後場コメント No.3 三桜工、丸井G、三井金、ニデック、村田製、精工技研

2025/05/21(水) 15:30
★13:23  三桜工業-3日ぶり反発 未定だった年間配当予想は28円 前の期並み
 三桜工業<6584.T>が3日ぶり反発。同社は20日、未定としていた26.3期の年間配当予想を中間14円、期末14円の合計28円にすると発表した。いずれも前の期並みとなる。

★13:25  丸井G-みずほが目標株価引き上げ 新たな成長戦略と高水準の還元を評価
 丸井グループ<8252.T>が5日ぶり大幅反発。みずほ証券では、消費者の「好き」を捉える新たな成長戦略と高水準の還元を評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を2900円→3450円に引き上げた。

 みずほでは、金利上昇が続いていることから経常利益および当期利益予想を下方修正した。一方で26.3期中にリボ・分割手数料率の引き上げを予定しており、今後は利益水準が改善すると見込む。また、明確な資本政策により高水準の株主還元を行っている点を高く評価するスタンスに変更はないとした。中期計画ではフィンテックを中心とする「好き」を応援するビジネスにフォーカスする方針が掲げられており、今後の進ちょくに注目としている。

★13:48  三井金属-3日ぶり反発 新中計を策定 28.3期のROE14%めざす
 三井金属<5706.T>が3日ぶり反発。同社は21日13時30分、26.3期から28.3期の中期経営計画「25中計」を策定したと発表した。
 
 数値目標として、28.3期の売上高は6500億円(25.3期は実績値で7123億円)、経常利益は700億円(同764億円)、ROEは14%をめざす。25中計期間は、22中計期間の約2.5倍の成長投資を実施。株主還元は、「累進配当方針」を採用し、DOEを3.5%(22中計では3.0%)をめどに引き上げるとしている。

★14:04  ニデック-もみ合い インドで車載モーター向け生産棟建設 26年秋完成=日経
 ニデック<6594.T>がもみ合い。日本経済新聞電子版は21日14時01分に、同社がインド西部ラジャスタン州にある「ニムラナ工場」で車載部品を製造する新棟の建設を開始したと報じた。

 記事によれば、同工場内では3棟目の建屋で、ハンドルやブレーキなどの電装部品に組み込む小型モーターを生産するという。総投資額は100億円。2026年9月の完成をめざすとしている。

★14:06  村田製作所-反発 パワー半導体向け新温度センサー 高電圧対応、EV向け=日経
 村田製作所<6981.T>が反発。日本経済新聞電子版は21日14時に、パワー半導体の温度を測る電子部品「サーミスター」の新モデルを開発したと報じた。

 記事によれば、部品の一部を絶縁性がある合成樹脂で覆う独自構造とし、高い電圧がかかる場所で使っても正確に温度を計測できるようにしたという。電気自動車(EV)向けの需要を見込むとしている。

★14:13  精工技研-丸三が目標株価引き上げ 現状の株価水準は割安感が強い
 精工技研<6834.T>が3日ぶり反落。丸三証券では、業績モメンタムの強さを考慮すれば、現状の株価水準は割安感が強いと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を6200円→7000円と引き上げた。

 26.3期通期会社計画は売上高220億円(前期比+10%)、営業利益30億円(同+6%)。光製品部門の同社製品に対する引き合いは強く、堅調な需要が継続する見込み。自動車関連の成形品販売は関税影響などで不透明である点などが織り込まれている。
 丸三では、26.3期は光コネクタ自動研磨装置の拡販が加わり、収益性の高い光製品部門のさらなる業績伸長を予想。業績モメンタムの強さを考慮すれば、現状の株価水準は割安感が強いとみている。


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