後場コメント No.2 日清食HD、フジHD、enish、ヤマダHD、Fusic、ストライク

2025/06/03(火) 15:32
★12:58  日清食品HD-底堅い 中国で「内陸シフト」 デフレ下で即席麺伸び=日経
 日清食品ホールディングス<2897.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は3日12時03分に、同社が中国内陸部の営業を強化すると報じた。

 記事によれば、デフレ圧力が強まるなかでも、低価格の即席麺の売れ行きは底堅いという。工場建設などで人口流入が期待できる地方都市を開拓し、新たな成長源を育てる狙いだとしている。

★13:10  フジHD-反落 フジテレビ系列局で11億円の所得隠し指摘=読売
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が反落。読売新聞オンラインは3日5時、フジテレビ系列のNST新潟総合テレビが、関東信越国税局から24.3期までの6年間で、計約11億円の所得隠しを指摘されていたことが関係者の話でわかったと報じた。
 
 記事によれば、同国税局は、NSTが実際にはコマーシャル(CM)を作っていないにもかかわらず、CM制作費として架空の経費を計上するなどしていたと認定したもよう。重加算税を含め法人税計約4億円を追徴課税したようだ。民放テレビ局がCM制作を巡って国税当局から不正を指摘されるのは極めて異例としている。

★13:13  enish-反発 新作パズルゲーム 「声優どうぶつ園ボイスフル」プロジェクトが始動
 enish<3667.T>が反発。同社は3日13時、2025年夏にリリース予定の新作スマートフォン向けパズルゲーム「声優どうぶつ園ボイスフル」プロジェクトの始動を発表した。
 
 同プロジェクトは、出演声優全員が大手声優事務所「81プロデュース」所属という包括的な取り組みを行う初の試みとなるという。今後、より深い取り組みも検討しており、参加声優自らコンテンツをプロデュースし、楽しさを提供するといった新たなエンターテインメント体験の創出をめざすとしている。

★13:23  ヤマダHD-SMBC日興が目標株価引き上げ 在庫水準健全化と自社株買いに期待
 ヤマダホールディングス<9831.T>が反発。SMBC日興証券では、まずは在庫水準の健全化、継続的な自社株買いに期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を490円→500円に引き上げた。

 同社は中長期的な健全なリベート確保のためにも在庫の削減に努めてきたが、着実に推進中とし26.3期も継続していく方針。また、同社は中計に則り、25.3期本決算発表と同時に自社株買い上限200億円の実施を発表した(中計では5カ年累計で1000億円の実施を見込む)。SMBC日興では、従来同業他社比でバリュエーションが低位であることが同社の課題であったと指摘。一方で、今後は健全なバランスシートを形成し、持続的に還元強化できれば、徐々にバリュエーションの是正につながるとみている。

★13:28  Fusic-4日続伸 新たなブランドスローガンを発表
 Fusic<5256.T>が4日続伸。同社は3日13時、新たなブランドスローガン「OSEKKAI × TECHNOLOGY」を定めたと発表した。

 同社が掲げるミッション・ビジョンに立ち返り「私たちは世の中に対して何を成すのか」といった意思や約束を改めて定義した。「おせっかい」をブランドスローガンとして世の中に発信し、同社を象徴する共通言語として広めるとしている。

★13:33  ストライク-底堅い 新たな連携を生み出すためのイベント「S venture Lab.」を開催
 ストライク<6196.T>が底堅い。同社は3日13時、スタートアップと事業会社の新たな連携を生み出すためのイベント「S venture Lab.」を開催すると発表した。
 
 スタートアップとの協業を目指す7社の事業会社が登壇し、それぞれの具体的な協業ニーズや事業の方向性についてプレゼンテーションを行うという。同イベントは、事業会社が自らの課題やニーズを共有することで、スタートアップとのマッチングを促進することを目的としている。スタートアップにとっては、事業会社との連携の可能性を探る絶好の機会であり、事業会社にとっても新たなパートナーシップを築く場となるとしている。


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