情に詳しい関係者の話として伝えた。報道を受けてウルフスピードの株価は時間外で足元60%を超える下落となっている。
同社は2023年7月に、ウルフスピードとのウェハの供給契約および20億米ドルの預託金提供を発表していた。ウルフスピードが破産申請するとの観測報道を受けて、同社への影響を懸念した売りが出ているようだ。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が反落。半導体製品メーカーの米ウルフスピードが数週間以内に破産申請する準備を進めていると報じられたことが嫌気されているもよう。
ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が20日に、事情に詳しい関係者の話として伝えた。報道を受けてウルフスピードの株価は時間外で足元60%を超える下落となっている。
同社は2023年7月に、ウルフスピードとのウェハの供給契約および20億米ドルの預託金提供を発表していた。ウルフスピードが破産申請するとの観測報道を受けて、同社への影響を懸念した売りが出ているようだ。
★10:23 デジタルガレージ-プラス転換 決済プラットフォーム「NESTA」が通信料金の決済処理に導入
デジタルガレージ<4819.T>がプラス転換。同社は21日10時、同社子会社で決済事業を手掛けるDGフィナンシャルテクノロジーとauフィナンシャルサービス(東京都港区)が共同で開発を推進している次世代決済プラットフォーム「NESTA」について、au/UQ mobile通信料金の決済処理システムへの2025年内導入開始が決定したと発表した。
まずはKDDI<9433.T>において、au/UQ mobile 通信料金の決済処理システムに「NESTA」を導入し、情報漏洩リスクやサービス拡張にかかる工数を軽減することにより、セキュリティ強化および収納業務の生産性向上が期待されているという。今後KDDIグループ内のさまざまなサービスやグループ外の法人企業へ向けた導入も検討が予定されているとしている。
デジタルガレージ<4819.T>がプラス転換。同社は21日10時、同社子会社で決済事業を手掛けるDGフィナンシャルテクノロジーとauフィナンシャルサービス(東京都港区)が共同で開発を推進している次世代決済プラットフォーム「NESTA」について、au/UQ mobile通信料金の決済処理システムへの2025年内導入開始が決定したと発表した。
まずはKDDI<9433.T>において、au/UQ mobile 通信料金の決済処理システムに「NESTA」を導入し、情報漏洩リスクやサービス拡張にかかる工数を軽減することにより、セキュリティ強化および収納業務の生産性向上が期待されているという。今後KDDIグループ内のさまざまなサービスやグループ外の法人企業へ向けた導入も検討が予定されているとしている。
★10:25 Finatext-SBIが投資判断引き下げ 現状の株価やバリュエーションを考慮
Finatextホールディングス<4419.T>が大幅反落。SBI証券では、現状の株価やバリュエーションを考慮。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、目標株価は1300円→1550円へ引き上げた。
SBIでは、今期は明確なけん引役が複数あることから計画超過達成を見込む。一方、フロー収益に起因する業績のボラティリティや不確実性は常に念頭に置く必要があるとし、来期以降は現時点では新中計以下の成長率を想定している。悪材料はなく見通しは至って明るいと感じているものの、現状の株価やバリュエーションを鑑みて投資判断を引き下げた。
Finatextホールディングス<4419.T>が大幅反落。SBI証券では、現状の株価やバリュエーションを考慮。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、目標株価は1300円→1550円へ引き上げた。
SBIでは、今期は明確なけん引役が複数あることから計画超過達成を見込む。一方、フロー収益に起因する業績のボラティリティや不確実性は常に念頭に置く必要があるとし、来期以降は現時点では新中計以下の成長率を想定している。悪材料はなく見通しは至って明るいと感じているものの、現状の株価やバリュエーションを鑑みて投資判断を引き下げた。
★10:36 ナレルG-5日ぶり反落 4月の建築ソリューション事業の稼働率は93% 前月比では低下
ナレルグループ<9163.T>が5日ぶり反落。同社は20日、24月度のKPIを発表した。同月の建築ソリューション事業の稼働率(研修生除く)は92.9%だった。前月比では0.8ポイント低下した。ITソリューション事業(同)は91.0%で、前月比では4.1ポイント低下した。
ナレルグループ<9163.T>が5日ぶり反落。同社は20日、24月度のKPIを発表した。同月の建築ソリューション事業の稼働率(研修生除く)は92.9%だった。前月比では0.8ポイント低下した。ITソリューション事業(同)は91.0%で、前月比では4.1ポイント低下した。
★10:43 イチケン-急騰 マルハンが1株で3500円でTOB 上場は維持
イチケン<1847.T>が急騰。同社は20日、筆頭株主のマルハン(京都市上京区)が実施する同社株の公開買い付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明し、TOBに応募するかは株主の判断に委ねると発表した。
TOBの買付価格(普通株式)は1株につき3500円、普通株式の買付予定数および上限は56万0800株で、下限はない。2025年12月上旬頃をめどに公開買付けを開始することをめざす。買付期間は5月21日~6月24日。なお、上場廃止を企図するものではない。
イチケン<1847.T>が急騰。同社は20日、筆頭株主のマルハン(京都市上京区)が実施する同社株の公開買い付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明し、TOBに応募するかは株主の判断に委ねると発表した。
TOBの買付価格(普通株式)は1株につき3500円、普通株式の買付予定数および上限は56万0800株で、下限はない。2025年12月上旬頃をめどに公開買付けを開始することをめざす。買付期間は5月21日~6月24日。なお、上場廃止を企図するものではない。
★10:43 Sansan-野村が目標株価引き下げ Bill Oneの成長率見通しを修正
Sansan<4443.T>が急落。野村証券では、Bill Oneの成長率見通しを修正。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を2800円→2500円に引き下げた。
野村では、25.5期3Q時点の受注動向をみると、Bill One事業が苦戦していると指摘。同社の営業体制は複数チームからなり、チームごとに営業先、顧客へのアプローチの仕方が異なっているが、近年需要が旺盛だったこともあり、人員の適正配置、教育体制面での対応が後手に回り、営業効率が低下したとみている。速やかに対応策を行い、徐々に改善効果が出てきている段階であることを踏まえ、野村では25.5期4Qから26.5期にかけてのBill One有料契約件数の純増ペースを従来予想比で引き下げた。Sansan事業は受注高、実績ともに据え置いている。
Sansan<4443.T>が急落。野村証券では、Bill Oneの成長率見通しを修正。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を2800円→2500円に引き下げた。
野村では、25.5期3Q時点の受注動向をみると、Bill One事業が苦戦していると指摘。同社の営業体制は複数チームからなり、チームごとに営業先、顧客へのアプローチの仕方が異なっているが、近年需要が旺盛だったこともあり、人員の適正配置、教育体制面での対応が後手に回り、営業効率が低下したとみている。速やかに対応策を行い、徐々に改善効果が出てきている段階であることを踏まえ、野村では25.5期4Qから26.5期にかけてのBill One有料契約件数の純増ペースを従来予想比で引き下げた。Sansan事業は受注高、実績ともに据え置いている。
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