後場コメント No.2 INC、あさひ、川重、、クオールHD、トスネット、シチズン

2025/06/23(月) 15:30
★13:08  INCLUSIVE-後場プラス転換 「圃場DX」取り組み自治体が110市町村を突破
 INCLUSIVE<7078.T>が後場プラス転換。同社は23日12時、子会社で衛星データコンサルティングを展開するLAND INSIGHTが提供する農業行政の現地調査支援サービス「圃場(ほじょう)DX」について、今年度の導入および実証事業に参加した自治体の合計が110市町村を超えたと発表した。
 
 同サービスは、今年度より全国展開を本格的に開始し、同日時点での取り組み自治体数は、全国38道府県にわたる110市町村までに拡大。これは昨年度比で約500%の大幅な増加となるとしている。

★13:11  あさひ-後場マイナス転換 1Q営業益11%減 増収もコスト増などが響く
 あさひ<3333.T>が後場マイナス転換。同社は23日13時、26.2期1Q(2月21日~5月20日)の営業利益は32.7億円(前年同期比10.8%減)だったと発表した。市場コンセンサスは41.0億円。

 増収となったものの、賃金引き上げや新規出店、基幹システムランニングコストなどの影響により、減益着地となったとしている。

★13:12  川崎重工業-4日ぶり反発 パナソニックとルーマニアで水素事業 政府が支援=日経
 川崎重工業<7012.T>が4日ぶり反発。日本経済新聞電子版は23日13時07分、同社とパナソニックホールディングス<6752.T>がルーマニアで水素を活用した脱炭素事業に乗り出すと報じた。
 
 記事によれば、引き出し期限が迫る総額285億ユーロ(約4兆8000億円)の同国向け欧州連合(EU)基金を活用するほか、経済産業省なども財政支援するようだ。再生可能エネルギーの導入拡大に合わせ、日本企業が強い環境技術を売り込むとしている。

★13:18  クオールHD-5日続落 KDDIとローソン店舗でオンライン服薬指導のサービス開始
 クオールホールディングス<3034.T>が変わらず挟み5日続落。同社は23日13時、KDDI<9433.T>と、ローソン店舗でオンライン服薬指導が受けられる新たなサービスを開始すると発表した。
 
 KDDIが提供する次世代リモート接客プラットフォームでは自身のスマートフォンやパソコンを用いることなくオンラインで同社が提供する服薬指導を受けることが可能になる。これまでオンラインサービスの利用が難しかった患者さまをはじめ、様々な患者にとって身近なアクセスポイントであるローソン店舗で、服薬指導を誰でも気軽に受けられるようになることとなり、新たな顧客体験の提供を実現するとした。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。
 

★13:33  トスネット-もみ合い AI活用した「退職予測モデル」の共同研究を開始
 トスネット<4754.T>がもみ合い。同社は23日13時、straya(東京都新宿区)と、AIを活用した退職予測モデルの共同研究を開始したと発表した。
 
 同研究では、strayaの警備業界特化SaaS「くもかん」を通じて蓄積したビッグデータを学習させたAI「退職予測モデル」を用いる。社員の勤務状況の分析などにより、社員の定着率向上、「退職予測モデル」の精度向上をめざすとしている。

★13:40  シチズン-大和が目標株価引き下げ 懸念材料も生じつつあるが株主還元が支えに
 シチズン時計<7762.T>が3日続落。大和証券では、懸念材料も生じつつあるが株主還元が支えになると予想。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を950円→900円に引き下げた。

 大和では、減益局面であることなどを考慮し、PERはヒストリカルレンジ10~15倍の下限近辺を適用した。他方、高い配当利回りからは株価のダウンサイドも限定的な印象とコメント。26.3期は減益ながらも増配計画であること、26.3期からの新中計の還元方針ではDOE5%以上を掲げていることから、累進配当の明言はないものの安定かつ可能な限りの増配維持への意欲が感じられるとしている。


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